がん保険について
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rさん
(30代)
ある保険会社の方には「保障は100万円あれば十分」、別の会社の方には「200万円」と言われました…。
正直、「そんな大きな病気なら、たくさんお金をもらってもどうせ治らないんじゃないかな」と思うのですが、家族に迷惑をかけるわけにもいかないし迷っています。
rさん、ご質問ありがとうございます！
がん保険はいくらあればいいのか？確かに色々な考え方があり疑問ですよね。
私はがんに対する保険で考えることは2点あると思います。
それは、
①継続的に治療をする場合の経済的負担
②がんになって働けなくなった場合の収入の確保
だと思います。
①と②では保障の準備の仕方（保険種類）が全然違います。
保険を準備する時は、常にこの保険は何の目的で準備するのかという部分が大事になります。
ただ、保険はあくまで経済的負担を軽減する為の手段です。
rさんの経済状況はわかりませんが、まとまったお金があったり、がんになって継続的に治療をする場合でも援助してくれる方（例えば親御さんとか）がいる場合は、経済的負担は発生しにくいと思いますので、保険に拘らなくてもいいと思います。
ただ、そういった人はごく少数ですので、rさんの経済状況をFPに話して、どのような解決策が一番ベストかアドバイスを受けることをお勧めします。
長文お読みいただき、ありがとうございました！
2020-05-19
9
ｒ様
こんにちは、株式会社フィンテックの小川と申します。
１００万円か良いか？２００万円必要なのか？保険で幾らの金額に入れば良いか、それだけ入っても治らないのなら意味がないのでは？
聞く人聞く人で意見が違う・・・悩みますよね。
目的（保険の種類別）に記載させて頂きますので少々長くなるかと思いますがご一読頂き、ｒ様にとってご参考になれば幸いです。
①医療保険
重い病気・さほど重くない病気にもよりますが、重い病気（入院期間や治療期間・自宅療養期間が長くなりそうな病気）を目安にお考え頂ければと思います。
１つ、基準とするのに高額療養制度という公的制度があります。収入に応じて公的医療（保険証での治療）の自己負担額が決まる制度です。
例：年収で約３７０～７７０万円の場合、「８０,１００円＋（医療費－２６７，０００円）×１％」が自己負担額となります、目安として９万円／月です。
この制度を活用してプラスで入院中の病院食代４６０円／食が掛かりますので、４６０円×３食＝１、３８０円／日になります。
また平均入院日数が２９．３日（平成２９年度）ですので、これらを基に計算すると、
９万円＋（４６０円×３食×３０日）＝約１３万円
これはあくまで平均値ですので、例えば脳血管系の病気ですと８０日近く入院しますし、その後リハビリ等で直ぐには職場復帰出来ませんので長期治療となった場合に当面の間は給与の代わりに傷病手当というお金をもらう形になりますが、傷病手当は月収の２／３が目安ですので、仮に月収３０万円の場合、毎月１０万円が不足しますので、この減少分も加味する必要があります。
このように考えると思い病気については１００万円くらいは掛かる（出費と収入減少分の合計）とお考え頂いた方がよいと思います。
また、入院中に個室（差額ベッド代）を希望される場合は、１日あたりプラス１万円は見て頂く必要があります。
②ガン保険
よく「ガン診断一時金は１００万円で」と提案するケースがありますが、ガンになった方々のアンケートで平均して１００万円かかったという数値に基づいているからです。
ただ、あくまで公的治療での場合であって、自由診療（保険証対象外での治療方法）は更にかかります（約２５０万円）ので、公的治療であれば１００万円、治療方法の選択肢を広くとお考えであれば最低３００万円はかかるとお考え下さい。
③死亡保険
ｒ様の葬儀費用として家族葬で５０万円、普通の葬儀では２００万円はお考え下さい。それにプラスしてｒ様の収入に頼っていた方の生活費（遺族年金は今までの収入の２／３程度ですので、その減収分）を補う必要があります。
お金があればあるだけ治療に際し、選択肢が増えるのは事実です。入院に際してもより良い環境（個室）になりますが、一方で準備しておくお金が多くなる（生命保険であれば保険料の負担が大きくなる）のも事実ですので、ｒ様にとって心配な病気（例：がん）を念頭に置いて「幾ら必要なのか？」をファイナンシャルプランナーにお相談されてみてはいかがでしょうか。
ご不明点・ご質問等が御座いましたらお気軽にお声掛け・再質問頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-05-19
1
保障って、死亡保障でしょうか？医療保障でしょうか？がん保障でしょうか？
各人の家族構成や収入で違うので、状況伺わないとご回答できません。すみません。
ここではなくその保険会社の方々に、なぜ100万円（or200万円）で十分だと思うのか聞いてみるのがいいと思います。
