掛け捨てじゃない医療保険
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nanasisan7さん
(40代)
もし病気にならなかった場合掛け捨てだと保険料がもったいないと思っています。
保険料が返ってくる医療保険があると聞いたことがあるのですが、そういった商品になにかデメリットはないのでしょうか。
nanasisan7さん
初めまして、株式会社F.L.P 恒次と申します。
よろしくお願い致します。
保険料が返ってくる(還付金)医療保険にデメリットはないか?というご質問について
まず保険料が返ってくる医療保険(Rタイプ)の仕組みを少し説明させていただきます。
① イメージは銀行の積立のような感じです。選択した年齢で、かけた保険料が返ってくる(還付)。
但し、保険料全額ではなく、「主契約」と呼ばれる部分の保険料のみが還付される。
⇒ 特約の保険料は掛け捨てで、還付金に含まれません。
また、還付の年齢までに給付金請求で受け取られた金額は差し引かれ、残りの金額が還付されます。
② 積立機能のある医療保険ですので、掛捨ての医療保険より、保険料は高いです。
③ 還付された後はどうなるか
⇒医療保険を継続する場合は、②の高い保険料のままで終身払いしますが、その後還付はなく
全額掛捨てとなります。
④ そもそも、医療保険は医療技術の進歩に合わせて日々商品改訂(内容・保険料)がされています。
以前はなかった技術や手術が新しく対象に加わったり、稀に保険料が安くなることもあります。
掛捨てタイプの方は、保険料があまり変わらないなら給付金がたくさん受け取れる方がいいと、
見直しも前向きにできます。
しかし、Rタイプの方は古くても還付があるのをやめたくないと躊躇されます。
⇒ ということは、保障重視ではなく貯蓄を重視されている。
Rタイプの医療保険について概要を説明いたしましたが、①~④の内、nanasisan7さんの価値観の中で、
これは嫌だなと感じられた部分がnanasisan7さんにとってのデメリットだと思います。
補足ですが、以前Rタイプのお客様が、新しい医療保険は欲しいが、見直しを躊躇されました。
結果:日額を半分に減額、特約は全て解約し、主契約のみに変更。
減額した日額を、最新の掛捨て医療保険で特約も充実してご契約。
⇒Rタイプは全額還付対象
⇒掛捨て医療保障も最新の内容で充実し、安い。日額は2契約合わせて今まで通り。
⇒総額保険料は安くなった。
⇒時々見直しを考えるのは、掛捨てタイプの医療保険のみ。
⇒還付金を受取った後は、Rタイプも掛捨てに変わるので解約。
掛捨てタイプの医療保険は安いので、その後年金生活になっても払えるくらいにしておく。
生涯を見据えてこんな持ち方をされました。
ご参考になれば幸いです。
2020-09-18
9
東京都
5.0
nanasisan7様
こんにちは、フィンテック株式会社の小川です。
医療保険についてのご質問ですね。
nanasisan7様のおっしゃる通り一般的な医療保険は大半が掛け捨てで幸いにして病気やケガで入院しなかった場合等、保険料が無駄になってしまう形にはなります。
そこで2013年に掛け捨てではない医療保険が国内系大手生命保険会社より販売開始となり現在に至っています。
現在は2社から販売中ですが、メリットとしては使わなかった分の保険料(総支払保険料から受け取った保険金を差し引いた残り)が契約時の設定年令(例:60才や70才)の時点でお手元に戻ってくる点にあります。
デメリットとしては月々の保険料が掛け捨てタイプの保険に比べて高くなってしまっている点です。
また未受取り保険料の還元後も保険料は変わらない為、例えば60才の段階で保険料の還元をした場合、その後の保険料は掛け捨てタイプと比べて保険料負担が大きくなってしまいます。
また保険料の支払い期間は終身払いのみの為、例えば老後は保障のみ持って保険料は払い終えておきたいとお考えの場合は選択肢には入らなくなってしまいます。
また、保険料が戻ってくる保障は主契約(入院給付金と手術給付金)のみですので例えば三大疾病一時金などの特約(オプション)は掛捨てしか設定出来ません。
実際の保険料の差がどの程度かなど実際に掛け捨てタイプとで比較されるとよろしいかと思います。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-09-17
4
nanasisan7さん
こんにちは。
