ドル建てリタイアメントインカムの払済について
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RAMSATさん
(40代)
外資保険会社にて、ドル建てリタイアメントインカムを私と妻でそれぞれ 11 年前 (2010 年) に加入しました。
65 歳まで私も妻もあと 20 年以上年間払い続けるべきか、払済処理をして別の投資を行うべきか悩んでいます。
これから契約する養老保険については、期待される年率が年々下がっているようですので、この契約は残して払い続けた方が良いかご意見いただけますでしょうか。
65 歳まで払いきった場合の想定払戻は以下のようになっています。
私
一括受取 : 年率 2.44% (実質利回り 1.55%)、払戻率 151.25%
20 年確定 : 年率 2.63% (実質利回り 1.88%)、払戻率 198.11%
妻
一括受取 : 年率 2.57% (実質利回り 1.73%)、払戻率 164.10%
20 年確定 : 年率 2.71% (実質利回り 2.05%)、払戻率 214.94%
ご知見いただけますと幸いです。
熊本県
4.7
RAMSATさん
おっしゃいます通り、今と比べて加入時は金利が高かったため、利率はよいかと思います。
【加入中の保険のメリット】
・満期のときの返戻率がドル基準で約束されている
・今よりも利率がよい
為替により毎月の保険料が変わリますが、返戻率が安定しているものがよろしいのであれば
加入中の保険でもよろしいかと思います。
しかし、あと20年以上先で使う老後のお金の準備ということであれば、
「変額保険」も魅力的だと思います。
変額保険は投資信託を活用し、しかも死亡保障があります。
【メリット】
・積立途中に万が一が起きた際は最低保証がある
・運用がうまくいっている場合には、保障が増えることもある
・毎月の保険料が一定
【デメリット】
・途中解約や満期の場合、その時の状況によっては支払った金額より少なくなる場合がある
長い間(15年以上)、毎月決まった金額(例えば2万円)で、資産を分けて(債券や株など)
やっていくことが非常に重要です。
まずはいつ使うお金の準備なのか、目標・目的を明確にされるといいですね。
老後のお金の準備ということであれば、65歳までにいくら位貯めたいのかをイメージして積立をされていくのもいいと思います。
2021-01-15
5
RAMSATさん
からの返信
ご返信ありがとうございます!
実は、私と妻合わせて、残り 20 数年間、本保険に年間 6,000 ドル払い続ける形になっており、そろそろ別の方式を考えようかとご相談させていただいた次第です。
ご指摘の通り、それなら月 5 万で資産を分けてやって行った方がパフォーマンスは高いかもしれませんね。
老後必要な資金のイメージをして検討してみます。
ありがとうございました。
2021-01-16
東京都
5.0
RAMSAT様
こんにちは、GFP株式会社の小川です。
外貨建て養老保険についてのご質問ですね。
既に11年超保険料をお支払いになっているのでRAMSAT様が記載されているように払済みにすることは可能です。
別の投資として同じ外貨建てをお考えであれば今は利率が下がっていますので、払済みにするよりは払い続けた方が良いと言えます。
一方で運用先を変更(例えば変額保険等)するのであれば払済みにして株式を主体として運用するものにされた方が高い利率が期待出来ます。
尚、これから養老保険(円建て・外貨建てを問わず)を新たに契約するのであれば基本的には現在のを継続した方が賢明です。
利率もさることながら、あくまで死亡保険ですので支払った保険料の内、全てが運用に回るのではなく将来支払う可能性のある死亡保険への準備(法律で運用分とは別にすることになっています)として回る分が11年前より年齢が高くなっている分だけ多くなる(30代よりも40代の方が死亡する確率が高い)からです。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2021-01-15
7
RAMSATさん
からの返信
ありがとうございます!!