2020-05-19
0
rさん、はじめまして
ＦＰ事務所ＭｏｎｅｙＳｍｉｔｈの吉野と申します
気にかけられているように、保険金は病気を治すものではなく、病気と治すためにお金の負担を軽減させるものです。
ただ、成人病などは治療費などが多くかかると言われています。
現在は医療技術も進んでおり、癌などでも早期発見で治る病気ともいわれていますね。
無駄に多くの保障を持つ必要はありませんが、ある程度、資産の損失を防ぐために保険に加入しておくのは必要でしょう。
2020-05-19
0
rさん
はじめまして！
㈱ワンダフルライフの
ハマサキと申します^_^
宜しくお願い致します。
おそらく、
今回の焦点となっている
保険金額は、整理資金のこと
ではないかなと思います。
整理資金は言い換えると
万一時のお葬式費用です！
お葬式費用は
全国平均１９０万円前後。
(これには墓地・墓石の購入費は
含まれません)
それを、別の会社は
100万円で十分と言われたのかと
思われます。
そして、家族葬や密葬など
いわゆる身内だけの小規模な
お葬式であれば、たしかに
100万でも十分かもしれません！
この保険金額については、
基本的には終身保険に
加入する際に検討するものです。
そして、200万にするか
100万にするかは、rさんが
①どんな(規模の)お葬式を身内に
あげてほしいか。
そして、
②お葬式は最小限のもので
構わないが、遺された身内に
お金をいくら遺したいのか
で判断して良いかと思います！
ただし、
rさんがご心配されている病気の
備えを目的として今回
保険の加入を検討されているので
あれば、少し話が変わってきます。
その場合は上の整理資金を
目的とした終身保険などの
死亡保険とは別に、医療保険や
(ガンだけに備えるなら)
ガン保険の加入が
必要になってきます！
さらに、
大きな病気がどの疾病かにも
よりますが、治療方針に
よっては健康保険を踏まえ
医療保険やガン保険からの
給付金200万円でも十分
完治を目的とした治療を
受けることもできます。
このように、
rさんにとっての保険金の目的が
整理資金なのか？
(大きな)病気の時の十分な
治療なのか？
それによって選ぶ保険商品と
保険金・給付金の額が
変わってきますので、さらに
具体的に検討したい場合は
引き続きお気軽にご相談
いただければと思います^_^
ご一読有難うございました！
2020-05-19
0
rさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
文脈から推測すると、医療保障の一時金なのかな？ と思ったのですが、
念のため、医療保障と死亡保障の双方でお話しさせていただきます。
まず、仮に死亡保障の金額のことを言っておられるのだとすると、
１００万円だとお葬式費用の準備くらいかなと思います。
全国の平均でいくと約２００万程度とは言われていますが、
最近は家族葬も増えてきており、そんなに派手にしなければ
１００万くらいで足りるかも知れません。
心配なら２００万の準備で宜しいかと思います。
続いて医療保障のことをでいいますと、正直１００万や２００万で
足りるかどうかは、ごういう病気でどの程度のものなのかによって
必要とする金額（保障）は異なります。
風邪をこじらせて一週間入院するのと、
脳梗塞で大がかりな手術をして長期入院するのと、
悪性のガンで長期にわたり通院で抗がん剤治療するのと、
それぞれかかる金額は様々です。
ですので一概に１００万で足りる、２００万で足りるといったことは
断定的に言えなくて難しい面があります。
私が保険設計する際にお客様にアドバイス差し上げるのは、
３つのパターンで想定しておくということです。
１，一般的な治療（三大疾病除く）
２，脳の病気、心臓の病気
３，ガン
大まかに分類すると、この３つのカテゴリーごとに想定をして準備をしておけば、
それほど的外れな準備の仕方にはならないかと思います。
例えばということでお話しすると、医療保険と三大疾病保険（もしくはガン保険）
という組み合わせもありかと思います。
別契約で加入することもできれば、医療保険の特約という形で
セットにして加入することも可能です。
参考になれば幸いです。
2020-05-19
0
ｒ 様
がん保険の加入について、保険会社にご相談されていらっしゃるのですね。
がんの部位や進行度合いによって、治療方法も治療費も大きく異なります。
政府の統計データ（平成29年）の疾病別・年齢階級別によると、悪性新生物（がん）の1入院当たり医療費（15歳~64歳）が1,120,283円という数値がございます。こちらはあくまでも平均値ですので、最も多いのがこの費用という意味ではありませんので、解釈にはお気をつけください。
自己負担3割ですと、1,120,283×30％＝336,084円という計算になります。
この数値は1入院（1回）当たりの医療費ですので、通院による治療費が含まれていないことにも解釈に注意が必要です。
