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pandameさん
(40代)
元々はNISA、iDeCoを検討しておりましたが、FPさんにこちらの商品を勧められました。
・長期(最低20年)で考えればNISA等よりも利益が出る可能性が高い
(最低でも6%で運用可能)
・少額ずつ受け取れば非課税
・主人や私に何かあった時一番困るのは介護状態になった時であり、そこをカバーしつつ資産を増やしていくことが可能な商品である。
といった風なお話があり「なるほどな」と思ったのですが、商品について自分なりに調べてみたところ悪い口コミの方が圧倒的に多く、何万円か支払ってでも早期に解約したという方もおり、どうしたものかと悩んでおります…。
評価が低い理由としては手数料が高いという点をあげている方が多かったです。
「保険で資産運用すべきでない」という話はよく聞きますが、この手数料の部分がそう言われる大きな理由なのでしょうか…?
ただ、自分で株買って運用するといったようなことは正直出来そうにないので、そこは仕方がない部分なのかなと思ったり…。
銀行に預けて置いても増えてはいかなしいこのまま何もせずにいるよりは…と思います。
ただ、FPさんが仰られたように本当に長期で見れば増えていく(安心な)ものなのか
(勿論「絶対」ということはないというのはわかっています。)
「介護保険」は本当に必要なのか
NISAやiDeCoよりも優れた商品なのか
ズバリ、加入するべき商品なのか
アドバイスいただければ幸いです。
保険、運用についての知識がほとんど無いので文章におかしな部分があるかと思いますが…よろしくお願いいたします。
補足投稿
たくさんの専門家の皆様からのアドバイス、大変参考になりました!
こちらでまとめてのお礼で申し訳ありません。
とりあえず、今回のお話はいったん白紙にさせていただきました。
オンラインセミナーなんかも今はたくさんあるようなので、そういったものを利用してり、自分なりにもう少し勉強をして、納得いくものを選んでいきたいと思います。
こちらで相談して、流されず踏み止まることができて良かったと思います!
本当にありがとうございました。
プランナーの回答(11件)

pandameさん、こんにちは。
ネットや本の情報はあまり気にされないほうがいいです。保険業界は1年で半分、3年で90%が売れずに消える業界です。ですから保険業界を恨んでいる人間がたくさんいます。銀行マンや証券屋であれば保険は否定するでしょうし、保険屋でも外貨建てや変額保険等自分の取り扱いのない商品のことはオススメはしないでしょう。
銀行員21万人、証券屋33万人、保険屋123万人、そしてFPは80万人、その中で証券屋として独立して活動するための資格をIFAというのですがそれが4,500人と言われております。ですから恐らく貴女が相談されたのは保険屋かと思います。
保険屋で外貨も変額を販売できる資格があり、年金系と証券屋の販売するための資格もあり両方の販売をしている私の考えですが、
投資物と保険との違いは、税金的にとか手数料がとか色々意見もありますがそんな難しいことより、積立途中で亡くなってもゴールとして設定した金額はもらえるのが保険の最大のメリット!だけで考えてみましょう。
毎月1万円を20年(年金受給まで)積み立てるとして、1万円×12ヶ月×20年=240万円ですが、積立を初めて翌月亡くなれば口座にあるのは1万円だけです。保険なら死亡保険金1,000万円を受け取ることが可能です。このメリットをどう考えるかです。別に自分が亡くなったとしても誰も経済的に困らない、ということであれば保険である必要はありません。
私は家内は某大手会社の社員ですし、子供も社会人として独立しております。私が死んでも経済的に誰も困りませんし、私の死亡保険金を私が受け取ることは出来ませんので、そういう私からすれば保険の最大のメリットはあまり意味がありません。
しかしこれを20年前の子供が小さかった頃で考えてみましょう。家内は保険屋ではありませんし、投資経験もありません。家内に選択をさせれば私に保険に加入するよう促すでしょう、途中で私が亡くなってもゴール金額が全部受け取れるわけですから当然の選択でしょう。旦那さまを被保険者にして某社介護付変額保険を検討するという選択がこの事例ですね。特にお子様が小さいうちはこういう意味で保険が有効です、稼ぎ手に何かあっても進学資金は確保されているわけですから。
証券口座の赤字率を金融庁が発表しているのでそれもご確認ください、大半が口座を開設して試しに1回くらいやってみておしまい、の赤字放ったらかし塩漬けだらけです。上場会社3,800社、投資信託数6,000本の中から自分でうまく増やせるものを本当に選べますか?変額保険なら10本程度からの選択です。
2022-06-26
9

