保険の見直しについて
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Mさん
(30代)
5年前に職場に来た、日本生命の職員から保険を加入しました。
加入して5年経ちますが、見直しなどはした方が良いのでしょうか?
佐賀県
4.9
Mさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの小栁善寛と申します。
Mさんが悩まれている内容は、特に国内生保の生保レディから生命保険を加入された方々は同じ疑問をお持ちです。
社会人になって会社の社会保障の健康保険、厚生年金保険の加入やもありますよね。
職域と言ってお昼休み等に「飴」やチラシを配る生命保険の生保レディの方が何者かもわからず生命保険の話を聞かされます。
上長や庶務の方や周りの社員の皆さんに聞いても「生命保険…みんな入ってるよ…」て言われ、渋々、何かの会員感覚で、毎月1万円とか5000円の毎月の保険料で契約するケースがほとんどです。
自分が入っている保険の内容は殆どの方々全員が「保険の内容はわからない」「自分に合ってる保障かわからない」「勧められた内容は納得していない」など、『わからない』が皆様の答えです。
Mさんが「5年前に職場に来た、日本生命の職員から保険を加入され5年経経つので見直しを…」とお考えの様ですが、多分日本生命の生保レディから5年経ったので「今、見直ししたらお得ですよ」と言われていませんか?
日本生命の内容は定期付き終身保険で、独身でも平気で1000万円とか2000万円の定期の死亡保険を販売していますが、独自身の方にはそんな大きな保障は必要ありません。
「結婚」とかで契約の見直しとか言って奥さんを養う為に保障の追加、「子供が生まれた」とかで学資保険が必要ですとか、将来の年金で不安を煽られ年金保険に…この様に保険料が増える仕組みです。
生命保険のご担当者の方が社会保障制度をきちんと理解したうえで保険設計がされているかどうか大事です。
死亡保障を説明する際に「遺族年金」のお話がない場合はその死亡保障は嘘になります。
死亡保険金を設定するうえで、遺族の生活資金、お子様の教育計画がきちんと反映されて死亡保険金は遺族年金がある事も含めて保障額を設定されているか。
※1 遺族基礎年金は、国民年金加入中の方が亡くなられたときで、その方によって生計維持されていた「18歳到達年度末までの子(障害年金の障害等級1級または2級である場合は20歳未満)のある妻」または「子」が受けることができます。
※2 遺族厚生年金は、厚生年金保険の被保険者中または被保険者であった方が亡くなられたときで、その方によって生計維持されていた遺族(所定の条件あり)が受けることができます。
ご夫婦の死亡保険金額は遺族年金の社会保障制度を差し引いた金額になります。
遺族年金が考慮されていない死亡保険金額は保険を掛け過ぎています。
住宅ローンを組んで住宅ローンの団信があればその金額分は死亡保険金額から少なくした死亡保険金額です。
万一の場合のシミュレーションも行いMさんのご家族やあなたに不測の事態がおこってしまった場合でも、描いたライフプランを実現できるように。遺されたご家族が安心して暮らしていく上で不足する資金を明らかにするライフプランが大事です。
たえず変化していく人生を、生命保険はしっかりと守り続けなければなりません。
そこでまずはじめに、何年後にどんな出来事が待っているのか、かなえたい夢は何か、ご家族全員の未来を描く、あるいは予測し、生涯の見通しを立てるライフプランが重要になります。
65歳を生きて迎える方は90%ですの。65歳までの死亡のリスクは10%となります。
若い時に「死亡のリスク」備えないといけませんが裏付けが大事です。
保険は確率論です。
一生涯でお支払いする保険料は総額は一家族の保険料のお支払い額は数千万円。人生で一番高い買い物と言われる住宅ローンの次に高い買い物です。
保険には「納品日」があります。
①死亡保険金を自分以外の遺族が受け取る
②入院した時に手術給付金や入院給付金を貰う
③学資保険や年間保険を払い込み期間払い切って満期金や年金を受け取る
④生命保険を見直しをして解約返戻金を貰う
などが個人が貰う、手にする「納品日」の出口効果です。
では、貴方が保険料を保険の見直しも含めてお支払いした保険料合計に対して、どれぐらい貰えれば…幾ら保険金や満期保険金や解約返戻金を手にすれば納得しますか?