高額療養費制度の考え方にも注意が必要ですのでご説明いたします。
例えば、４/1～4/20までの入院治療で336,084円が自己負担額の場合は、社会保険加入者で年収が約370万円〜770万円であれば、自己負担額が8万円～9万円となります。
では、4/20～5/10の入院ならいかがでしょうか？
4月も5月も10日間の入院医療費がかかり、1日当たりの治療費が同額だと想定した場合は、4月の自己負担額が8万円～9万円、5月の自己負担額も8万円～9万円と計算されますので、入院が月またぎになることも想定が必要です。
通院費用についても検討しなければなりません。入院中の手術（外科治療）後、放射線治療や抗がん剤治療を継続するケースがあります。抗がん剤においては、国内未承認の薬を使用するケースもあり、その場合は自由診療ですので、全額自己負担になります。
また、先進医療による療養においては、１クールの治療を複数回にわけて通院をするケースもあり、先進医療の技術料は全額自己負担になりますし、300万円前後の実費がかかる実例もあります。
がん保険を取扱いしている保険会社では、実際の保険金支払いを公表しているところもあり、高額なケースでは、自由診療で1,500万円という事例もあります。このように、がんの治療費はさまざまありますので、治療費の備えをしっかりとし、がんと闘えるようにした方が良いと思います。
損害保険会社のがん保険でしたら、更新型にはなりますが、自己負担額を補償するタイプもあります。30歳代でしたら保険料は低廉ですので、生命保険会社と損害保険会社の保険商品を両方加入する方法もありだと思います。
2020-05-19
0
ｒさんはじめまして
がんの治療は日々進化しており、健康保険適用外（３割負担ではなく全部自己負担）などの治療もあります。
健康保険がきかない分高額になりがち。
その分も保険で用意するべき、いやそこまでは保険で用意する必要ない。
ＦＰによってもさまざま意見が分かれるので、いたしかたないところです。
初発のがんや上皮内がんはら確かにrさんのおっしゃる通りです。
問題は再発、転移が発生した場合も含め長期で闘病しながら働かなければならないケースが多いのががんの特徴です。
がん保険とがん診断給付金１００万程度はあってもいいかなと思います。
あとは、公的医療保険のサポートもありますのでそこも踏まえつつがんの備えを拡充するべきか検討していくとよいと思います。
2020-05-19
0
公的保障の高額療養費制度もありますので、がん保険に執着しなくとも 現金資産を形成することで補う方法もあると考えます。
2020-05-19
0
『がん保険のベストな保障額は個人によって異なる』こちらが回答になるかと思います。
そもそも「癌の治療費はいくらあれば足りるのか？」は、誰にも分からない質問です。
ちなみに単純に癌の治療費が心配であるのならば癌の治療費を全額保障する保険があるので、ｒさんに向いているのかもしれません。
こちらの商品であれば、癌の治療費への不安は無くすことが出来るかと思います。
だだこの手のタイプは現在定期タイプ（一生涯加入することは出来ない）がメインなので、年齢が上がる度に保険料が上がるというデメリットにお気を付け下さい。
なので加入される場合には同時に貯蓄や運用を同時にスタートさせ、保障終了時に備えることがよいかと思います。
又、癌は治療を受けることにより所得が下がるケースが多々あるのでお気をつけ下さい。
通院により勤務時間が減ってしまったり、場合によっては部署の移動などもあるからです。
その辺りも考慮されると、更によいものが選択出来るかと思います。
2020-05-19
0
ファイナンシャルプランナーの西村です。
葬儀費用として用意しておくなら一般的に200万程度のイメージです。
がんの治療を目的としているなら、健康保険の適用範囲の治療をするなら、100万程度、自由診療をするなら200万以上のイメージではないでしょうか？
但し先進医療の種類によっては400万程度かかる場合もありますので、どのレベルまで準備するかを勘案なさって決めて下さいね。
2020-05-20
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ファイナンシャルプランナーの西村です。
葬儀費用として用意しておくなら一般的に200万程度のイメージです。
がんの治療を目的としているなら、健康保険の適用範囲の治療をするなら、100万程度、自由診療をするなら200万以上のイメージではないでしょうか？
但し先進医療の種類によっては400万程度かかる場合もありますので、どのレベルまで準備するかを勘案なさって決めて下さいね。
2020-05-20
0
数千万円もの治療費をかけてガンを克服された方も大勢いらっしゃいます。１００万では不十分だと思います。
2020-06-18
0
保険を上手に賢く準備されていますか？
お子様の教育資金を上手に賢く準備されていますか？
老後20・・・