pandame様
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
変額保険とNISA(つみたてNISA)・iDeCoについてのご質問ですね。
まず手数料の面を先にお話すると、手数料は預けたお金(支払った保険料)を運用してもらうための費用です。
自分で全て行えば安いですが、ある程度お任せするのであればそれなりにお金がかかります。
これは投資信託等の運用に限らず色んなサービスでも同様のことです。
また、投資信託系では大きく分けて「インデックス」と「アクティブ」とに分けることが出来ます。
インデックス:過去の推移を参考にして運用する
アクティブ:かかの推移に加え将来の推移を各種データ等から予測し運用する
つまりはアクティブ型の方がより手間をかける分だけ手数料は高くなります。
ネット証券などは確かに手数料は安いです。ただ直接の相談相手もいませんし(最近はAIでの診断が主流になりつつあります)、窓口系証券会社等からであればそれなりの手数料はかかります。
次に、NISA(含、つみたてNISA)・iDeCo・変額保険はいずれも同様の投資信託商品(預けたお金を増やすために運用する商品)で運用するケースが多いです。
いずれも投資信託商品を販売(言い換えるとお金を実際に運用)する会社が色々と株式などの割合を変えながら運用していくので、運用会社への支払手数料はほぼ変わりません。
ただ、大きく違うのは変額保険は保険本来の機能(万が一の保険金)に回す分(確実に保険金を払うために別途貯めておくお金、法律で決められているものになります)があるので、単純に運用だけで言えばNISAやiDeCoよりも運用に回るお金が少ないといえます。
さて、これらを踏まえて
・長期(最低20年)で考えればNISA等よりも利益が出る可能性が高い(最低でも6%で運用可能)
⇒まったく同じ運用をするのであればNISAの方が貯まります。また最低でも6%はあくまで過去の実績に基づいてでしょうか?しかしなぜ6%と言ったのかは疑問ですが(最低はpandame様のご認識の通り元本保証はないので誤りですし、過去の実績でいえば外国株式系で10%弱になります)。
・少額ずつ受け取れば非課税
⇒このような面倒な受け取り方は通常しませんしNISAやiDeCoの利益分非課税に対する言い訳でしょう。通常は生命保険料控除枠のご案内や、分割受取については、するとすれば10年間分割で年金の形で受け取る方法です。
・主人や私に何かあった時一番困るのは介護状態になった時であり、そこをカバーしつつ資産を増やしていくことが可能な商品である。
⇒一番困るのは介護に限りません、お亡くなりになっても大きな病気(がんなどの三大疾病など)でもお金がかかる一方で収入面で減少します。
pandame様が要介護や障害認定になるようなことへも備えておきたいとお考えならありです。
なお、変額保険では三大疾病への備えが出来るものもあります。
正直、ご案内されているFPさんは知識面で少々厳しいor契約したい一心かのいずれかのようには感じます。
確かにネットの評判は変額保険は株式投資と並んで悪評が多いですね。
ただ、私に言わせれば「保険」ですが「貯蓄に関しては元本保証がない株式等での運用商品」です。
良い時は大きく増えますし、悪い時(ブラックマンデーなどの株価暴落等)に解約すればマイナスにもなります。
また、保険商品は10年未満での解約はマイナスになる傾向が高い商品です、中長期で見て頂かないと増えにくいのです。
そういった点を踏まえず、また正しい情報を得ずに書き込んでいる人が正直多いです。
中長期で運用することで良い時期悪い時期も平均化していき(ドルコスト平均法といいます)安定度が増していきます、これはつみたてNISA・iDeCoも同じです。
※NISAは短中期運用なので、その意味では変動リスクは多少大きいといえます。
色々と書かせて頂きましたが、
・pandame様が万が一の際の保障(死亡、介護などのへの備え)も欲しいか否か?なお、万が一の保障対象が広いほど貯蓄に回る分は少なくなります。
・pandame様ご自身で多種多様の投資信託商品の中から選べるかどうか?(アドバイスしてくれる方がいれば別です、またAI機能を使うのも過去の実績を踏まえているので良い手法の一つです)
またスイッチングという途中で運用先を変更する場合、
・変額保険・iDeCoは過去の分も含め全て切り替えられる
・NISA(つみたてNISA)はこれから貯める分を変更できる
といった違いもあります。
また積立途中でお金が必要になってもiDeCoは解約は原則不可です。
上記を踏まえて、保険機能は不要で多少時間がかかっても投資信託商品の選択が可能ならつみたてNISAやiDeCoが良い。
と思います。
一口に資産形成といってもそれぞれ欲しい機能(保障)もあるでしょうし、増えなくてもいいから元本保証を求めるなら銀行や日本国債が良いです。
しっかりと違いをご理解された上で、ご選択されることをお勧めします。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2022-06-26
8

