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junkochanさん
(30代)
生命保険の見直しを検討中ですが、保険代理店をいくつか回って複数のFPさんの説明を受けたほうがよいのでしょうか?
以前お世話になった保険代理店では、加入した保険をすぐに解約してしまったものもあり、再度相談しづらいなあと思っています。でも複数の代理店に相談したところで、結局は私自身に保険の知識がなければどこの提案が一番自分に合っているのか判断できないのでは?逆に選択肢が広がり迷いすぎて決められなくなってしまうのでは?とも不安に感じます。
そこで、提案内容が自分にきちんと合っていると判断できる基準や、信頼できるFPさんの見分け方などありまりたら、教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
プランナーの回答(8件)


junkochanさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの小栁善寛と申します。
junkochanさんは、今、生命保険の見直しを検討中なんですね…
「保険代理店をいくつか回って複数のFPさんの説明を受けたほうがよいのでしょうか?
以前お世話になった保険代理店では、加入した保険をすぐに解約してしまったものもあり、再度相談しづらいなあと思っています。でも複数の代理店に相談したところで、結局は私自身に保険の知識がなければどこの提案が一番自分に合っているのか判断できないのでは?逆に選択肢が広がり迷いすぎて決められなくなってしまうのでは?とも不安に感じます。
そこで、提案内容が自分にきちんと合っていると判断できる基準や、信頼できるFPさんの見分け方などありまりたら、教えていただけると嬉しいです」
なるほどですね…
結論、junkochanさんのライフプランが大事です。
ライフプランがご自身の中心にあって、保険はライフプランを実現する為の枝葉にしか過ぎません。
ファイナンシャルプランナーは本来、顧客のライフプランを実現するためのアドバイザーとして、顧客の家族構成や資産状況、収入などの情報をもとに、その人の人生プランに、「いくら必要か」「いつ必要か」「どうやって準備するか」などの計画を立てたり、アドバイスを行うのが仕事です。
そのため、ファイナンシャルプランナーは金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度などの幅広いお金の知識と経験があり、総合的にアドバイスを行える人が理想的です。
junkochanさんにライフプランにあわせたオーダーメイドの保険であるかどうか。
そのためには、junkochanさんがどのような人生を送りたいか、つまり「どう生きるか」を知ることが必要です。
junkochanさんのご家族の夢や将来の具体的な人生の設計図を描き、守りたい未来の生活(ライフプラン)にあわせて必要保障額を算出し、合理的な保障を設計する事が大事です。
保険をご検討される前に、ライプランから未来を予測に寄り添って将来のプランニングとメンテナンスができるプランナーの方にご相談される事をお勧め致します。
生命保険の加入や保障内容の見直しを行うのは、どのタイミングが自分に合っていると考えればいいでしょうか?
結婚した、子どもができたなどライフイベントがあったときはもちろん、将来の夢や希望にあわせて考えていく必要があります。
保険は将来に備えて入るものですが、保険に入る前に充分に夢や目標を考えていたとしても、現実とのズレは生じてきます。
将来の夢や希望に変化があれば、いざというときにきちんと守ってくれるように、保障内容も「見直し」などのメンテナンスが必要です。
そのためには、junkochanさんがどのような人生を送りたいか、つまり「どう生きるか」を知ることが必要です。
お客さまとご家族の夢や将来に関する考えをお聴きし、お客さまとともに具体的な人生の設計図を描き、守りたい未来の生活(ライフプラン)にあわせて必要保障額を算出し、合理的な保障を設計します。
たえず変化していく人生を、生命保険はしっかりと守り続けなければなりません。
そこでまずはじめに、何年後にどんな出来事が待っているのか、かなえたい夢は何か、ご家族全員の未来を描く、あるいは予測し、生涯の見通しを立てるライフプランが大事です。
保険を検討される際、ご家族の中で誰の保険かによって、特に死亡保障などの金額は違います。
また、ライフプランから本当に必要な保障を得られるために、また「遺されたご家族が安心して暮らせる」ために、生命保険の内容や資産形成など、それを実現するために、ライフプランニングを通じて必要な保障額を算出し、保険商品を組みあわが基準です。
保険料を基準で保険を考え、お悩みの場合は大体その内容ごに合っていないかもしれません。
人生を取り巻くリスクは4つあります。
「死亡のリスク」
「老後のリスク」