保険の新規契約より、運用変更した方が高いパフォーマンスが出るというご指摘ですね。
不勉強ながら、養老保険については老後資産としての貯蓄という認識が強かったです。
老後資産という観点ですと、月 5 万の積立投信などを検討いたします。
ご指摘ありがとうございました。
2021-01-16
小川健一
RAMSAT様
ご返信頂き有難う御座います。
保険はどうしても万が一の保障がある分だけ運用に回る割合が下がってしまいます。
単に資産運用だけであれば投資信託や年金保険等の方がよろしいかと思います。
RAMSAT様にとって大切なお金です、良い形で運用されることを祈っております。
2021-01-16
7
東京都
5.0
RAMSAT 様
ドル建て養老保険に11年間加入されていらっしゃるのですね。
別の保険で死亡保障の準備がされていらっしゃるのであれば、20年以上の積立投資が可能ですので、別の投資をした方が期待リターンを上げることも検討できます。
投資信託による積立てが良いと思いますが、つみたてNISAの口座を活用する場合は、年率2%~10%くらいが期待できるでしょう。一般NISAの口座を活用する場合は、選べる投資信託が多く、分散投資(アセットアロケーション)ができますので、年率3%~15%くらいが期待できるでしょう。
いずれも非課税期間や投資枠の上限はありますが、非課税期間を経過しても積立投資を継続することができます。
現在の契約については、積立利率ではなく、年率計算が2.44%以上ということなのですね。
これは、投資信託の外国債券型に投資した場合と比較すると、平均的な期待リターンとなりますので、継続することも決して悪いことではありません。
投資、保険に詳しいお近くのファイナンシャル・プランナーに相談してみてください。
2021-01-15
5
RAMSATさん
からの返信
ご返信ありがとうございます!
年率ですが、「保険返戻金の年利計算ソフト」の Web サイトを使って、65 歳満期時に払戻される金額を入力してみたところ、前述の "年利" で算出されました。不勉強で大変申し訳ございませんが、特に保険営業からは、利率や、積立利率については聞かされていなく、満期時の払戻金と、払戻率だけいただいている形です。
確かに調べると、米国債券型の投資のようですね。
ただ、実質利回りがご指摘のように投資信託に比べるとかなり目減りしていると感じており、この際、インデックス投資などに振った方が良いのかと迷っておりました。
参考になりました!
2021-01-16
駒崎竜
RAMSAT 様
解約返戻率を年率複利計算に引き直して懸賞されていらっしゃったのですね。かなり金融リテラシーの高い方だと感じております。
なお、インデックス運用に拘らず、信託報酬控除後の年率実績が高いアクティブ運用も検討してみてください。
長期の実績でみれば、リターンとシャープレシオが高い投資信託は、アクティブファンドが上位をしめております。
ファンド選択ができない場合は、IFAにご相談してみてください。
2021-01-16
5
長野県
5.0
RAMSATさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
リタイアメントインカムは、良くも悪くも利回りが固定されています。
RAMSATさんの提示されて利回り分は確定していますので、
それ以上の利回りで運用ができるのであれば払済処理をして
別で積立をされた方が効率的といえますね。
2021-01-21
4
宮城県
5.0
RAMSATさん、こんにちは。
具体的に商品名を記載されているので、こちらのサイトの規約上具体的に説明できないのですが、そちらの保険会社が払済に難色を示す可能性があります。担当者がいるようであればそちらにご確認下さい。
その上での一般論ですが、利率はコロナ禍の中でどこの国でも下がり続けている状況です。為替に関しても先行きよくわかりませんし、私は円建ての変額保険と両建てにされるのをオススメします。そちらの某外資系保険会社では変額保険の取り扱いはありませんが、ネットでお調べいただくと色々情報があるかと思います。
2021-01-15
3
RAMSATさん
からの返信
ご返信ありがとうございます。
担当者の方は、最近連絡したところ払済処理についてはいつでも可能とおっしゃっておりましたので、安心です。
とは言え、今はご指摘の通り利率が下がっているということで、そのあたりのある種「もったいなさ」の加減が分からず、ご相談させていただいた次第です。
変動保険については調べてみます!ありがとうございました。
2021-01-16
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
・・・