pandameさま、ご質問ありがとうございます。
変額保険は、投資信託などと比較した場合、保険契約関係費などコストが余分に発生するため運用効率はよくありません(信託報酬については同じ投資信託であれば変額保険の方が安いです)。
ですから、純粋な資産運用が目的で、運用効率をよくしたいなら、変額保険よりもつみたてNISAなどを選んだ方がいいのかも知れません。
ご存知の通り、変額保険には保障機能があります。
万が一の際の保障は確保しながら資産運用を行える点が大きなメリットです。
また、もしも介護状態になって保険金を受け取る際には非課税で受け取ることができます。
万が一お亡くなりになった時には、生命保険であれば、受取人が請求すればすぐに受取人に対して保険金が支払われますが、投資信託ではそういうわけにはいかず、遺産分割協議書や被相続人の出生からの戸籍謄本などの提出が必要になったりと非常に煩雑な手続きとなります。
また、投資信託などで自分自身でファンドを選択することが難しいと感じる資産運用初心者であれば、保険会社が推奨するファンドから商品を選択できることはメリットだと思います。
ご参考になれば幸いです。
2022-06-26
6

pandameさん、ご質問ありがとうございます!
この議論はよくされていますね!
ズバリ目的にあっていればご加入するべきだと思います!
私は加入しております!
選ぶ運用先によってパフォーマンスも期待感はあります。
また、iDeCoやNISAと比べるならユニットリンク介護保険ではなく変額個人年金だと思います!
iDeCo・NISA・変額保険・変額個人年金保険、どれをとっても一長一短です。
そこを踏まえてpandameさんにとって一番安心できる商品を選ばれることをお勧めします!
セカンドオピニオンで他のFPに相談することもお勧めします!
きっと新しい発見があると思います!
ご参考になりましたら幸いです!
2022-06-26
5

pandameさん
老後資金を貯めるのが目的ですか?
YESならiDeCoを優先的に始めましょう。
但し、余力があるなら、一般NISAで積立投資もしてください。
死亡保障や介護保障も必要でしょうか?
YESならおすすめされている変額保険の加入で問題ありません。
但し、変額保険の方が増えるという案内をされていらっしゃるなら、それは正しくない案内ですので、FP資格を持っていたとしてもFPと呼べない方ですので、お勧めしてきた方から加入するのは、やめてくださいね。
ネットの口コミも信じないでくださいね。iDeCoやNISAと比較するのがそもそもおかしな話でして、生命保険、すなわち、保障が必要で保険金額の増額を期待するなら変額保険が相応しい商品です。
保障が必要なく、積立投資が目的でしたら、①iDeCo②一般NISA積立となります。つみたてNISAでも大丈夫ですが、一般NISAと違い、債券型の投資信託に分散投資できない点がデメリットです。
私は、以下を全て行なっています。
・iDeCo
・一般NISA積立
・特定口座投信積立
・変額個人年金保険
・外貨建個人年金保険
・変額保険
それぞれにメリットがありますので、何かが良くて何かはダメという偏った情報は、ライフプランや収入、家族構成を無視した金融ライセンスの無い専門家ではない方々ですので、鵜呑みにしないでくださいね。
2022-06-27
5

