税金について
受付中
回答数回答
7
役に立った役立つ
15
閲覧数閲覧
534
goldenさん
(60代)
再来月に産まれる子供の教育資金を学資保険で用意しようか?と考えてます。
学資保険は、一括で受け取るのと、年金のように分けて受け取るタイプが
あるようですが、知り合いから受け取り方によって税金の掛かり方が違うと
聞きました。
出来れば税金があまり掛からないようにしたいと思ってます。
本当に受け取り方で税金の掛かり方は、違うのでしょうか?
契約者は主人で、自営業です。
東京都
5.0
golden 様
学資保険のお祝金や満期保険金は所得税の課税対象となります。
分割受取は雑所得、一括受取は一時所得となり、税金がかからないような希望であれば、一時所得の一括受取となります。
一時所得は、満期保険金-払込保険料総額-50万円控除>0の場合に、1/2した部分が課税対象となります。
学資保険の一括受取で、所得税(一時所得)がかかるほど増える保険は現在ないと思います。
2020-04-22
3
golden様
初めまして、FP事務所MoneySmithの吉野と申します
一括で受け取る場合は一時所得となり、受取額が保険料総額より50万円以上多くなれば課税の対象となります。
現在の学資保険の現状を見ると相当高額でない限り、50万円以上増えるものはないと思います。
年金形式で受け取る場合は、詳しくは省きますが、雑所得となり、増えた部分に関して課税されます。
ただその額も、それ程多くなるとは考えられません。
教育資金の準備を考えられているのであれば、学資保険ではなく他の金融商品で考えられることをお勧めします。
今後のインフレを考えると、インフレ以上の利回りがないと実質のマイナスとなります。
2020-04-22
2
大阪府
契約者がご主人で、受取人もご主人で所得税がかかります。お子さんを受取人にすると贈与税がかかりますのでご注意ください。全額から110万円を引いた額。
その上で、所得税は増えた分に対してかかります。一括でもらえば一時所得。増える額が50万円以下で税金ゼロ。分割でもらうと雑所得。自営業でしたら必ずかかります。額は分割の回数で違いますが微々たるものです。
2020-04-22
2
東京都
5.0
golden様
こんにちは、株式会社フィンテックの小川と申します。
まず、教育資金への課税についてですが、
仮に学資保険での場合、払った保険料に対し受取った満期保険金の差がプラス50万円を越えた分については一時所得として多少なりとも税金がかかる可能性はあります。
計算式:(満期保険金 + 積立配当金)- 払込保険料総額 – 特別控除額(最高50万円)= 一時所得の金額
所得税が課税される金額 = 一時所得の金額 × 1/2
※契約者と満期保険金が同一の場合。
ただ、よほど高額の保険料を払わない限りは利息分が50万円を超えることはないので、そこまで気にする必要はないと思います。
また、お知り合いの方が「受け取り方によって違う」とおっしゃったのは一括で受け取るか分割で受け取るかの違いについてだと思いますが、一括で受け取った場合は上記の「一時所得」として計算します。
また分割で受け取った場合は「雑所得」の扱いとなり、
計算式:分割した保険金額 -(分割した保険金額 × 払込保険料総額 / 総支給見込額)
※控除の50万円の設定がありません。
となります。
こちらの場合も高額な保険料を払っていない限り心配な金額の税金はかかりません。
また、基本的なお話として、お子様(お孫様)へ教育資金として渡した(払った)場合、総額1500万円をこえない限り贈与税はかかりません。
※親が子供に対し日々の生活の中で学費や塾代としてかけたお金が贈与税という対象にはならないのです。
少々ややこしい話をさせて頂きましたが、仮にgolden様が何千万円も受け取るような学資保険(もしくは学資目的での貯蓄)をする以外は気にされる必要はありません。
余談ですが、golden様がお子様の学資目的で貯蓄をされる場合、ご主人様に貯蓄途中に万が一の事があった際も学資は確保(維持)したのであれば保険での貯蓄は有効です。
別段、万が一への備えは不要(別途で保障に入っている)のであれば保険以外の方法(積立NISAなど)も選択肢としてお考えになってはと思います。
長文になりましたがご不明点等が御座いましたらお気軽にお声掛け下さいませ。
6月に大切なお子様が元気に生まれてくることを願っております。
この時節柄、ご出産に際しご心配な事も多いかとは思いますが、ご自愛下さいませ。
宜しくお願い致します。
2020-04-22
2
東京都
goldenさん
こんにちは、ファイナンシャルプランナー大竹麻佐子です。
今から教育資金について、きちんと考えられていること素晴らしいです。
再来月が楽しみですね。
さて、学資保険の受け取り方ですが、
①一括での受取り → 一時所得
②分割での受取り → 雑所得
となります。
①一括での受取りの場合
【受取額-支払保険料-特別控除(50万円)】×1/2
に対して税金がかかるので、低利回りの現状では、税金かからないと考えてよいかと思います。
②分割での受取りの場合
自営業の方は、税金かかる場合がありますので注意が必要です。
たとえば、
お祝い金100万円を受取る場合を考えてみましょう。
満期までに支払う保険料280万円 満期までに受取る金額の合計300万円
100万円-【100万円×(280万円/300万円)】= 7万円
確定申告の際、事業所得に加えて、雑所得7万円を申告することになります。
終身保険や他の金融商品で教育資金を準備する方法もありますが、学資保険で養育年金(育英年金)を付加することも選択肢のひとつです。
万一の場合に保険料の払い込みが不要になりつつ保障は継続します。加えて、所定の年金を受け取ることができます。利回りとして考えると、元本割れですが、備えとしてはアリです。
元気な場合には、分割で受け取るとしても、上記例の280万円が300万円超と推測されるため雑所得はマイナスになり税金かからないでしょう。
※会社員は、雑所得20万円以下の場合、確定申告の必要ありません。
参考になれば嬉しいです。
2020-04-22
2
東京都
5.0
一括で受け取る場合は、受け取る金額が支払った保険料より50万円以上増えていれば税金がかかります。
分割で受け取る場合は自営業者であれば、税金がかかります。
受け取り方で税金額は変わりますが、微々たるものです。
それよりも、教育プランを考え、分割がいいのか一括がいいのかを検討する方が重要だと考えます。
2020-04-22
2
長野県
5.0
goldenさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
税金のことについては他の方が回答されていますので、別視点でご回答を・・・。
学資保険の検討は保障と貯蓄を兼ねて(もしくは貯蓄メイン)だと思いますが、
今の学資保険は貯蓄の機能というのが極端に弱いです。
20年前までの学資保険はまだ増えたといえるものでしたが、
ここ最近のものは殆ど増えず、中には元本割れするものも・・・。
いくら払って、いくら戻ってくるのか。
この計算を怠らずやってくださいね。
学資保険は貯まりはしますが、必ずしも「増える」とは限りません。
2020-04-24
2
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
・・・