保険料を納めて…
「貴方は保険金・給付金を幾ら欲しいですか?」
ここで、全国の生命保険協会が発表しているデータが有ります。
先程の「納品日」として全国の全ての保険会社の保険金・給付金の平均のお支払額が公表しております。
なんと!平均の保険金・給付金額は
「273万円」
保険料は、大きく『純保険料』と『付加保険料』に分けることができます。
純保険料は、将来の保険金支払いの財源となる部分の保険料を指し、予定死亡率、予定利率によって決定されます(予定死亡率、予定利率、そして後述する予定事業利率については、次の章で詳しく説明します)。
純保険料部分で積み立てられるお金のことを、『責任準備金』とも言います。
付加保険料とは、純保険料以外の保険会社の経費に充てる部分を指し、予定事業利率によって求められます。
付加保険料は、一定の死亡率によって求められる純保険料と比べ、会社によって差が出る部分です。
例えば、保険の外交員(生保レディ)が直接保険を販売する国内生命保険会社の商品の保険料は、予定新契約費に人件費や全国にある事務所の運営費が含まれているため、高額になる傾向があります。
よく更新型の保険は良くないので見直すべきという意見が多くあります。
戦後、高度成長期を支えたビジネスの中に女性の働く場所の一つとして生命保険の募集人として確立された生命保険ビジネス。
膨大なセールスレディを抱え大手生保は巨大な労務管理会社ともいえる。業界で25万人という膨大な数のセールスレディを抱えているため、手数料の高い商品を売らないと組織が維持できないのです。
大手生保にとっての顧客というのは、セールスレディです。
生保の支店長の仕事の一つは、セールスレディ全員の写真を撮って彼女たちの名前を覚え、ねぎらうこと。20世紀後半の50年間は右肩上がりの高度成長期でしたし、女性の職場もなかったのでこのレガシーシステムは時代にフィットしていたと思います。
生保業界にとっていい商品とは、セールスレディが売りやすい商品のことなんです。
でも、世の中が変われば成功は失敗の母になり、売ってくれる人を大事にしなければいけないという考え方は間違いではありませんが、1社専属のセールスレディは40年体制の産物。当時の体制のまま。
生命保険会社も財務状況を公表する義務がありディスクロージャーで一般の方も見る事が出来ます。
また、外部の格付会社の「JCR」「ムーディーズ」「S&P」「R&I」からの評価も大事です。
各保険会社の強みでオーダーメイド設計でそのご家族にふさわしい保障プランでカスタマイズすれば、一社で全ての保障を考えるより、保障内容も費用対効果や保障内容も充実致します。
ライフイベントの洗い出し
まず、家族構成やイベント、実現したい夢をあげて、時系列で整理します。
いつまで働きたい(働ける)か、リフォームや旅行のプラン、お子さまが独立するタイミング、親の介護リスクが高まる時期などを、ファイナンシャルプランナーと一緒に整理しご自身の描くライフプランを実現するには、どのくらいのお金が必要になるのか「見える化」をお勧めします。
「フィデューシャリー(受託者)」とは英米法上の概念で「他者の信頼を得て行動する者」とされ、『フィデューシャリーはその他者との間で、その者からの信頼を受け、その者の利益を念頭に置いて行動または助言しなければならないという関係(信認関係)にある』と、されています。このような信認関係にある他者に対して「フィデューシャリー」の負う義務が、「フィデューシャリー・デューティー」と呼ばれます。
以下は保険募集に関して大事な内容です。
ご参考までに。
監督官庁である金融庁から、保険代理店には3つの義務(体制整備・情報提供・意向把握)が課せられ、「保険募集」の定義明確化と「募集関連行為」という概念が新設されました。
変化し続けるライフスタイルやお客さまを取り巻く環境は大きく変化しており、ライフプランの変化にあわせた情報提供や保障の見直しメンテナンスがますます重要になってきています。
ご家族の夢や将来に関する考えをお聴きし、具体的な人生の設計図を描き、守りたい未来の生活、ライフプランにあわせてご検討されては如何でしょうか。
こやなぎ
2020-04-28
46
北海道
5.0
確認すべきなのは
加入した時と今とで大きな身の回りの変化や考え方の変化はないか?
