学資保険について
解決済み
回答数回答
9
役に立った役立つ
17
閲覧数閲覧
593
67earlyさん
(30代)
学資保険について検討しております。銀行で保険を取り扱っている友人に相談したところ、今は正直学資保険に加入するメリットは少なくなってきているといわれてしまいました。
私は両親が幼少期より学資保険に加入していたおかげで、不自由なく教育を受けることが出来ました。
その為友人の話があまり信じられません。
本当に今は学資保険のメリットが減っているのでしょうか。減っているのだとしたら理由と、どういった内容のものがお得なのかご教示願います。
東京都
5.0
教育資金の積み立てをお考えですね。
学資保険の効果がなんなのかをはっきりさせないとメリットもピンとこないと思います。
学資保険とは毎月積み立てる「養老保険」の一種になります。
効果として
1、保障を備える。
2、毎月しっかり積み立てる
3、積立(運用)して殖やす
「3」の利回りを求めて契約される方が多いため、
ご友人はこの点を過去の学資保険と比較してメリットがなくなっているとおっしゃっているのかもしれません。
実際に過去には10年もすれば積み立てた金額の倍近くになっていた学資保険もありましたが、
現在ではほとんど増えることはない、商品によっては保障にコストがかかるため、
積立金額よりマイナスになることが契約時点ですでに決まっているものもあります。
※利回りが違うのは当時と今では保険料を運用している国債の利回りが違うためです。
※この点については具体的に設計書を依頼して確認ください。
さて、今回の学資保険について、67earlyさんの目的はなんでしょうか。
・積み立てたお金を増やすことなのか?
・万が一途中亡くなってしまった時に保険金を残すことなのか?
・お金を(半強制的に)積み立てる手段が欲しいのか。
増やしたいのであれば、保険でなく他の金融商品の方が合っているかもしれませんし、
保障が必要であれば、掛け捨ての死亡保険という手段もあります。
積み立てるだけであれば、銀行の定期預金でもいいかもしれません。
そう考えると、目的に合わせた学資保険の代わりになるものは
他にもありますので、そのうえでご判断されてはいかがでしょうか。
今回については学資保険はお得かどうかでなく、67earlyさんの目的に合う商品なのかを
お考えになられたらよろしいかと思います。
2020-08-28
2
67earlyさん
からの返信
ご回答ありがとうございます。
発送に柔軟性が無く、子供の教育の為には学資保険に加入しなくてはならないと単純に考えておりました。
問題定義頂いたように、何を求めるのかを今一度きちんと見つめなおし、どの保険に加入するのか検討していきたいと思います。
2020-08-29
67earlyさんの仰っていることもご友人の方が仰っていることも正しいです。
まず、ご両親が加入されていた学資保険は、当時の金利等の影響で掛け金総額に対して120~130%など、比較的増えて戻ってくる状況でした。
しかし、現在はマイナス金利の影響を受けて、増えて102%程、ほとんどの商品は100%越えないものばかりです。その為、ご友人は学資保険のメリットは少ない、と言っているのだと思います。その方は、とても友人思いの方だと思います。
お得というのを、多く戻ってくる、という解釈で話を進めると、現在は上手く資産運用をしていく方法が有効です。毎月一定金額を積み立てて、その金額を運用していきます。お子様が5歳以下でしたら、この方法が宜しいかと思います。
具体的なものですと、つみたてNISA制度を活用するか、変額保険という保険に加入するか、どちらかが宜しいかと思います。
どちらも資産運用をするものですが、お子様の教育費がかかる頃には増えて戻ってくる可能性がございます。
改めてそのご友人にお話を伺うのも良いかと思いますし、こちらに登録しているFPにご相談いただいても構いません。1度お話をしてみてください。
2020-08-28
2
北海道
67earlyさん、こんにちは。
「学資保険に加入するメリットが少なくなってきている」とのことですが、超低金利のせいで貯蓄性が低くなっているということだと思います。
学資保険は「お子さまの教育資金を確保する」ことが第一条件となります。
一般的には大学入学時にまとまったお金が貯まるように積立をしながら、途中に一家の大黒柱のお父さん(契約者)に万が一のことがあったときには、以後の積立をしなくても約束されたお金が大学入学(満期)時に支払われるものです。貯蓄ではこのようか効果はありません。
確かに超低金利時代なので、増えて返ってくるようなものは少なくなってきているのは事実です。
最近では、学資保険という商品ではなく、低解約返戻金型終身保険、外貨建て終身保険、変額保険などを学資保険の代わりに選択されているようです。
67earlyさんの考え方や生活環境などによって選択が変わってきますので、まずは信頼できる相談相手を見つけてご相談されることをお勧めします。
2020-08-28
2
静岡県
預貯金にしろ学資保険にしろ金融機関にお金を預けるという事はあなたが金融機関にお金を貸すという事になります。いまは人類史上最低の金利なので貸すあなたは金利が最低で固定していまう定期預金や学資保険は増えるチャンスを捨ててしまう行為だとしか言えます。
