FP3人から同じ保険を提案された理由とは?変額保険の保険期間の正しい選び方 | 保険Q&A | ほけん知恵袋

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asamiyaさん
(30代)

asamiyaさん
(30代)

お世話になります。老後と教育資金のために資産の運用をしたく、色々検討をしております。これまで私自身に運用経験はなく、未就学児の子供1人共働き家庭です。

現在、変額保険とNISAを検討しており、FP相談を利用する中で提案を受けた変額保険について教えてください。
保険屋さん(色々な会社の保険を扱っているお店)のFPさんと、他にマネー講座のFPさん2人にそれぞれ相談したところ、同じ商品の提案を受けました。
しかし、保険期間と払込期間がそれぞれ全く違うためこの関係性と考え方について、アドバイスを頂けないでしょうか。

A保険屋FP
保険期間 70歳満了
払込期間 70歳満了
※一番最初に提案を受けた所で、70歳までの払込に驚き質問したところ、70歳まで運用できる権利だと思って下さいと言われました。

Bマネー講座FP
保険期間 20年満了
払込期間 20年満了
※短い期間で払込した方が解約返戻率は高くなると説明されました。子供が大学に行くための資金と考え20年設定にしたとのこと。

Cマネー講座FP
保険期間 終身
払込期間 75歳
75歳までは運用が続き、その後はお金は増えないが好きなタイミングで解約できると言われました。介護保険としても使えるとのこと。

以上のように同じ商品でも提案者によって保険期間や、払込期間が違います。
自分なりにですが、払込期間が短く満期になるまでも短いと、解約返戻率が高くなるため教育資金としての側面が強くなり、保険期間と払込期間が長くなると保険としての側面が強くなるということかなと解釈しております。

【質問】
1、保険期間と払込期間の関係性について、教えてください。また、解釈違いがありましたらご指摘お願い致します。

2、現在、私が資産運用をしていない前提で、皆さまでしたら保険期間と払込期間はどのようにご提案されますか。

3、変額保険のデメリットには、運用によって元本割れする可能性がある以外に何が考えられますか。


短い期間(といっても20年ですが)で満期を迎え受け取ったお金を使わずに教育資金が足りるようであれば、そのお金は別の運用に使うといった形で資金を早く得る方が良いのか、運用は続けていってもらい、保障を持ち続けた方がいいのか(その場合も70歳なのか終身なのか)悩んでおります。

なお、長く続けても70歳や75歳まで払込し続けるかは分からないなと思っており、65歳などどこかの段階で払済みにするかもしれません。
お忙しい中、大変恐縮ですが、ご意見・アドバイスなど頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

プランナーの回答(2件)

 
小柳善寛

佐賀県

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4.9

小柳善寛

小柳善寛

小柳善寛 (佐賀県)
経歴:20年
年間相談件数:180件

所属:(株)トラスト
取扱い:生命保険13社 損害保険2社

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4.9

asamiyaさん、ほけん知恵袋をご利用いただきありがとうございます。

はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。

このたびはご相談いただきありがとうございます

お子さまの教育費と、ご自身の老後資金――。

人生の中でも特に大きな2つのテーマに対し、情報を丁寧に集め、ご自身の考えをしっかり持ちながら判断しようとしておられるお姿に、私もとても励まされました。

さて、いただいたご質問について、順にご説明いたします。



1. 保険期間と払込期間の関係性について

asamiyaさんのご理解はおおむね正確です。補足としてお伝えしますね。

・保険期間は「保障が続く期間」です。70歳や終身など、いつまで保障があるかを示します。

・払込期間は「保険料の支払いが続く期間」です。これを短く設定すると月々の負担は大きくなりますが、早く積立が進み、返戻金も早めに増えやすい傾向があります。

つまり

・教育資金のように「必要な時期が決まっているお金」には、払込・保険期間ともに短期設計が適しており、

・老後や介護、万が一への備えとしては、長期設計や終身設計がふさわしい、という考え方ができます。



2. 資産運用初心者として、どのような設計が適切か?

