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2323kmさん
(30代)
医療保険とがん保険について質問があります。
①入院、日額5000円 入院一時金10万円で考えています。
手術給付金は一律5万円や10万円の保障内容と手術の種類によって倍率が上がる保障があるのですがどちらがいいのでしょうか?一律でも5万円の保障と10万円の保障があります。
高額医療制度があるので一律型でも大丈夫かなと思いつつも倍率型の選択肢がある為もし倍率型がオススメの場合何故なのか教えて下さい。
②複数回入院した場合の取扱いついて入院1回のカウントに90日と180日の保険があります。180日ではさすがに長すぎでしょうか?
③医療保険とは別にがん保険の加入を検討しています。3社で迷っているのですが下記の保障内容の場合オススメはありますか?
A社、SONPOひまわり生命
がん一時金の給付の条件︰給付回数無制限。給付間隔1年。
2回目以降の給付条件︰診断確定、入院、外来治療、在宅医療による緩和療養
がん治療の保障範囲︰手術、放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療、緩和療養を受けた月もしくは入院した月に定額給付。
給付回数、入院、手術、放射線治療は回数無制限。抗がん剤やホルモン剤は120回、自由診療12回。先進医療特約あり。
デメリット︰がん治療給付金について入院、手術、放射線治療は回数無制限ですが抗がん剤やホルモン剤が120回が限度、自由治療が12回です。女性と男性で注意点が違うのでしょうか?
B社、なないろ生命
がん一時給付金の条件︰給付回数無制限
給付間隔1年or180日に1回。2回目以降の給付条件、診断確定。
がん治療の保障範囲︰入院、手術、放射線治療、抗がん剤治療とホルモン剤治療(自由治療含む)、緩和療養を受けた月に定額給付。
診療報酬点数に連動。1か月間の支払限度額を設定する。通算4,000万円、自由診療24回。先進医療特約あり。
私が気になっている所︰診療報酬点数の連動です。
C社、メディケア生命
がん一時金の給付条件︰給付回数、無制限。給付間隔1年に1回。
2回目以降の給付条件︰がんと診断確定、入院、通院、緩和ケア
がん治療の保障範囲︰無制限。自由診療24回。抗がん剤、自由診療抗がん剤、放射線治療、手術、骨髄移植が保障対象。先進医療特約あり。
D社、ネオファースト生命
がん一時金の給付条件︰給付回数、無制限。給付間隔1年に1回。
2回目以降の給付条件︰入院、通院
がん治療の保障範囲︰給付回数、無制限。自由診療の給付回数、無制限。自費治療上乗せ給付特則あり。先進医療特約10年更新型。
私が気になっている所︰先進医療が更新型。
医療保険に先進医療特約を付けるので、この保険には特約を付けなくてもいいかなと思っています。
④がん治療給付金の請求対象が公的医療保険制度適応の場合と保険会社が所定している場合があります。公的医療保険制度の場合世界保健機関の解剖治療化学分類法による医薬品分類のうちL01(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)、L03(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)に分類される薬剤に適応しているみたいなのですが保険会社が所定している場合上記の医薬品が全部適応していません。どちらの方がいいなどメリットやデメリットはありますか?
A社SONPOひまわり生命、D社ネオファースト生命L01(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)、L03(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)に対応
B社なないろ生命(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)対応
C社メディケア生命は所定の薬品
質問は以上になります。よろしくお願い致します。
補足投稿
②の入院1回のカウント期間の書き方が悪かったので補足致します。入院給付金の入院1回のカウント方法に対しての質問です。90〜180日以内の再入院は同一の原因であるかを問わず1回の入院とみなすとあります。90日と180日以内の再入院は同じ入院とカウントするケースがあるのですが、さすがに180日は長すぎますか?