シンプルにお答えすると、私は変額保険は勧めないし、加入もしません。
私自身、保険と投資は別にしています。
2022-06-26
3

はじめまして。横山と申します。
私は保険や投資のアドバイスをしていますが、pandameさんが出会われたようなFPさんが多くてとても悲しく思っています。
結論から言いますと、そのFPさんは信用すべき方ではありません。
変額保険で「最低でも〇%で運用可能」と言ってしまうのは、「断定的情報の提供」という法律違反です。もちろん、その方が「そんな発言したか」を認めることはないと思いますすが、個人的には、お客様にそう感じさせてしまった時点でFPや保険営業失格だともいます。
残念ながら、保険会社の変額保険の研修でも、「〇%くらいで運用できるのは確実」と勘違いさせかねない内容になっているのを聞いたこともあります(研修終了直後に、保険会社の担当者に注意喚起しました)。
ユニットリンクが優れた商品かどうかは、それぞれの方がどのように考えているかで決まります。
悪い口コミも、保険を売り込むFPや担当者が資産運用のことを理解できていないケースがほとんどだと思います。
迷っておられるなら、一旦、加入は見送るべきです。
その上で、他の「保険だけでなく、投資に詳しい専門家」に相談することをおすすめします。
少なくとも私であれば、「保険と投資は別にする」のを基本として、お客様の投資に対する考え方をおうかがいしながら、変額保険が選択肢に入るかどうかを考えていきます。
参考になりましたら幸いです。
2022-06-26
3

pandameさん、こんにちは。
株式会社ベストステージの山﨑と申します。
正直どちらも一長一短です。
pandameさん自身の考え方や、環境などによってどちらを選べばベストであるか?が決まると思います。
変額保険は手数料が高いと仰る方が多いですが、結局のところ保障もあって、お金が増えれば良いのではないでしょうか?iDeCoやNISAが悪いと言っているわけではありますせん。どちらもすばらしい商品(仕組み)だと思っています。
事実私はどちらもやっています。いわゆる分散投資というやつです。
うちの子供の変額保険の場合、6年前に初めて(毎月5千円の保険料)既に5万円~10万円の益が出ています。
当然短期運用のつもりはないので、中長期を考えての加入です。
なのでpandameさんの事を理解してくれる、また信用できるプランナーさんとよくディスカッションすことをおすすめします。みんなが言ってるからそうしようではなく、pandameさんがどうしたいかを見つけることです。
2022-06-27
2

pandameさん
ご質問の内容拝見させていただきました。
FPさんのおっしゃっていることは確かです。
悪い口コミに惑わされ、本来のご自身の目的を見失うと馬鹿を見ます。
今一度ご自身の目的を明確にしていただきたく思います。
単純に短期間で資産運用がしたいのなら株式
長期で試算運用したいのならNISA、iDECO
保障が必要で、万が一のことが起こらないことも想定してその時に無駄にならないよう、貯蓄型の保険で
資産形成も兼ねて保障を準備する、
その場合、変額保険は素晴らしいパフォーマンスを発揮する可能性が高いです。
一番の問題は資産形成と保障は違うということです。
ちなみに私は
変額保険で保障を持ちつつ、積立NISAで資産運用しています。
2022-06-27
2

