NISA、IDECOと保険の違い
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flower2020さん
(40代)
NISA、IDECOと保険で資産形成をする場合
それぞれの特徴とメリットデメリットを教えてください
東京都
5.0
flower2020様
こんにちは、フィンテック株式会社の小川です。
資産形成についてのご質問ですね。
資産形成といっても多種多様です。flower2020様のおっしゃる通り、メリットもあればデメリットもあります。
・NISA・・・対象商品にかかる売却益・配当金・分配金などが非課税となります。
非課税期間5年間で年間120万円(最大600万円)までになります。
投資信託ですので元本保証はありませんが、一方で運用先により高い利率(利益)が期待出来ます。
株式投資を比較的大きめの金額で短中期的に積み立てたい方に向いています。
・積立NISA・・・NISAと同様に対象商品にかかる売却益・配当金・分配金などが非課税となります。
非課税期間20年間で年間40万円(最大800万円)までになります。
投資信託ですので元本保証はありませんが、一方で運用先により高い利率(利益)が期待出来ます。
NISAに比べて中長期でコツコツ積み立てる目的に向いています。
注)NISAと積立NISAの両方を同時にする事は出来ません。
・ⅰDeCo・・・私的年金の一つで、基本的には老後の年金目的で60才になるまでor契約者の死亡でないと積立てたお金はお手元に戻りません。最大で自営業者で6万8千円/月、2万3千円/月の上限掛け金になります。
掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置(所得税控除・非課税)が受けられます。
60才までは解約が出来ずお手元にお金が戻ってこない点から長期的積立に向いています。
・生命保険・・・前述のNISA・積立NISAに比べ、保障に回す分(保険金を払う為に別途で積立てる分)があるので貯蓄に回る分は少し減りますが、一方で保険の最大の強みは万が一の際の保障(死亡保険金)があり、万が一の際に支払った保険料よりも大きいお金(保険金)は入ります。
種類としては円建て(目安利率0.5%)・外貨建て(目安利率2.7%)・変額(運用は上記NISA・積立NISAと同じ)とあります。
万が一の保険金は保証されており、また積み立てたお金(解約返戻金・満期保険金)は円建て・外貨建てについては契約時に保証されます。
保険については年間8万円上限で年末調整時の控除のメリットもあります。
また万が一の保障はありませんがより積立割合の多い個人年金(年金保険)もあります。
NISA・積立NISA・ⅰDeCoについては、いずれも運用先(商品)をご自身で決めて頂く事、運用管理会社に手数料(管理手数料)を支払う(実際には運用益から差し引き)必要があります。
また、あくまで投資信託ですので必ず利益が出る(元本保証)とは限りませんのでご注意願います。
どれで資産形成をされるかは、
・積立途中で万が一お亡くなりになった場合、死亡保険金が必要か否か。
・積立期間を何年にするか(いつ使う予定で積立てを始めるか)。
・より高い利率を目指すか、利率は低くても確実を目指すか。
・毎月幾らずつ積立てていくか。
によって、NISA・積立NISA・ⅰDeCo・保険がより良いか否かが変わってきます。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-10-16
4
flower2020さん
こんにちは。
株式会社アイデアルスマート井上です。
まず、iDeCoとNISAは受け取り方が違います。
とても簡単に言うと
iDeCoは個人年金の運用です。
NISAは預金の運用です。
iDeCoに関しては60歳まで引出しが出来ません。
しかし、受かった時に掛かる税金が優遇されて、退職金所得控除ができ大きな減税が実現できます。
NISAに関しては3種類ありますが
一般NISA.つみたてNISA.ジュニアNISA
一般NISAは〜5年間非課税です。
ですので、短期の運用をお考えの方に向いております。
つみたてNISAは仮に今まで定期預金をされていた方はこちらに移し替えして頂いていいかと思います。
〜20年間非課税です。
非課税というのは、通常であれば
運用して出た利益に対して20%の分離課税がかかるところを非課税にできるという仕組みです。
