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arisukeさん
(20代)
外貨建て商品の加入を考えています。
その中で、MVA付きの商品が気になっていたので少しだけ勉強してみました。
金利が上がれば返戻金が下がり、金利が下がれば返戻金はあがるという流れは理解出来たのですが、為替は逆の動きをするようなので困惑しています。
金利上昇傾向になると、為替は円安になると認識しているので、MVAによる損失と為替による利益どちらが上回るのでしょうか?
逆に、金利下降傾向の時はどちらが上回るのでしょうか。
せっかくなのでMVAをしっかり理解した上で加入を決めたいです。
プランナーの回答(3件)


arisukeさん
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
『MVA付きの外貨建て商品について』のご質問ですね。
MVA、市場価格調整のことですが、arisukeさんは「金利が上がれば返戻金は下がり、下がれば返戻金は上がる」ここまでご理解出来れば御の字だと思います。
そもそも調整弁的なものですので、その商品の利率見直しと為替相場のタイミングでどちらも上回ったり下回ったりします。
それは上昇傾向でも下降傾向でも同じことです。
MVAはぞの時点での債券(国債)の価値と将来における価値に差が生じた際の調整として働きます。
為替もお互いの国(円米ドル為替であれば日本と米国)の貨幣の価値の上下(強さ弱さ)ですし、国債の利率も同様の面がありますからね。
「MVAによる損失と為替による利益どちらが上回るのでしょうか?」
これはMVA付商品がいつ購入したもの(販売していたもの)にもよりますし、また金利と為替が全く同じタイミングで動くわけでもないので一概には言えないのです。
金利差(為替は基本的に逆の動き)の調整としてのMVAです。
arisukeさんのお気持ちはわかりますが、その時点になってみないとどっちが上回るか?は答えが出せないのです。
またMVAは契約からの経過年数によっても反映度合いが異なるものが多いので、短期よりも長期の方が影響は受けにくいものが多いはずです。
現段階では米国債については非常に高い利率ですので、その意味ではMVAの恩恵を受けやすい、為替の影響(解約の段階で円高になっている)を受けたとしても充分にプラスになると思いますが。
円安といわれてはいるものの、利率が非常に高くなっているのも事実で、その意味では外貨建て商品に直目するのも良いと思います。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2023-09-26
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arisukeさん、こんにちは。
外貨の金利が上がれば円安にはなりますが、実際の外国の金利と違って日本の金利は相変わらず0みたいなものですので今後日本の金利がかなりの幅上がる可能性もあるわけです。他国より大幅に上げられる幅がある中で今後他国と一緒に国内金利が大幅に上がることがあればセオリー通りに為替が動くとは限りません。ご質問の回答が実は非常に難しかったりいたします。
ご年齢から察しても外貨建保険や外貨建年金であれば、正直外国債券の投資信託で直接投資の方がいいような気がします。考えるべき点が直接金利と為替だけでいいので「資産を増やしたい」というご希望であればややこしい解釈が必要なくなります。
市場価格調整は見方を変えれば保険会社が損をしないようにするための物ですので、それを持ってご本人が資産を増やしていけるかというと少し本筋からは離れてしまいます。一時払いで相続対策や節税を考えましょう、ということであればあくまでそこが目的なので市場価格調整や金利はそこまで重要性がなくなるのでいい条件になるかとは思いますが。
2023-09-26
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arisuke様ご質問ありがとうございます。
外貨建て商品でMVA(市場価格調整)のあるものをご検討しているとのことで、金利と返戻金の流れもしっかりご理解いただいていると思います。
検討している外貨建て商品をたとえばアメリカドルのものとして考えると、おっしゃるとおりご加入時よりもドルの金利が上昇傾向になれば、解約返戻率は下がる一方、為替は円安になる傾向がございます。
ただ加入期間が10年に満たないような短期間であれば、解約時の返戻率自体がMVAの影響がなくても低い設定なので、傾向どおり円安になったとしても為替による利益を得るのは難しいと考えます。
金利下降時も同様に、解約返戻率は高くなりますが、為替が円高に振れたとして、短期であればやはりもともとの返戻率が高くないため円高のマイナスをカバーしきれるかどうかは疑問です。
また20年以上の長期であれば、あくまで日本円の元本を基準に考えた話になりますが、
MVAと為替の影響を考えてもプラスになる可能性は高くなります。
この場合、仮に為替が望ましい状況でなくても、解約時に一旦ドルで受け取って、円安を待つという方法をとってもよいかもしれません。
せっかくご質問いただいたのに申し訳ありませんが、外貨建てという為替リスクとMVAによる調整が
影響する保険での損得は正直わかりません。長期加入した場合、外貨(ドル)ベースでは増やせる可能性が高いですということをお伝えするのが限界です。
そこでarisuke様に一度ご確認いただきたいことが1点ございます。
今回ご検討の保険ですが、保険は保障が必ずついてくるものなので、保障が必要かどうかという点です。
保障がある分、お支払いする保険料にはいわゆる掛け捨てになる部分がございます。
日本円よりも金利が高いから、ドル建てで資産を活用・形成したいということであれば、アメリカドル債券を高金利時に購入し、低金利になったタイミングで為替の動向を考慮して売却したり、長期保有でドル建ての利子を得るという方法もございます。年齢も20代とお若いのでこちらのほうが資産形成効果は高いと考えます。
そのほか来年からスタートする新NISAなど中長期の資産形成を優遇する制度もありますので、ご加入前にこちらもお調べいただいてはいかがでしょうか。
2023-09-26
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現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・