例えば独身→結婚した、こどもができた。これから教育費や老後が加入時よりも心配になった。
もっと節約できないかと思うようになった。
このような変化がもしあったなら、確認という意味でもまず自分が今の保障内容を理解しているか?
今抱えている不安などを担当営業に話をしてみましょう。そこであまり顧客本位の姿勢が感じられなければ、
別の人に相談をするのがいいと思います。
保険は年齢を重ねると高くなりますし、いざリスクが高まったときにはもうは入れないという性質があります。
長期の視点であまり解約、再加入をしない核となる保険を早い段階でカチっと決めることが必要です。
今がその時なのかもしれません。
2020-04-28
3
東京都
5.0
定期的な「見直し」を推奨しています。
見直し=解約や変更ではなく、今の保険が現状に合っているか「確認」することを意味しますので、
生活環境の変化に保険が合っているか、最近の保険との比較をして
今加入しているものが良ければそれでいいですし、
違うもの良ければ乗り換えればいいと思います。
比較検討のご相談は受け付けていますので気軽にご相談ください。
2020-04-28
3
東京都
5.0
M様
5年前に日本生命でご加入をされたのですね。
個人年金保険のみの加入でしたら、そのまま継続しても良い保険です。
それ以外にも、色々とご加入をされたのでしょうか?
一生涯の死亡保障が小さかったり、一定期間の死亡保障が高額であったり、保険料が更新されるタイプですと、ほとんどの方が見直しをされます。
見直しをしようか考えたきっかけは何でしょうか?
日本生命の方に新たに保険を提案されている場合は、止まったほうが良いと思います。
ファイナンシャルプランナーの有料相談を受けることをお勧めします。
2020-04-28
3
大阪府
乗り換えた方がいいですよ。女性外交員じゃなくて男性の募集人の会社に。
日本社の保険で昭和の入り方をしている人。
人生100年の時代に60歳で保険をやめてもいいと考えている方。
年金に不安がなく老後を心配していない方。なので掛け捨ての保険で十分と考えている方。
2020-04-28
2
Mさん、初めまして
FP事務所MoneySmithの吉野と申します
詳しくは保険証券などを見ないと分かりませんが、定期特約付き終身保険や更新型の定期保険の可能性は高いと思います。
また必要な保障が途中で終わる可能性もあるので、一度、証券診断をされて、見直しを検討されてもいいと思います。
まだご家庭をお持ちでなければ、多くの死亡保障は必要ないでしょう。
お子様がおられるのであれば、お子様が独立されるまでの保障や奥様への保障も必要になってくると思います。
Mさんの現状と保障内容がマッチしているかも診断されるといいですね
2020-04-28
2
Mさん、回答させていただきます。
独身か既婚か、お子様がいらっしゃるか、奥様がお仕事されているか、など、Mさんの状況によって加入すべき保険は全然変わります。
一般的な独身男性であれば、多額の死亡保障は必要ありません。既婚でお子様がいらっしゃれば、死亡保障はしっかりと備えた方が良いでしょう。奥様が正社員の共働き家庭であれば、掛け捨てより貯蓄型の保険を好まれる傾向があります。
今ご加入されている保険はMさんのニードを満たしている保険にはなっていないのではと推測します(これまで多くのお客様と面談した私の経験上の推測ですが)。10年ごとに更新があり、そのたびに保険料が上がる、保険料のほとんどが掛け捨てになっている、という商品ではないでしょうか。
内容がわからなければ、ファイナンシャルプランナーにご相談されることをお奨めします。
2020-04-28
2
東京都
5.0
M様
こんにちは、株式会社フィンテックの小川と申します。
5年前に日本生命にご加入されたのですね。