それぞれ非課税期間、非課税金額はインターネットで調べて頂くと出てきますので検索してみてください。
iDeCo、NISA全てに共通されているのは
金融庁が選定された銘柄を選択し運用をするため、ハイリスクハイリターンといったご不安な面は軽減出来るかと思います。
どのように運用したいのか目的に合わせて
預け先をiDeCoかNISAかつみたてNISAか
選ばれてはいかがでしょうか☺️。
ご参考になればと思います。
2020-10-16
0
東京都
5.0
flower2020 様
老後生活費の資産形成を目的とした金融商品の比較をされていらっしゃるのですね。
まずは受取り方を考えましょう。
年金受取りは、iDeCoと変額個人年金保険になりますが、投資信託(NISA口座)の場合は、自動売却サービスを利用すれば、年金受取りも可能です。
一括受取りは、投資信託(NISA口座)が対象となりますが、iDeCoと変額個人年金保険も一括受取りが可能です。
それぞれの積立投資時の特徴は、以下となります。
● iDeCo
・掛金の全額が所得控除
・運用益は非課税
・分散投資が可能
・元本保証商品も選べる
・掛金の組入比率を変更できる
・スイッチングできる
・60歳までは引出しできない
●変額個人年金保険
・保険料が所得控除(所得税4万円住民税2.8万円が最大)
・運用中の課税はない
・分散投資が可能
・国内債券や海外債券も選べる
・掛金の組入比率を変更できる
・スイッチングできる
・保険料払込免除がある
・契約者貸付がある
・年金開始前、積立金の増額ができる
・死亡保障がある
・運用低迷時など、低額の年金保険に変更できる
・保険関係費用と特別勘定運営費用がかかる
●つみたてNISA
・非課税投資枠が年間40万円
・運用益は20年間非課税
・コストが安い投資信託が選べる
・分散投資ができない
・掛金の組入比率やスイッチングができない
●一般NISA
・非課税投資枠が年間120万円
・運用益は5年間非課税(ロールオーバー可能)
・ほとんどの投資信託が選べる
・分散投資ができる
・掛金の組入比率やスイッチングができない
以上、ご参考になればと思います。
2020-10-16
0
大阪府
NISAとは、通常の株式や投資信託などの売買益や配当金などが非課税になる制度のことです。iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金のことで、自分で将来のために月々の積立金額となる掛金を設定し積み立てる個人年金になります。
NISAは少額投資非課税制度で年間120万円までなら非課税で投資ができます。
iDeCo(イデコ)の掛金は、月々5,000円以上1,000円単位で自分の公的年金の加入状況によって上限金額が決まります。掛金の幅は職業などにより月々5,000円~68,000円で掛金の金額は年に1回変更することができます。
NISAはいつでも売却して証券会社の口座などから出金することも可能ですが、iDeCo(イデコ)は原則60歳以降の受給年齢に到達するまで資金の引き出しはできません。またiDeCo(イデコ)は掛金の積立を停止したり再開したりすることは可能ですが、資金の引き出しは特殊な事情以外は認められていません。
NISAの非課税対象は、株式投資信託や国内外の上場株式、国内外のETF、ETN(上場投資証券)、J-REITなどの売却益や配当金、普通分配金などになります。
iDeCo(イデコ)の非課税対象は、元本確保型商品(定期預金、保険商品)や運営管理機関が選定する投資信託の運用益が非課税対象になります。
iDeCo(イデコ)の大きな特徴は、なんといっても拠出額が所得控除されることにより、節税をしながら年金資産を作れることです。自分で毎月の掛金を設定し、自分で商品を決めて運用するため、どのような運用スタイルで資産形成をしたいのかを学びながら運用をしていくことが重要になってきます。
iDeCo(イデコ)のメリットは3つの節税ポイントになります。1つめは掛金が全額所得控除の対象となり所得税と住民税の節税となること。2つめは通常金融商品にかかる運用益に対する20.315%の税金が非課税になり、受け取る年金がその分多くなること。3つめは受取時に「退職所得控除」「公的年金等控除」の対象になることです。運用した資産は「一時金」「年金」「一時金と年金の両方」の3つのいずれかの形式で受け取ることになりますが、一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」が受けられます。