「医療のリスク」
「介護のリスク」
死亡保障を説明する際に「遺族年金」のお話がない場合はその死亡保障は嘘になります。
死亡保険金を設定するうえで、遺族の生活資金、お子様の教育計画がきちんと反映されて死亡保険金は遺族年金がある事も含めて保障額を設定されているか。
※1 遺族基礎年金は、国民年金加入中の方が亡くなられたときで、その方によって生計維持されていた「18歳到達年度末までの子(障害年金の障害等級1級または2級である場合は20歳未満)のある妻」または「子」が受けることができます。
※2 遺族厚生年金は、厚生年金保険の被保険者中または被保険者であった方が亡くなられたときで、その方によって生計維持されていた遺族(所定の条件あり)が受けることができます。
ご夫婦の死亡保険金額は遺族年金の社会保障制度を差し引いた金額になります。
遺族年金が考慮されていない死亡保険金額は保険を掛け過ぎています。
住宅ローンを組んで住宅ローンの団信があればその金額分は死亡保険金額から少なくした死亡保険金額です。
万一の場合のシミュレーションも行いMさんのご家族やあなたに不測の事態がおこってしまった場合でも、描いたライフプランを実現できるように。遺されたご家族が安心して暮らしていく上で不足する資金を明らかにするライフプランが大事です。
たえず変化していく人生を、生命保険はしっかりと守り続けなければなりません。
そこでまずはじめに、何年後にどんな出来事が待っているのか、かなえたい夢は何か、ご家族全員の未来を描く、あるいは予測し、生涯の見通しを立てるライフプランが重要になります。
65歳を生きて迎える方は90%ですの。65歳までの死亡のリスクは10%となります。
若い時に「死亡のリスク」備えないといけませんが裏付けが大事です。
保険は確率論です。
一生涯でお支払いする保険料は総額は一家族の保険料のお支払い額は数千万円。人生で一番高い買い物と言われる住宅ローンの次に高い買い物です。
保険には「納品日」があります。
①死亡保険金を自分以外の遺族が受け取る
②入院した時に手術給付金や入院給付金を貰う
③学資保険や年間保険を払い込み期間払い切って満期金や年金を受け取る
④生命保険を見直しをして解約返戻金を貰う
などが個人が貰う、手にする「納品日」の出口効果です。
では、貴方が保険料を保険の見直しも含めてお支払いした保険料合計に対して、どれぐらい貰えれば…幾ら保険金や満期保険金や解約返戻金を手にすれば納得しますか?
保険料を納めて…
「貴方は保険金・給付金を幾ら欲しいですか?」
ここで、全国の生命保険協会が発表しているデータが有ります。
先程の「納品日」として全国の全ての保険会社の保険金・給付金の平均のお支払額が公表しております。
なんと!平均の保険金・給付金額は
「273万円」
(生命保険協会の資料より)
保険料は、大きく『純保険料』と『付加保険料』に分けることができます。
純保険料は、将来の保険金支払いの財源となる部分の保険料を指し、予定死亡率、予定利率によって決定されます(予定死亡率、予定利率、そして後述する予定事業利率については、次の章で詳しく説明します)。
純保険料部分で積み立てられるお金のことを、『責任準備金』とも言います。
付加保険料とは、純保険料以外の保険会社の経費に充てる部分を指し、予定事業利率によって求められます。
付加保険料は、一定の死亡率によって求められる純保険料と比べ、会社によって差が出る部分です。
【ライフイベントの洗い出し】
まず、家族構成やイベント、実現したい夢をあげて、時系列で整理します。
いつまで働きたい(働ける)か、リフォームや旅行のプラン、お子さまが独立するタイミング、親の介護リスクが高まる時期などを、ファイナンシャルプランナーと一緒に整理しご自身の描くライフプランを実現するには、どのくらいのお金が必要になるのか「見える化」をお勧めします。
「フィデューシャリー(受託者)」とは英米法上の概念で「他者の信頼を得て行動する者」とされ、『フィデューシャリーはその他者との間で、その者からの信頼を受け、その者の利益を念頭に置いて行動または助言しなければならないという関係(信認関係)にある』と、されています。このような信認関係にある他者に対して「フィデューシャリー」の負う義務が、「フィデューシャリー・デューティー」と呼ばれます。
以下は保険募集に関して大事な内容です。
ご参考までに。
監督官庁である金融庁から、保険代理店には3つの義務(体制整備・情報提供・意向把握)が課せられ、「保険募集」の定義明確化と「募集関連行為」という概念が新設されました。
変化し続けるライフスタイルやお客さまを取り巻く環境は大きく変化しており、ライフプランの変化にあわせた情報提供や保障の見直しメンテナンスがますます重要になってきています。
ご家族の夢や将来に関する考えをお聴きし、具体的な人生の設計図を描き、守りたい未来の生活、ライフプランにあわせてご検討されては如何でしょうか。
こやなぎ
2020-10-19
18