例60日型の給付事例
Aの病気で30日入院〜(90日or180日)Bの病気で30日入院
この(90日or180日)の期間に対してです。
プランナーの回答(6件)


2323kmさん
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
『医療保険とがん保険について』のご質問ですね。
※当サイト再度のご活用、誠に有難う御座います(以前、ご質問頂いた方でしょうか。もし違っていたら申し訳御座いません)。
Q】①入院、日額5000円 入院一時金10万円で考えています。
手術給付金は一律5万円や10万円の保障内容と手術の種類によって倍率が上がる保障があるのですがどちらがいいのでしょうか?一律でも5万円の保障と10万円の保障があります。
高額医療制度があるので一律型でも大丈夫かなと思いつつも倍率型の選択肢がある為もし倍率型がオススメの場合何故なのか教えて下さい。
A】⇒高額療養費医制度での自己負担額を念頭においた場合は一律型5万円で良いかと思います。
では10万円もしくは倍率型にした場合のメリットですが、例えば重大疾病での手術(長時間に渡ったり回復に日数を要する等)ではより大きい額の給付金となります。その余裕分を個室(差額ベット)にしたり、退院時やその後の通院に使う交通機関でタクシー代、または気分転換の費用に充当する等、懐に余裕を持つ(=気持ちの面で余裕を持つ)という考え方があります。
Q】②複数回入院した場合の取扱いついて入院1回のカウントに90日と180日の保険があります。180日ではさすがに長すぎでしょうか?
A】⇒以前は180日が主流でしたが近年は短期入院の増加(言い換えると退院可能な状態になったら退院と、以前のような完全回復まで入院という考えではなくなっている)に伴い、再入院の懸念も出てきていることから1入院の日数が短縮(30日のものまで登場してきている)した形の保険をセールスポイントとしてきています。
ただ、180日タイプは基本的に関連性がない傷病であれば1入院目としてカウントしますが、一方で短期タイプ(30~90日タイプ)は関連性の有無に関係なく直近の退院からの日数で判断されます。
もし同一(もしくは関連性のある傷病)で再入院の懸念をされるのであればより短期の方がよろしいかと思います。
Q】③医療保険とは別にがん保険の加入を検討しています。3社で迷っているのですが下記の保障内容の場合オススメはありますか?
・A社)SONPOひまわり生命
がん一時金の給付の条件︰給付回数無制限。給付間隔1年。
2回目以降の給付条件︰診断確定、入院、外来治療、在宅医療による緩和療養
がん治療の保障範囲︰手術、放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療、緩和療養を受けた月もしくは入院した月に定額給付。
給付回数、入院、手術、放射線治療は回数無制限。抗がん剤やホルモン剤は120回、自由診療12回。先進医療特約あり。
デメリット︰がん治療給付金について入院、手術、放射線治療は回数無制限ですが抗がん剤やホルモン剤が120回が限度、自由治療が12回です。女性と男性で注意点が違うのでしょうか?
・B社)なないろ生命
がん一時給付金の条件︰給付回数無制限
給付間隔1年or180日に1回。2回目以降の給付条件、診断確定。
がん治療の保障範囲︰入院、手術、放射線治療、抗がん剤治療とホルモン剤治療(自由治療含む)、緩和療養を受けた月に定額給付。
診療報酬点数に連動。1か月間の支払限度額を設定する。通算4,000万円、自由診療24回。先進医療特約あり。
私が気になっている所︰診療報酬点数の連動です。
・C社)メディケア生命
がん一時金の給付条件︰給付回数、無制限。給付間隔1年に1回。
2回目以降の給付条件︰がんと診断確定、入院、通院、緩和ケア
がん治療の保障範囲︰無制限。自由診療24回。抗がん剤、自由診療抗がん剤、放射線治療、手術、骨髄移植が保障対象。先進医療特約あり。
・D社)ネオファースト生命
がん一時金の給付条件︰給付回数、無制限。給付間隔1年に1回。
2回目以降の給付条件︰入院、通院
がん治療の保障範囲︰給付回数、無制限。自由診療の給付回数、無制限。自費治療上乗せ給付特則あり。先進医療特約10年更新型。
私が気になっている所︰先進医療が更新型。
医療保険に先進医療特約を付けるので、この保険には特約を付けなくてもいいかなと思っています。
A】⇒ご検討されている各社ともよくお勧め候補に挙げる保険ですね。
A社とC社は保険料の安さが強みですが、保障内容としては1世代前とも言えます。
※決して保障内容が悪いわけではありません。
B社・D社は診断一時金の2回目以降で他社にはない部分があります。
B社は治療の内容・治療の有無を問わず、がん細胞があれば給付です(更には180日に1回給付も選択可)。
D社はがん治療終了後、再発防止の意味が強いホルモン剤治療でも給付対象になる点です(女性は乳がん、男性は前立腺がんと、罹患率の高いがんで且つホルモン剤治療が数年単位と長期になる傾向が高い)。
その代わり保険料はどうしても高めにはなってしまう傾向があります。
あと、先進医療特約については、医療保険で特約付加をするのであれば不要ですね。
ただ、最近は先進医療特約に患者申出療養特約をセットにしているものがあります。がん治療の場合は特にこの特約(患者申出療養特約)付の方が自由診療も念頭に置くのであれば有効だと思います。
Q】④がん治療給付金の請求対象が公的医療保険制度適応の場合と保険会社が所定している場合があります。公的医療保険制度の場合世界保健機関の解剖治療化学分類法による医薬品分類のうちL01(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)、L03(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)に分類される薬剤に適応しているみたいなのですが保険会社が所定している場合上記の医薬品が全部適応していません。どちらの方がいいなどメリットやデメリットはありますか?