株式会社アイデアルスマート井上です。
医療保険に関してはさまざまな意見や考え方があります。
基本的は医療保険は掛け捨て終身払いで安く持っていただく事を推奨しておりますが
ならなかったときに一定期間に返戻金として(既払保険料相当額)が返ってくる医療保険もあります。
デメリットという観点では、終身払いより割高となります。
ただ、返戻金を受けとったあともご契約時の保険料で継続も可能です。
どちらも掛け金は変わりますが、返戻金差引したトータルの保険料はそこまで大きな差はないかと思います。
安心感の面で返戻型を選ばれるのもいいと思います。
ぜひ、ご参考になればと思います。
2020-09-17
4
静岡県
保険料が戻って来るといっても保険料が高く設定されているだけだとも言えます。5年毎に5万円入院が無ければお祝い金が支払われる保険がありますが5万割る60ヶ月は833円となりますがそれよりはいくらか安く設定されていて入院が無ければ5万円が支払われます。少しお得な貯金とも言え無い事も無いのですが入院とか有ると支払われ無いのですから損してる様な無いような人間の損をしたく無いという思いを利用した上手い保険だなと思います。
敢えて保険でたいした利率でも無い貯金をそれも受取れるとは限らな無い貯金をしたいと思われたら良いと思います。
他には70歳になると使った保険金を引いた残りの保険料が全額戻ってくる保険とかもありますが得なのか得で無いのか考えていると僕もわからなくなります。僕はシンプルな医療保険に老後資金とかは株式とかで積立運用する方が余程増えるしわかりやすいので正直オススメする気になれません。
2020-09-17
4
東京都
5.0
nanasisan7 様
お問い合わせ頂きましてありがとうございます。
ある一定年齢に生存していると、それまでに支払いした主契約部分の保険料を全額還付する医療保険です。
途中で入院や手術など、給付金を受けた場合でも、支払い済の給付金だけが減額となる点が良いですね。
途中で死亡した場合は、支払い済保険料の総額ではない死亡給付金の支払いとなりますので、死亡時は損をする仕組みになっています。
また、還付金を受け取った後、保障を一生涯継続できますが、保険料は下がりませんので、長生きすると保険料負担が大きくなります。
2020-09-17
4
千葉県
nanasisan7様、ご質問ありがとうございます。
株式会社HSサポートの小林と申します。
掛け捨てでない医療保険のデメリットについてですね。
①保険料が高い
②払込期間は終身払いのみなので一生涯払わないといけない。掛捨ての医療保険の場合、払込期間が選択できます。例えば60歳払いを選択すれば60歳まで払えばその後の保険料は払わず保障は一生涯続きます。
③医療保険を使った場合、戻ってくる還付金から引かれる。
④戻ってくるタイミングは60歳又は70歳を選択できますが、保険期間は終身なので還付金をもらった後は、高い保険料を一生涯払うことになる。
いかがでしょうか。
還付金が戻ってくるのは魅力的ですが、年金のみで老後を過ごす場合、その年金から保険料を払わなくてはいけないので大変ではないでしょうか?
ご参考にして下さい。
2020-09-17
4
福岡県
5.0
福岡でFPをしていますタンベです。
保険料が返ってくる医療保険のデメリット以下にまとめましたので参考にしてください。
・掛け捨てより割高
・掛け捨てより比較的保障が弱い
・10年ぐらい経てば医療保険を変える必要性が出てくるため(医療環境や医療方針等々が大きく変わるため)中途で解約してしますと損をする可能性が高い
・保険料が返ってくる医療保険+死亡保険よりも掛け捨て医療保険+貯蓄型の保険で準備したほうが大きく手元に資金が貯まる可能性をなくす
以上です。
2020-09-17
3
宮城県
5.0
nanasisan7、こんにちは。
保険料が返ってくる医療保険はありますが、使った分はしっかり引かれます。
さらに満期になったら戻ってくるわけですが、それ以降も保険を続けるならそこからさらに払い続けねばなりません。
ご年齢が30代の方ですので保険商品によって変わりますが、70歳、65歳、60歳のどれかを満期年齢に設定することになります。
今の男性の平均年齢は80歳ですが、nanasisan7さんが80歳になるのは50年先ですから、平均年齢は100歳になっているかもしれません。そうすれば満期後も30年払い続けるわけで、受け取ったお金も結局全部出ていくことになるのでは?