junkochanさん
からの返信
とてもご丁寧なご回答をいただけて嬉しいです。
具体的に説明していただけて非常に参考になりました。
まずは自分のライフプランについてもっとよく考えてみます。
それから、他の方々からもアドバイスいただいた有料相談に行こうと思います。
どうもありがとうございました!
2020-10-24

junkochan様
ご質問ありがとうございます
広島のFP事務所MoneySmithの吉野と申します
まず、保険ショップの方は、FPの資格を持っている保険営業マンだと思われてください。
保険ショップで総括的なアドバイスをしながら、必要な保険だけを提案される方は、ほとんどおられないと思います。
保険ショップは無料ですが、有料でFP事務所やFP会社として看板をあげている所で、ご相談されるのもひとつの方法だと思います。
本来のFPであれば、商品を売るよりは、必要な保障や金融商品を提示すると思います。ただ、販売を目的としないので、有料相談となります。
ご自身にあっているか判断は本当に難しいと思います。
保障に関しては、元気な方が今後あるかも分からない不安に対する備えです。
若い内は怪我の可能性が高いでしょうが、年齢を重ねると生活習慣からの病気も出てきます。
そうなった時に、経済的な損失がどれだけあるかが保険を決める判断になります。
入院給付金で考えれば、日額5000円で契約され、1ヵ月のうち20日入院されれば10万円が給付となります。その際の治療費が20万円かかったとしても高額療養費制度を活用して、10万円程度で済むかも分かりません。(食事代や差額ベッド代は実費ですので)
ただ、特定疾病という重い病気になった場合には、大きなお金が必要になってきますので、その備えがあるか、先進医療を受けられるくらいのお金があるか(重粒子線療法では320万円くらいかかります)
と言ったように、何に対して備えるかも検討しなくてはいけませんね。
保険は病気を治すためのものではなく、病気を治すための費用のリスクヘッジです。
保険加入をご検討されるのであれば、まずは保障ありきで考えられて、その後商品を選ばれるようにされてください。
2020-10-18
1

junkochanさん
からの返信
ご丁寧にご回答いただきありがとうございます。
保険ショップのFPは保険営業マン……確かにその通りですね。
今後の人生のことを考えて、有料相談も検討してみようかと思います。
また、何に対して備えたいのか、が漠然としていることにも気が付きました。
見直し相談する前に、もっと具体的に何が心配でどうしたいのか、考えてみます。
2020-10-24

何をもっていいFPかは人の判断次第です。貴方が話してみて信頼できるかどうかです。どんな提案であれ貴方が納得して加入を決めたならいいFPかと。説明の上手下手はあるかもしれませんね。
下手に見分け方を聞いて、該当しないから悪いFPという判断はどうかとも思います。
2020-10-18
1

junkochanさん
からの返信
確かにその通りだとご指摘にハッとしました。
結局は自分が話してみてどう感じるか、が大事ですね。
欲しかった回答とは違いましたが参考になりました。
ありがとうございました。
2020-10-24

代理店をいくつも回るよりもココで質問に答えている様子からファイナンシャルプランナーの姿勢や人柄がわかると思いますからご自身で選ばれれば良いと思います。
人柄も大切ですが低金利でもあリ変額保険のスキムは必須だと思いますので変額保険に詳しいかどうかも選択基準にされたらと思います。
2020-10-18
1

junkochanさん
からの返信
ご回答いただきありがとうございます。
変額保険についてはまったく検討していませんでした。
名前は聞いたことがあっても仕組みをよくわかっていないので、ちょっと検索してみます!
2020-10-24