今は運用にまだ慣れていないとのこと。であれば、リスクを抑えつつ目的別に分ける設計が無理がありません。

以下はあくまで一例ですが、ライフプランを想定した簡易的な設計案をご紹介します。



【簡易設計例】

【前提】
・共働き家庭、未就学児1名
・教育資金のピークは18歳~22歳頃(15年後前後)
・老後資金の形成は65歳以降を想定
・現在の生活費は問題なく賄えている前提で、余剰資金からの資産形成



① 教育資金対策(目的が明確・時期が確定している)

・変額保険(20年満了/払込20年)で積立機能を重視

・学資保険代わりに使うイメージで、死亡保障は最低限に

・契約者は親御さん(被保険者も親でOK)

② 老後資金+保障の対策(流動性よりも保障の継続性重視)

・変額保険(終身保障/払込65歳または70歳まで)

・途中で払済みにして運用を続ける選択も視野に

・必要に応じて介護保障特約なども検討可

③ 並行して行うべき資産運用

・つみたてNISA:20年後まで非課税で運用可能。教育資金・老後資金いずれにも応用可

・生活防衛資金:別途、預貯金で半年~1年分を確保しておくことで、変額保険の途中解約リスクを避けられる

3. 変額保険のデメリットについて(元本割れ以外)

元本割れリスクのほかにも以下のような点に注意が必要です。

・途中解約の返戻率の低さ(特に加入後5~10年未満)

・保障部分のコスト控除により、純粋な運用商品より効率が落ちること

・運用先が保険会社指定の特別勘定に限られている点

・インフレ対応がしにくい設計の商品もある(特に円建て固定保障部分)

そのため、リスクを分散させるには「1つの商品にすべてを任せない」ことが重要です。



asamiyaさんが現在悩まれている「どの設計が正しいのか?」という問いには、
ご家族の将来像を描く“ライフプラン”に基づく判断が、もっとも確かな答えになります。

・どの時期に、どれくらいの資金が必要になりそうか?

・働き方や収入は今後どう変わっていくか?

・65歳以降の生活資金はどこから準備するか?

こうした視点をもとに、変額保険が「教育」「老後」「保障」のどこを担うべきかを見極めることで、商品選びにも迷いがなくなります。

一時的な「お得感」や「返戻率」だけでなく、
ご家族にとって本当に役立つ資産のかたちを、どう設計するか。
これこそが、保険を含めた資産形成の要です。

今の迷いが、必ずよい選択につながります。
これからのご家族の未来が、安心と希望に満ちたものになりますように。

ご相談、ありがとうございました。
何かあればいつでもお気軽にご連絡ください。

ファイナンシャルプランナー
小柳善寛

2025-04-15

3

 
小川健一

東京都

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小川健一

小川健一

小川健一 (東京都)
経歴:15年
年間相談件数:250件

所属:株式会社ワールドフィナンシャル 東京第一支社
取扱い:生命保険23社 損害保険10社

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asamiyaさん

こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
『変額保険の保険期間と払込期間』についてのご質問ですね。

まず、先にご質問のへのご返答から記載させて頂きますね。

【質問】
1、保険期間と払込期間の関係性について、教えてください。また、解釈違いがありましたらご指摘お願い致します。
⇒この手の保険(変額保険)の場合、養老タイプと終身タイプの2種類があります。
養老タイプ(満期で満期保険金を受け取る、一定期間で保障(保険契約)となっているもの)は保険期間と保険料払込期間が同じものになります。
一方で終身タイプは保険料支払期間は一定期間で保障期間は一生涯(亡くなるか解約するまで)となります。
貯蓄性のより高いものは養老タイプです。理由は一定期間で死亡保険金を支払う確率と終身で死亡保険金を支払う確率では当然終身型の方が高くなります。
確率が高い分だけ、支払った保険料のうち、死亡保険金を払うための準備金に回る分が多く(この部分は貯蓄には回りません)からです。
また保険期間が短い分だけ保険金を支払う確率は高くなるので貯蓄性が下がります。