iDeCo(イデコ)のデメリットは、60歳まで原則引き出すことができないことや自分で運用商品を選択し運用する必要があること、手数料がかかることです。特に手数料は制度への加入時の手数料や口座管理手数料が発生しますがこれは運営管理機関によって異なります。手数料を抑えるためにはどこの運営管理機関で加入するかが重要なポイントになってきます。
60歳前に資金が必要な場合はNISA。
NISAは1年間の非課税枠が大きく、株式などの個別銘柄にも対応しているためNISAよりも短期ですが、3か月~半年程度の株価の上昇による売買益を効率的に確保したい人や、高配当銘柄の投資に向いてます。換金も自由にできるため急に資金が必要になった場合でも安心です。
NISAの大きな特徴は、通常の運用利益にかかる税金20.315%が非課税になり、非課税枠の上限は年間120万円、最長5年トータルで600万円分の累計投資額に適用されます。また5年間のNISA期間が終了すると「ロールオーバー」の手続きによりさらに5年間の非課税で保有することができます。
つみたてNISAでは運用益にかかる税金20.315%の非課税は同様ですが、非課税枠の上限は年間40万円、最長20年トータルで800万円分の累計投資額に適用されます。
NISAのメリットは非課税の対象商品が幅広く、一般NISAでは年間投資額上限も120万円と高く、換金も自由に行なえることです。つみたてNISAでは対象商品の販売手数料がゼロ、投資信託の信託報酬は1.5%以下と決められているため節税とコストダウンの両方にメリットがあります。また一般NISAは、日本在住の20歳以上の人であれば簡単に口座を開設できます。
デメリットは年間120万円の上限があることや、一度売却するとその分の非課税枠が復活しないことです。それと節税効果を狙うばかりに売却機会を失うこともあります。またNISA口座は1つしか選ぶことができないため、つみたてNISAと一般NISAの併用は不可です。
さらに、従来の特定口座での取引と損益通算ができないことや、確定申告による3年間の損失の繰り越し処理の対象外である点もよく認識しておくとよいでしょう。
2020-10-16
0
栃木県
5.0
flower2020さま
いわゆる投資信託での資産形成になりますので、それぞれの違いをお伝えします。
デメリットに関してそもそもの変動リスク等に関しては同じなので割愛しますね。
NISAに関しては質問の比較ですとつみたてNISAでの提示、保険は変額保険で提示します。
□NISA
【特徴】指数に連動した投資商品が主になります。証券会社によって扱う商品は違いますが、大まかには同じようなラインナップです
【メリット】コストを抑えることができる(販売手数料等)、売却時の利益が非課税、長期で運用できる、いつでも売却できる
【デメリット】期間終了時に増えていなければ非課税メリットはない、商品選択の幅が狭い、20年以内に売却が前提
□iDeCo
【特徴】個人型の確定拠出年金で会社員でも主婦でも加入できる年金の上乗せ制度。口座管理手数料が金融機関によってかなりの差があるので注意
【メリット】所得控除になるため節税効果がある、利益が出た場合は非課税、一時金と年金受け取りができる
【デメリット】途中で引き出すことができない、商品選択肢の幅が狭い
□保険
【特徴】保障と資産形成の両方に備えられる商品、保険会社によって運用方法は異なります。
【メリット】保障に備えることができる、解約時に増えた利益は一時所得になる(一応メリットにしました)、相続発生時の非課税枠と渡したい人に渡せる
【デメリット】資産形成目的だと保障コストがかかるので早期解約だと元本割れ、保険会社の破綻リスクがある(あまりないですが一応可能性として)
以上、細かく話すと長くなるので簡単ではありますが、参考にしてください。
2020-10-16
0
熊本県
4.7
flower2020さん
ファイナンシャルプランナーの株式会社アビリティ 橋本です。
私なりの特徴の捉え方と考え方をお伝えします。
【NISA】←一般NISA
メリット:
1.年間120万円までの投資金額なら、どれだけ利益が出たとしても非課税で受け取れる!!
2.投資信託や株の種類が豊富。
3.投資信託→現金へ比較的簡単にできる。
デメリット:
1.口座開設までに1ヶ月程度掛かるし、書類のやり取りが面倒。
2.商品を選ぶのが非常に難しい。
3.日々値が変動するので、積立金額より少なくなる場合がある。損失が出た場合、損益通算できない。
4.手数料が高い商品もある。
こんな人にオススメ!