A社SONPOひまわり生命、D社ネオファースト生命L01(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)、L03(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)に対応
B社なないろ生命(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)対応
C社メディケア生命は所定の薬品
A】⇒がん治療においては公的医療における「手術・放射線・抗がん剤(含、ホルモン剤)治療」が基本です。入院された病医院や担当医の方にもよりますが公的医療が基本の治療になります。
また各保険会社とも2323kmさんがお調べになった(よくここまでお調べになりましたね、凄いです)ように違いはあるものの、万が一がんに罹患された際、そのがんのタイプや部位・程度によって果たしてどのような治療方法となるかもありますし、基本的には公的医療での治療を念頭になっています。
今回候補に挙げた保険会社の所定の薬剤(治療法)については正直優劣つけがたいのが正直なところです。
ただ、近年登場した「がん遺伝子パネル検査(がんのタイプを調べる検査)」によってより効果が期待できる治療方法(治療薬)を絞り込めるようにもなってきました。
その際には自由診療でも対応可能な保障(特約)を持っているとより安心ではあります。
ちなみに自由診療での抗がん剤では1ヶ月で薬剤代が100万円前後がボリュームゾーンですし、仮にがん遺伝子パネル検査を受けたいとなれば検査料だけで40~100万円掛かります(ステージ4や治療方法のない患者さんは公的医療扱いですが、それ以外は全額自己負担)ので一時金100万円でも不足してしまいます。
その意味でも自由診療に強い保険(特約)を選択されるのも一考です。
自由診療時に役立ちそうな先進医療特約+患者申出療養特約を持っているのが良いとは思います(今回の候補でいえばB社・C社・D社になります)。
逆に自由診療は念頭に置いていないのであれば保険料重視で選択されるのも良いでしょう。
当サイト(保険のQ&A)では具体的に「この保険会社がお勧め」といった記載は出来かねます旨、ご了承下さい。
ご自身の思い・お考え、また保険料に充当できるご予算からより意向に沿ったものがその方その方にとってのよりよい保険にはなります。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2025-01-07
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2323kmさん
からの返信
小川健一様ご丁寧なご返信ありがとうございます。
②入院1回のカウント期間の書き方が悪かったので補足致しました。ご確認よろしくお願い致します。
④B社のがん治療給付金の請求対象がL01
(抗悪性腫瘍薬)、L02(内分泌療法)しか対応していないのですが今後A社やD社のようにL03(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)にも対応した場合L01、02しか対応していなかった時に契約したら治療給付金の請求対象に含まれるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
2025-01-07

小川健一
2323kmさん
ご返信頂き有難う御座います。
②入院のカウントについての補足
・一入院あたりの日数については基本は60日(全体での平均入院日数は25日程度、ボリュームゾーンは2週間以内です。
例えば脳血管系の傷病など傷病上の状態で自宅療養が難しい場合を除き概ね2か月以内で退院を即されるのが現状です。それに備えるのであれば三大疾病もしくは七~八大疾病入院時延長給付特約を付けた形で概ねカバー出来ます。
ネックになるとすればあくまで確率論にはなりますが病気よりも怪我(重度の骨折など)でしょう。もし傷病全体をカバーできるようにするのであれば180日型以上でプラス延長給付付の形が良いでしょう。但し、その分保険料負担は大きくなります。
・再入院等における前回の退院から次の入院までの期間については、基本的には180日が多いですが近年は60~90日、また最短ですと30日設定のものも出てきています。
長期入院になるケースが多い脳血管系の傷病以外は基本的に2か月以内に退院をするケースが大半で、前述の通り年々入院日数が短縮の傾向にあります(医療点数の関係もありますが)。
ただ、退院後に自宅療養中症状が悪化するケースもありますので、その場合は再入院となります。
※関連性のない傷病が発生するリスクもありますが。