今はそれなりにリスクを取り運用する事を学んだり相談する事が大切だと言えます。
お勧めとしてはご自身でお勉強されて積立NISAで運用される事がとても良いと思いますが他には、
ご自身でお勉強はチョットとか運用はこわいから誰かに相談してながらそれも保証も欲しいとなると変額保険があります。保険期間を20年間にすれば良いと思いますがなるべく運用や投資に詳しい方と相談しながら加入されれば良いと思います。
良ければご相談賜ります。
2020-08-28
2
個人的見解失礼します。
学資保険はご友人の仰る通りメリットは無いと思います。
ご両親のどちらかを被保険者にした積立保険を検討された方が、ご両親のどちらかに万一あった場合、学費代わりにも出来ますし、またお子様が大学受験のタイミングとかで解約返戻金や契約者貸付などを活用して学費にあてたりと出口の汎用性が増すかなと考えます。
2020-08-28
2
67early様
FP事務所MoneySmithの吉野です
学資保険に関しては、ご友人の言われることが正しいです。
67early様の幼少の頃はまだ今よりも金利の高い時代です。それより前はさらに金利の高い時代で、払った保険料の2倍や3倍になった時代です。
しかし、現在は18年で10%も増える商品はほぼないといっていいでしょう。
額面で見るとかけた保険料よりも多くなっているから、いいのではないかと考える方もおられますが、物価上昇も考えておくべきで、物価が18年間で10%以上上昇している場合には、実質でマイナスになっていることになります。
教育資金を真剣に考えるのであれば、NISAなどで考えられると良いと思います。
2020-08-28
2
67early様
学資保険についてのご質問ですね。ご自身が学資保険のおかげで学業に専念できたのならメリットが少ないと言われてもなかなか信じられませんよね。
残念ながらご友人のアドバイス通り現在学資保険のメリットは少なくなってきております。
一番の理由は積立利率の利下げによりせっかく学業の為に積み立てたお金がなかなか増えないことにあります。
昔であれば、今と違い利率が高かったのでお子様が大学に行く頃には元本の2倍近くお金が増えて返ってきておりました。しかし現在では1割も増えないのが現状ですのでメリットが少ないとおっしゃられたのだと思います。
もしお子様の学資を貯める目的であればドル建ての保険や変額保険をおすすめします。
ただしリスクはありますのでご検討の際はFPに必ず相談し、メリット・デメリットを判断したうえでご利用ください。
ご参考になれば幸いです。
2020-08-28
2
東京都
5.0
67early様
こんにちは、株式会社フィンテックの小川です。
学資についてのご質問ですね。
ご友人がおっしゃった事は事実です。
理由は利率が下がった事にあります。
保険会社はお客様からお預かりした保険料の貯蓄部分について何らかの形で運用してお金を増やすのですが、学資保険を含む円建て保険は銀行の利率の低さでもわかるように利率が昔に比べて大きく下がっています。
円建て商品・・・主として日本国債で運用
外貨建て商品・・・主として外国債で運用(米ドル建ての場合はアメリカ国債)
変額・・・主として株式や債券で運用
となります。
円建商品(含、学資保険)は満期になっても良くて支払った保険料と同額か少ない額になってしまうので、「お金を貯める」事は出来ても「お金を増やす」事は出来ないのです。
もちろん保険ですので、万が一の際の保障はありますので無駄ではないのですが、「お金を貯めて増やす」目的であれば学資保険以外の商品をお選びになる方が良いと思います。
ご検討にあたっては学資保険(もしくは円建て養老保険や終身保険)をベースとして外貨保険と変額保険とで比較検討されると宜しいかと思います。
ない、外貨建て保険・変額保険とも、それぞれ利率が良い分リスクもありますので、リスク面も踏まえて、どれにするかをお決めになってはいかがでしょうか。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-08-28
2
長野県
5.0
67earlyさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
残念ながら、今の学資保険は全くといっていいくらい増えません。
下手をすると増えるどころか元本割れしてしまいます。
これはひとえに、日本の低金利政策が影響しています。
30年前の学資保険は、満期の時に2倍になったりするものもありました。
その時代は郵便局の定額貯金なんかも金利が高く、10年で1.7倍に!
反面住宅ローンの金利も8%あったりと、何もかも金利が高かった時代です。
今の時代お金を増やすには、ただ銀行に預けたり学資保険では難しい時代となりました。
積立投資信託(NISA含む)で積立投資をしたり、変額保険を使ったりと、工夫が必要ですね。
お金を貯めるという機能で考えた時にはいろんな金融商品がありますので、
保険だけではなくその他の金融商品にも詳しいFPに相談されると宜しいかと思います。
2020-08-29
1
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
・・・