○非課税枠を使って運用をしたい人。
○たくさんの商品から選び、積極的に運用したい人。
○10年以内に使うようなお金を効率よく貯めたい人。
○さまざまなリスクをカバーできていて、余剰金がある人。など
【iDeCo】
メリット:
1.手数料の少ない選りすぐりの商品から選ぶことができる。
2.所得控除(小規模企業共済等掛金控除)で使うことができる→所得税が抑えられる。
3.目的が「老後資金(退職金)」と明確。
デメリット:
1.商品数がNISAよりも少ない。
2.掛け金の上限がある。
3.すぐに使いたい!となっても下ろすことができない。(破産しても60歳までは下ろせない)
※退職のタイミングすぐであれば下ろせる場合もある。
4.60歳など、受け取る際に一時金であれば「退職所得控除」が、
年金受取なら「公的年金等控除」が使える。
こんな人にオススメ!
○収入が多く税金を納める金額を少なくしたい人。
○老後の資金を効率よく積立たい人。
○さまざまなリスクをカバーできていて、余剰金がある人。など
【保険】←変額保険(投資信託含む保険)
メリット:
1.比較的手続きが簡単。
2.死亡保障、後遺障害保障、中には介護保障付きの商品もある。
3.商品の預け替えや購入商品の変更が一定数無料!
4.解約して受け取る際は、一時所得控除となる。(契約本数を分けることで各年使うこともできる)
デメリット:
1.10年以内は解約控除があるため、掛け金より少なくなる場合がある。
2.保険料のすべてが運用に回るわけではないので、NISAやiDeCoよりも運用効率が悪い。
3.預け先の商品数が少ない。
こんな方にオススメ!
○リスクをカバーしながら投資をやってみようかなと思う人。
○掛け捨ての保険ではもったいないと思う人。
○長期投資(15年位以上先で使うお金)を現金で貯めるよりはいいかなと思う人。など
【優先順位】
1.まずは生活資金を現金で確保。万が一や病気ケガでの治療・収入のカバーを必要最低限行う。
2.それができたら、効率よく貯蓄していく!
お家づくりも基礎がしっかりしてないとバランスが崩れて壊れるかもしれませんよね。
基礎となる「リスク」をきちんとカバーした後に将来の目標を定め、
それに向けた貯蓄計画を立てましょう。
目標に向けて、どれが一番最適かを選んだ方がよろしいかと思います。
2020-10-16
0
flower2020様
ご質問ありがとうございます
広島のFP事務所MoneySmithの吉野です
NISAとiDeCoと保険での資産形成に対するメリットやデメリットについてですね。
まず、NISAは少額投資非課税制度という制度で、一般のNISAは年間120万円まで、2024年からは1階部分と2階部分に分かれ合計で122万円までの運用益に対して非課税になるという制度で、現在は5年間の運用期間でさらに5年延長できるロールオーバーという制度となっています。
ただまだ恒久的な制度ではないので、今後、どうなるかまだ未定な部分もあります。
メリットとしては大きく増えた場合でも非課税で利益を受け取れるという面があります。デメリットはマイナスになても損益通算が出来ないという点です。
さらに年間40万円までの積立NISAもあります。こちらは20年間の積立を行うもので、購入する商品も限定されています。
iDeCoは、個人型確定拠出年金の愛称で、自営業者や主婦などの方が対象でしたが、既にお勤めの企業で確定拠出年金に加入されているサラリーマンの方も加入することが出来るようになりました。
拠出額が所得税控除の対象となることや、受け取る時にも税制優遇があります。
ただ一旦始めると原則60歳までは引き出すことが出来ないという点がメリットでもあり、デメリットでもあります。
保険に関してですが、基本的に、保険は保障があるので運用に回るお金は少なくなります。
投資先としてはほとんどの保険会社が国債を主な運用先としているために、現在は運用益は少なくなります。また変額保険や外貨建て保険という商品で運用を考える方もおられます。
変額保険の場合は、上記のiDeCoやNISAと同じように投資信託で運用を行います。保険会社を通すことでコストがWでかかることになります。また保障があれば保障部分は運用に回らない事になります。
外貨建て保険の場合は、円建てよりも利回りが良いという点で考えられていますが、現在は主要国のアメリカでもゼロ金利政策が取られているために、利回りも低くなっています。