再入院は退院から60日のケースで再入院全体の20%前後、退院から180日以内の再入院は再入院全体の50%弱というデータもあります。
このデータに基づくのであれば再入院に対するカウント日数は短ければ短い方が良いのは事実です。
④がん治療給付金の件について
各社とも基本は公的医療制度での薬剤治療(抗がん剤治療)は概ね対象とします。公的医療において治療給付金対象外となるケースは正直レアですが、どうしても気になるのであればより広範囲のものが良いでしょう。もしくは保険料負担は大きくなりますが毎月の治療に対する治療給付金ではなく診断一時金でお考えになっては良いかと思います。
例:治療給付金10万円/月×12か月=120万円⇒診断給付金120万円/年にする。
なお、公的医療での未承認が承認(公的医療の対象となる)となれば給付対象になるケースはありますが、それ以外は契約時に入った保険の約款(規程)の変更がされない限りは変わらないのが基本です。
同じ名称の保険であっても「02型(2002年型)」や「10型(2010年型)」という形で分かれていますので、その対象となる約款に基づいて給付可否等は判断されます。
公的医療への追加等や対象の約款が変わらない(変更されない)限りは途中から含まれることはないと思われた方が良いかと思います。
がんの治療に関しては「幾ら出せるか=治療の選択肢の幅」が現状です。
確率は決して高くはありませんが自由診療(全額自己負担)での治療を考慮した場合、数千万円単位(マイホームを売却等)の話になります。
もちろん診断一時金保険でカバーも出来なくはないですが保険料的に現実的ではないと思います。
増え方は劣りますが資産形成で三大疾病時でも保険金給付となる貯蓄性保険や自由診療特約(がん治療給付金の自由診療割増特約とは違います)が選択できる保険をお考えになるのが賢明だと思います。
文面を拝見していると、「念の為の備え」の為に「青天井の保険料」になりかねません。
確かに「備えあれば憂いなし」ですが、そのために日々の生活に大きな負担をしいてしまっては・・・と思います。
その点だけは十分に気を付けて下さいね。気を付けないと悪い意味で保険募集人のいいように契約されかねませんので。
2025-01-08
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2323kmさん
からの返信
小川健一様ご丁寧なご返信ありがとうございます。追加の質問をさせて下さい。
A社は先進医療特約+患者申出療養特約のセットではないので何かデメリットはあるのでしょうか?
もし医療保険の方で先進医療特約+患者申出療養特約がセットの場合がん保険の方に患者申出療養特約がついていなくても気にしなくていいのでしょうか?
それとA社は抗がん剤やホルモン剤の給付回数が120回です。回数に問題はないのでしょうか?男性や女性で注意点は違うのでしょうか?
B社は治療の内容・治療の有無を問わず、がん細胞があれば給付との事なのですが他の保険会社も2回目以降は診断確定が保障されているのですが、それとはまた別なのでしょうか?
A社とC社の保障内容が一世代前との事ですが、どこを指摘しているのか教えて欲しいです。
よろしくお願い致します。
2025-01-08

小川健一
2323kmさん
ご返信頂き有難う御座います。
1】「先進医療特約+患者申出療養特約」はここ最近で各社が設定(正確には先進医療特約単体だったのをセットに切替)してきた特約です。
医療保険等、他保険で既にお持ちであれば重複しますので不要で良いかと思います。
2】抗がん剤(含、ホルモン剤)治療特約での給付回数の件ですが、120回については基本的には概ねカバー出来るとは思います。
ネックとしては、先の回答文中に記載した「女性:乳がん」「男性:前立腺がん」での治療に際し、長い方では約10年継続してホルモン剤治療をするケースもあります。
薬剤代としては決して高くはならないホルモン剤ですが、その点をもし懸念されるのであれば無制限タイプの方がより良いでしょう。
また、抗がん剤治療に関しては120回を超えての治療だと身体的に厳しい状況にはなる(10年間抗がん剤治療を続ける)でしょうから120回でカバーは出来るかと思います。
3】がん診断一時金の給付条件ですが、初回診断(1回目)は診断確定をもって給付です。
2回目以降については各社異なってきます。
A社:新たにがんと診断確定orがん治療目的での入院もしくは通院(外来治療)or在宅での緩和治療
B社:がんの診断確定(がんがまだあるという記載の診断書、治療の内容や有無は問わない)
C社:新たにがんと診断確定orがん治療目的での入院もしくは通院(ホルモン剤治療を除く外来治療)or在宅での緩和治療(所定の緩和ケア)