福岡でFPをしていますタンベです
結論から言うと保険の知識と言うよりは、これからの人生を全体的に俯瞰して見れて、junkochanさんの加入目的を明確にして、その目的に沿った根拠を用いて提案することを出来ることが一番大事だと考えています。
提案内容があっている基準はやはりjunkochanさんの加入目的に沿っていること。ここがずれていればなんのためにやっているのかはわからなくなります。
目的が明確になれば、あとは目的を達成しなければならない期間・金額が決まります。
提案内容は、最後の手段の部分になるのです。
たとえば、イメージしていただくのがわかりやすいのが教育資金や老後資金です。
その準備のために、いつまでにいくら貯めないといけないのか、ならばどのような手段だとその目的が達成できるのかと言うことです。この場合プラスの側面だけでなくマイナス(病気で収入源になったり、なくなってしまった場合どうするか等々)
ここまで含めて一緒にどうするかを考えて行ってくれる方を探してください。
2020-10-18
1

junkochanさん
からの返信
ご回答を読ませていただき、私自身の加入目的、それが明確になっていないな、とハッとしました。単純な目先の保険料のことだけではなく、もっと長い目で見て考え直してみます。
ご回答いただきありがとうございました!
2020-10-24

junkochan様
こんにちは、フィンテック株式会社の小川です。
生命保険見直しについてのご質問ですね。
文面からすると以前担当されていた保険代理店には良い印象をお持ちも解約した経緯から相談しづらいので困っていらっしゃるように思われます。
junkochan様はご自身に保険の知識がないからとおっしゃってますが、junkochan様が保険業の経験者でない限りはご自身で合っている保険を判断するのは至難の業です、それはjunkochan様に限らず皆様も同じです。
ですので、正直言うと提案内容が自分にきちんと合っていると判断出来る基準をjunkochan様自身がお持ちになるのは難しいですし、それを判断する基準をお伝えするのも難しいのです。
そこで、信頼できるFP(保険代理店)をどう判断するかですが、保険業に限らず基本的な事ですが、
・人としての礼儀や言葉遣いが出来ている。
・お客様の話(要望・考え・思い)をしっかりと聞いてくれる。
・分からない事があったときは「わからないので宿題にさせて下さい」とか「その場で調べる」などをして知ったかぶりをしたり適当に返答することがない。
・必要なものは必要、不要なものは不要と言ってくれる、やたら加入を勧めてくる人ではないこと。
ではないかと思います。
その中で「この人なら安心して任せられる、信頼できる」と思った方ではないかと思います。
知識は確かに必要だと思います。ただ頭でっかちで専門用語を並べて、さも私は出来るFPですという方ではなく、お客様の目線に高さを合わせて、分かりやすい説明をしてくれる、また勧める保険の根拠(理由)がしっかりと説明出来る方は私がお客様側でしたら嬉しいですね。
また、提案された保険についてご不安であれば、あえて別のFP(保険代理店)で意見を求めても良いと思います。
junkochan様のご期待に沿える回答ではなかったかもしれませんが、ご容赦下さいませ。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-10-18
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junkochanさん
からの返信
FPさんだと特別な基準があるように考えていましたが、まず大前提として「基本的な事をきちんとしてくださる人」であることが大切なのだと、気付くことができました。
お客様目線で解説してくださり、とてもわかりやすかったです。
ありがとうございました!
2020-10-24

junkochan 様
ご自身にあった生命保険の加入については、保険代理店ではなく、独立系のファイナンシャル・プランナーに有料相談をしましょう。
FPの有料相談は、保険の販売が目的ではなく、相談者のファイナンシャル・プランニングをしてFP技能士報酬を頂くことが目的です。
長く続けていく生命保険料を支払うことを考えれば、FPへの報酬は非常に安いです。
相談した上で、どちらの保険会社に加入するかは、FPに紹介してもらいましょう。
見分け方は、ホームページで有料サービスをしていることが最低条件です。
無料相談を全面に出しているFPは、FP資格を持っていてもFP業務をしていないでしょう。保険を販売する前提でのFPではなく、有料相談をしていることが重要です。
また、プロフィールに、執筆活動や出版経験がある方なら、FP業務をされている方だと思います。セミナーや講演経験は、保険販売のための無料セミナーの可能性がありますので、そこは選ぶポイントにはなりませんので、保険知恵袋のFPを含め、ホームページ等で探してみてください!
2020-10-18
1

junkochanさん
からの返信
ご回答いただきありがとうございます。
明確かつ端的な回答でとても参考になりました。
FPの有料相談はまったく考えていなかったため目から鱗です。
探してみます!
2020-10-24

junkochan様
ご返信頂き有難う御座います。
junkochan様にとって信頼できる良いFPに出会えるように願っております。
また何かご不明点・ご質問等が御座いましたら改めて当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。宜しくお願い致します。
2020-10-26
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現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、ご相談に関しては事前にメール等で打・・・