2、現在、私が資産運用をしていない前提で、皆さまでしたら保険期間と払込期間はどのようにご提案されますか。
⇒まず、お子様の学資目的(教育資金)と老後の資産形成とでは保険期間は別ですので分けて考えるべきです。
仮にお子様が現在5歳とした場合、高校進学時で10年後、大学進学時で13年後が目安(お金を使うタイミング)ですので、それに合わせて保険期間を決めるのが良いです。
老後資金はいつ使い始める予定(計画)かによります。例えば定年退職の年齢(年金受給開始年齢)を65歳とするのであれば65歳までの保険期間(もしくは保険料払込期間)を目安にされるのが良いと思います。

3、変額保険のデメリットには、運用によって元本割れする可能性がある以外に何が考えられますか。
⇒運用によってもありますが、株式相場(株式中心の運用だった場合)全体が大きく下落(例:リーマンショック・ブラックマンデー)したときに解約時(満期時)、言い換えると現金化すると当初の予定よりも減ってしまったりマイナス(原価割れ)をする点です。ただ解約時期をずらす(株価が元に戻ったあたりまで)とか現金化する半年前程度のタイミングで運用先を変える(影響をうけにくい運用商品へ切り替える、スイッチングといいます)ことで回避は出来ます。
あとは契約してから短期間(10年未満)で中途解約すると差し引かれる部分(早期での中途解約に伴うマイナス分)がより大きい点ですが、これは貯蓄性保険ではほぼ全ての保険にある点です。
それと、NISAと違って貯蓄途中での保障がある分だけ貯蓄に回る分がNISAよりも少し少なくなる分です。

今回、ご相談されたのは保険を取り扱うFPではないでしょうか?
言い方が悪いのですが、保険募集人は保険の契約を獲得することでお金(手数料)を得るのですが、中には少しでも多い手数料を得ようとしてくる者も残念ながらいます。
NISAを勧めれば何も得るものはないケース(直接取り扱えないので)が大半です。
※かくいう私も複数社を取り扱う保険代理店に在籍する保険募集人の1人ですが。
保険期間(保険料支払期間)が長いほどより多くの手数料を得る保険もありますので、必要以上に長い保険期間を勧めるケースもあるかもしれません。

まず、『教育資金』と『老後資金』では使うタイミングが違いますので、分けて考えて下さい。
そして、NISAか保険(変額保険)かは、積み立ててる途中で万が一の事があった際、また三大疾病等になった際でも保険料は支払わなくても予定通り積み立てていける(保険料支払免除のオプション)が必要な否かです。
必要なら保険、不要でより多く増やしたいのならNISAです。
※増えた分(利息)に対し、非課税となるNISA、一定の課税がある保険という違いもあります。

目標とする金額を考え、適切な保険期間(積立期間・保険料払込期間)で組んだ保険やNISAの保険料・積立金を確認し、一方で月々支払い可能な額(無理のない範囲で)で組んだものを確認し、比較し、目標金額ましくは月々の額(保険料・積立金額)を決めてはいかがでしょうか?

例えば、月々1万円をとお考えであれば、5千円を養育資金向け、5千円を老後資金向け、と分けて考えてはいかがでしょうか?

また、保険の場合であれば適切な保険期間(いつ使う計画を考え設定した期間)にプラス数年(2~5年程度)した方が賢明かもしれませんね。
※NISAは任意で解約(現金化)出来ますので。
理由は単に保険期間を延ばすのではなく、満期時に株価下落だった際に解約を先送り(株価が戻るまで、目安は過去の例を踏まえると1~2年程度)する為の期間を持たせるためです。

もちろん途中で支払いが厳しくなった場合は払済み(解約はしないが保険料の支払いをストップする)という方法もあります。

いかがでしょうか?ご参考になれば幸いです。
色んな回答者からの回答に対し、ご不明な点や追加のご質問等も出てくるかもしれませんので、その際はお気軽にお問合せ頂ければと思います。

良い形で貯蓄をスタートされることを願っております。

2025-04-15

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保有資格:

TLC (生保協会認定FP), 生命保険募集人, 損害保険募集人

現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・

小柳善寛

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