nanasisan7さんのようにお考えの方には、別の選択肢もございます。お近くの保険ショップでご相談されるとよろしいかと思います。その際には、選択肢を3つも4つも出して相談者を混乱させるような担当者ではないことを、お祈り申し上げます。
2020-09-17
2
nanasisan7様
ご質問ありがとうございます。
FP事務所MoneySmithの吉野です
ご質問の様に、一定の年齢になった時に払った保険料が戻ってくるという医療保険はあります。
ただそれは主契約の部分のみです。
また、返ってくるとは言え、保険料は他の商品よりも高めとなります。
このサイトで再三と言っているのですが、保険商品で運用をした場合は、コスト高になります。
保険料が返ってくるというのも、保険会社が預かった保険料を有価証券等で運用していくことになります。
保険ではなく、直接運用で積立をされた方が、メリットは大きくなると思われますので、保険と貯蓄を分けて考えられるといいと思います。
2020-09-17
2
長野県
5.0
nanasisan7さん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
保険を使わなかった場合の保険料がもったいないとお考えなのですね。
掛け捨てではない保険には以下の様なものがあります。
・70歳等の一定年齢で、累計保険料の全額が還ってくるもの
・保険を使わなかった場合に一定年数ごとに祝い金を受け取れるもの
・保険を使っても、一定金額(もしくは日数)以上使わなければ祝い金が受け取れるもの
全保険会社が販売しているわけではありませんが、
一部の保険会社では上記の様な商品があります。
気にされているデメリットですが、以下のものがあります。
・掛け捨てのものと比べて割高である
・入院給付金を受け取ると祝い金が減額もしくは無くなってしまう
といった点です。
そもそも論ですが、保険会社が善意でサービスしてくれることはなく、
保障として必要な保険料に、貯蓄性の部分を「上乗せ」して保険料設定されています。
それであるならば、考え方の一つとして保険は保障のみの役割とし、
貯蓄部分は別の方法で貯める・増やすという考えもあるかと思います。
もちろん好き嫌いはあると思いますので、nanasisan7さんの
お気に召せばということにはなりますが。
ご参考になれば幸いです。
2020-09-17
2
東京都
5.0
nanasisan7 様
お問い合わせ頂きましてありがとうございます。
ある一定年齢に生存していると、それまでに支払いした主契約部分の保険料を全額還付する医療保険です。
途中で入院や手術など、給付金を受けた場合でも、支払い済の給付金だけが減額となる点が良いですね。
途中で死亡した場合は、支払い済保険料の総額ではない死亡給付金の支払いとなりますので、死亡時は損をする仕組みになっています。
また、還付金を受け取った後、保障を一生涯継続できますが、保険料は下がりませんので、長生きすると保険料負担が大きくなります。
2020-09-17
2
東京都
5.0
nanasisan7 様
お問い合わせ頂きましてありがとうございます。
ある一定年齢に生存していると、それまでに支払いした主契約部分の保険料を全額還付する医療保険です。
途中で入院や手術など、給付金を受けた場合でも、支払い済の給付金だけが減額となる点が良いですね。
途中で死亡した場合は、支払い済保険料の総額ではない死亡給付金の支払いとなりますので、死亡時は損をする仕組みになっています。
また、還付金を受け取った後、保障を一生涯継続できますが、保険料は下がりませんので、長生きすると保険料負担が大きくなります。
2020-09-17
2
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
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