pandameさん、こんにちは。
しばらく前の投稿のようですが、参考となるようにコメント寄せさせていただきますね。
以下4点について、回答させていただきます。
・アクサのユニットリンク介護保険を選ぶべきか一般的なこと
・「介護保険」は本当に必要なのか
・NISAやiDeCoよりも優れた商品なのか
・評価が低い理由は手数料が大きな理由なのか?
<アクサのユニットリンク介護保険を選ぶべきか一般的なこと>
こちらのテーマについては、「何を目的にするか?」によって選ぶべきものは変わります。
「アクサのユニットリンク介護保険」は資産形成機能を持った「保険」です。
あくまで「保険」なので、その保障が必要ならば選べばよいし、必要なければ、あるいはほかでカバーができるのであれば選ぶ必要はありません。
そして、保障機能が付いている以上、
「資産形成機能」としては、
NISAでやるよりも、あるいはNISA制度を使わない投資信託での積み立てよりも、
劣ります。
「手数料が高い」とか「コストが高い」ということではなく、何を目的に検討するかという話です。
保障機能はあまり必要でないということであればNISAを選んだほうがよいでしょう。
保障機能が必要という場合も、
別途掛け捨ての保険で保障をしっかり準備して、それとNISAという組み合わせも考えられます。
個人的には、別々で用意しておいた方がそれぞれにピッタリな保険期間を設定できたり、見直しもしやすいメリットがあってよいのではと思います。
ぜひ比較して検討してください。
なお、保障機能にかかるコストというのは保険料の払込期間が長くなるほど大きくなります。
60歳払なのか70歳払なのか80歳払なのかで保障部分にかかるコストが異なります。
コストが異なる結果、同じ利回りで運用された場合で比べると資産形成の効果に差が出てきます。
長過ぎると資産形成の効率が悪くなってしまいます。
「保障+資産形成」がよいと考えて、この保険を選ぶにしても払込期間は長過ぎない期間でお選びください。
特別勘定を使って運用を行う変額保険にはこの保険以外に、
・介護保障を外して死亡保障に絞ったもの
・死亡保障の満期がある養老保険タイプ、死亡保障に満期がない終身保険タイプ
・死亡保障も外して資産形成に特化した年金保険タイプ
・3大疾病等になると以後の積み立てが不要となるもの
いろいろなタイプがあります。
そして、資産形成に特化したNISA等保険以外の金融商品、また、資産形成機能はなく保障に特化した掛け捨て等の本来の保険、
希望に合った組み合わせでお考えになっていただけたらと思います。
<「介護保険」は本当に必要なのか>
これはいろいろな考え方があります。
心配が大きいのなら必要なのかもしれません。
以下は様々ある考え方のうち、私個人の一つの考え方です。
老後に向けた介護保険は必要なし。
ただし、現役世代のうちに介護や働けない状態になったダメージが大きいため、保険はぜひ用意したほうがよい。
なんだかんだで老後にお金がかかることは自明のことです。
確率の高いことを保険で用意するのは効率的ではありません。
老後に向けたお金はなるべく早いうちから運用等資産形成でコツコツ準備をし、現役世代でもしものことがあったときには、それに備えて掛け捨ての保険に入る。
そんな形がいいのではと思います。
介護機能の付いた保険にお金をかけるよりも、別途お金を貯め、それなりの運用をさせた方が大きな資金を確保できる可能性も高いです。
ちなみに、これは私の考え方なだけなので、実際保険をご紹介する場面では目の前の人の考え方に寄り添ってお話をしてゆきます。
人それぞれの考え方があってよい部分です。
お金を貯められる資金的余裕、時間的余裕、性格なども合わせて考えるところです。
<NISAやiDeCoよりも優れた商品なのか>
これは既に書いているのですが、
資産形成という機能だけで比べると、保障機能がある分、ほとんどの場合でNISAやiDeCoよりも劣る結果になるはずです。
(保障機能のない変額個人年金保険だと同じくらいであったり、それ以上になる可能性もあります)
優劣ではなく、保障が必要かどうかなど、自分に合っているかどうかという観点が大切です。
<評価が低い理由は手数料が大きな理由なのか?>