さらに為替手数料が必要であったり、為替リスクがあり、必要な時や満期時に円高になると払った保険料より受け取るお金が少なくなる可能性もあります。
以上のことを踏まえて、資産形成をご検討されてください。
私は途中で必要な資金を使うなどの可能性があればNISAで運用されるのが良いと思います。
2020-10-16
0
福岡県
5.0
福岡でFPをしていますタンベです。
NISA,iDeCoと保険の違い
大きく違うのは、保障があるかないかです。
NISA,iDeCoは枠組みの名称ですので、細かい運用先はご自身で選択しないといけないですが、主な運用先としては
・株式(国内、海外)
・債権(国内、海外)
・預貯金(iDeCoのみ)
・保険(iDeCoのみ)(この場合の保険は、日本国債)
保険の主な運用先
・日本国債権(一般的な保険、変額保険)
・海外債券(外貨建ての保険、変額保険)
・株式(国内、海外)(変額保険)
主な違いは上記のとおりです。
メリット・デメリット
NISA
メリット→所得税の優遇(20年間)
デメリット→運用期間20年を超えると所得税20.315%がかかる(税率は現行)将来的に累進課税(所得税と同じで収入金額によって税率が変動)になるかもしれません。
iDeCo
メリット→所得税の優遇
・退職金と同じ税務処理が出来る(かなりの所得税の優遇)
・掛け金額を節税できる
デメリット→60歳以降しか引き出し不可
退職金が多いところは、退職金優遇が受けれない可能性がある
掛け金には上限がある
保険
メリット→保障がある
・生存時も死亡時も必要な金額を準備できる
・相続時には相続財産とは別にできる
・保障と運用が両立するためバランスのいい金融商品の持ち方が出来る
・期間をあまり気にせず、所得税の優遇を受けることが出来る
デメリット→保障がある
・運用先によっては、運用効率が悪いことがある
・健康上の問題で持つことが出来ない可能性がある
以上、このようなイメージです。詳しくは、またご質問していただければと思います。ご参考になれば、幸いです。
2020-10-16
0
広島県
flower2020様
ファイナンシャルプランナーの眞野です。
NISA、iDeCo、保険で資産形成する場合のメリット・デメリットについてのご質問ですね。
①NISA
・NISAにはつみたてNISAとNISAがあり、どちらかを選択します。
・それぞれ投資上限額と運用期間が決まってします。(つみたてNISA:年間40万・期間20年、NISA:年間120万円・5年間)
・NISAは2023年に制度が変更される予定です。
・メリットは運用益が非課税という点です。
・デメリットとしては、運用がマイナスになった場合、損益通算ができません。一般口座なら可能です。
・つみたてNISAは長期投資に適した金融庁で認められた投資信託に限られますが、信託報酬の低い投資信託(インデックス運用中心)を選ぶことができます。
・資金の引き出しはいつでも可能です。
②iDeCo
・老後資金の積立が目的の制度なので、税制メリットが手厚く、掛け金が全額所得控除・運用益非課税・受取時にも退職金・年金等控除(非課税)のメリットがあります。
・60歳まで掛金を拠出できます。受け取りは60歳から70歳迄の期間でいつからでも開始できます。
・投資上限額は自営業者は月額68000円(年間816000円)、サラリーマンは加入している年金制度で異なり(月額12000円~23000円)、主婦は月額23000円です。
・デメリットとしては資金の引き出しが60歳迄出来ない点です。(引き出しできないから貯まるとも言えますが・・・)
・制度改定で2年後頃から拠出年齢が65歳迄可能になり、受け取りも75歳までに開始できるようになります。
③保険
・資産運用としての保険はあまり魅力がありません。保険なので保障機能があることはメリットかもしれませんが、純粋に資産運用として考えるべきではないと考えます。
・デメリットとしては、運用方法を保険会社に丸投げすることになり使い勝手が悪く、解約すれば解約控除が発生したり、運用コストも割高であるなどです。
資産運用の考え方としては、先ず老後資金をiDeCoで積立て、次に積立NISA(更に資金を投資するならNISA)ということでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。
2020-10-16
0
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
・・・