まずは「見直し」というより「点検」を複数取扱の保険代理店にしてもらい保障内容をご確認(把握)されることをお勧めします。
主契約(自動車でいう車両本体にあたるもの)が終身保障型の死亡保険で、特約(自動車でいうオーディオ・ナビなどのオプションにあたるもの)で入院給付金や三大疾病一時金等が付いた形の可能性が高いかと思います。
主契約はそのままにした方が良いかもしれませんが、特約部分はおそらく10年もしくは15年更新になっている可能性が高いので、更新毎に保険料が上がっていきます。
今はまだお若いので保険料が上がっても気づかない程度ですが、40才代以降は保険料が1.7倍~3倍に上がっていきますので、年を重ねて本当の意味で医療保険が必要(病気等で保険金を受け取る可能性が高くなる)な年代の頃に保険料が高くなりすぎて保険料が払えず解約してしまう可能性があるからです。
※今は保険料が月1万円にも満たないかと思いますが、50才過ぎて10万円近くになるからです。
日本生命の全てが駄目だとも言い切れません(年金保険などは良い商品ですし実際にお客様にお勧めしていますので)。
良いところは良い、駄目なところは駄目と理由もしっかり説明してくれる保険代理店に点検をしてもらい、見直しをすべきものは見直しをするのがよろしいですね。
※もちろん売りっぱなしで契約後は何もしてくれない保険代理店は論外です。日本生命などの国内系生保の良いところは売りっぱなしにせずアフター面は素晴らしい点はあります。もっとも10年もしくは15年毎の更新で同じお客様でも新規の契約扱いになるので継続してしっかりアフターをしてくれる点もあるのですが。
今、M様は生命保険に対し正面を向いていらっしゃいます、正面を向いている今こそ一度点検をされる事をお勧めします。
宜しくお願い致します。
2020-04-28
2
長野県
5.0
Mさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
5年前に加入された際には、きちんとご自身の希望を伝えた上で設計してもらいましたか?
それとも、生年月日だけ伝えて2,3パターンの選択肢から選ばれましたでしょうか。
そもそもMさんの希望も伝えず勝手に持ってきた設計内容で加入されたのであれば、
この機会にどういう保障がご自身に必要かを検討し、加入されると宜しいかと思います。
希望を伝えた上で加入されたのであっても、5年前と環境が変わっているのであれば
(結婚した、子どもができた、家を建てて、転職した等々)
やはり見直す余地はあろうかと思います。
あと、単純に保険料の安いものでの再加入を検討したいということであれば、
最低でも20社以上取り扱いのある代理店で相談をされると
複数の保険会社からご自身に合うものを比較検討することができるので
今と同じ内容のものでも安くは加入できる可能性もあります。
今の時代選択肢はたくさんありますので
情報収集をして比較検討してみてください。
2020-04-28
2
福岡県
5.0
Mさん、はじめまして。
タンベです。
質問の回答ですが…
定期的な見直しは必要です。
なぜならば、Mさんのその当時からの環境の変化、社会保障の環境の変化等々があるからです。
ひとりひとり、各々適切な保険や資金繰りは違いますので、しっかりとMさんのご希望やご状況を聞いた上で見直しされるのがいいかと思います。
2020-04-28
2
生命保険は「もしも」の備えなので、使う段階になって過ちに気づいては手遅れです。
切り替えるかどうかは別として、情報収集のアンテナは張っておくに越したことはないと思います。
2020-04-28
2
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
・・・