評価が低いのは手数料というよりも、お客さんの希望に合わせた提案になっていないからだと思います。
手数料の存在もたしかに小さくはありません。
保険の場合、初年度に保険代理店に支払われる手数料の額や率が大きい一方、
2年目以降に支払われる手数料、さらには保険内部でかかるコストも小さくなっていきます。
ですので、トータルで見て手数料がそんなに大きいかというと、そうでもないんじゃないかなと思います。
でも初年度だけ見ちゃうと、手数料がNISAで購入する投資信託よりもずいぶん大きいことになるので、誤解されて槍玉に上がりやすいのでしょうね…。
全体で見てもらいたいところです。
ただ、むしろ大きな原因は、保険業界側の売り方でしょうね。
既に書かせていただいたことですが、保険選び、金融商品選びは目的に合っているかどうかが大切です。
保障がある分手数料がちょっと高くても、保障が必要で、目的とちゃんと合っているならば問題は起きないはずです。
・資産形成が目的だったはずなのに、いつのまにか保障が付いたものを勧められている
・保障が必要だとしても、必要以上の保険期間、払込期間になっていて、必要以上に資産形成の足が引っ張られている
・説明を誇張するなどしてNISA等、他の金融商品よりも本来以上によいものと説明される
1つ目、3つ目の理由が複合されて、また巧みな営業トークによって、
「当初は保障もあっていいかなと思っていたけれど、よくよく考えてみるとそんなに必要なくてよい。他でそれなりにカバーできてるかも」
「あれ?失敗したかも?」
ということが起こるのではないでしょうか。
そこに2つ目の状況が合わさると、
その保険での資産形成効果と、NISA等別のものでやった場合との効果との差が、多少ではなく、かなり大きなものになってしまうことに気づいて、
「このまま続けるよりも」
と解約する人も出てくるのでしょう。
説明を誇張していたり、NISA等周辺の金融商品について十分な言及、正しい説明がなかったとなると、「だまされた!」と思われることにもなるでしょう。
私自身も、お客様の保険を見直していると、そうしたほうがよいかもしれないケースをたくさん目にします。
悲しいことに日常茶飯事ですね。
業界の人間としては、お客さんが気づいていない保障の必要性に気づいていただくことも大切ですが、
営業トークが巧み過ぎて誘導しているだけになるとしたら、注意も必要です。
また、お客様の問題を解決する方法として他に考えられる選択肢(掛捨て保険との組合せなど)もあるのに
敢えて伏せてしまっていないか、
取捨選択して情報提供することもよいですが、
お客様のための取捨選択ではなく、
お客様を置いてきぼりにした儲け優先の取捨選択になってしまっていないか、
そういった部分にこそ、問題があると考えています。
手数料の多寡は原因の小さな一部にすぎないと思いますね。
pandameさんをはじめ、こちらのサイトをご覧になる人にははぜひ、お客様に寄り添った誠実な提案をしてくれるプランナーと出会っていただければと切に願います。
長文失礼しました。
参考になれば幸いです。
2024-11-05
2

pandame様
補足投稿を頂き有難う御座います。
ネットの評価は賛否両論、そして良い評価はなかなか書いてくれず悪評を多く目にしますね。
もちろん悪評も一理あります。
オンラインセミナーも主催が証券会社系か銀行系か保険会社系かによってゴールは変わってきます。
オンラインセミナーを行う理由は自身が取り扱う商品を売りたいのがゴールです。
最近のセミナーは嘘は言いませんが都合の悪いことは言わない(無料セミナーほどその傾向が強い)ものです。
学ぶ中でご不明な点・疑問点がありましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
色々と聞いて、その上でご自身が「これなら!!」と思う形にされるの良いと思います。
ただ、どれを選んでも決して間違いではありませんので。
ただ決めかねてズルズルと年単位で始めるのが遅れるのだけはお気をつけてください。
pandame様にとって良い形で決められることを願っております。
2022-07-05
0
保険を上手に賢く準備されていますか?
お子様の教育資金を上手に賢く準備されていますか?
老後20・・・