D社:がんの治療を目的としての入院もしくは通院(含、ホルモン剤治療)
B社は「治療の有無を問わず入院通院を問わず診断確定」がセールスポイント、D社は「ホルモン剤治療でも診断一時金の給付対象になる」がセールスポイントです。
4】がん診断一時金の給付が最大で1年毎として複数回且つ治療目的の入院・通院(ホルモン剤治療を除く)が直近では最新だったのですが、A社とD社の給付条件(A社については最大で180日毎という選択も可)
の登場に伴って、分かりやすい表現として「一世代前」という表現を使いました。
今までは治療を前提としての一時金、ホルモン剤治療は含まない前提としての一時金、1年に1回(以前は1回のみ⇒2年毎、もしくは通院は含まない)から変わってきています。
ただ、デメリットとしては給付条件が緩くなる分だけ保険料に反映してしまいますので「一世代前だから良くない」とも言えません。
A社については、非喫煙料率設定(非喫煙者は保険料が割安)や契約から最初の3カ月間の保険料は不要(責任開始後に保険料支払発生)など別の部分でのセールスポイントがあります。
やはり「がん=死の病」から「がん=治る病」へと変わってきている、そして日進月歩で新たな治療法が登場(多くのがんの発病原因が特定できていない点が大きい)・確立されてきているのは大きいと思います。
がん保険については今でも最も契約数が多いのは某社(アヒルさん)ですし、それに対し各社ともいかに差別化を図るかという点で、医療保険以上に変化をしてきています。
ただ、新商品の開発・販売に際しては多額の開発費が掛かりますので、各保険会社とも苦慮してはいます。
以上、ご参考になれば幸いです。
2025-01-08
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2323kmさん
からの返信
小川健一様ご丁寧なご返信ありがとうございます。追加の質問にもお答えして頂き大変助かりました!
2025-01-08

小川健一
2323kmさん
ご返信頂き有難う御座います。
2323kmさんにとって良い形で落ち着かれることを願っております。
何か御座いましたらお気軽に当サイトをご活用頂ければと存じます。
2025-01-08
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2323kmさん、ほけん知恵袋をご利用いただきありがとうございます
はじめまして「ZENCAN」 善が出来る お金も保険も人生も将来設計士ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。
医療保険とがん保険の選び方に関するアドバイス
1. 手術給付金は「一律型」か「倍率型」か?
・一律型は、どの手術でも一定額を受け取れるシンプルなタイプです。
日常的な保障や、必要最低限の備えを求める方に向いています。
特に「一律10万円」のように高めの金額設定なら、多くの手術費用をカバーできます。
・倍率型は、手術の種類によって給付額が変わります。
高度な手術や特殊な治療が必要な場合に、より大きな保障を受けられる可能性が高いです。
・結論:
・「コストを抑えつつシンプルな保障を求める方」は一律型。
・「万が一の大手術に備えたい方」は倍率型を選ぶと良いでしょう。
2. 入院1回のカウント期間「90日」か「180日」か?
・90日型は、比較的短期間の入院を想定しており、日常的な病気やケガへの対応に適しています。
保険料も抑えられる傾向があります。
・180日型は、がんや難病など長期入院が必要なケースに備えることができます。
保険料はやや高めですが、長期的な安心感があります。
・結論:
・短期的な入院が主な目的なら「90日型」で十分。
・長期入院のリスクも視野に入れるなら「180日型」を選びましょう。
3. 医療保険とは別にがん保険を検討する場合のポイント
がん保険の保障の選び方
・診断一時金:
・給付条件: 診断時点での一時金が「確定診断のみ」で支給されるタイプが手軽で安心感があります。
ただし、条件に「入院や治療開始」が含まれるタイプは給付までに時間がかかる可能性があるため注意が必要です。
・給付回数・間隔: 一時金が「回数無制限」で「給付間隔1年または180日」のものが、長期治療には適しています。
・治療給付金:
・保障範囲: 「手術・放射線治療・抗がん剤治療」など、広範囲の治療をカバーしているものがベストです。
また、「緩和ケア」や「自由診療」も保障対象に含まれていると安心です。
・回数制限: 一部の給付項目に制限がある場合、長期治療で不足が生じる可能性があります。
回数無制限か、十分な上限が設定されているかを確認してください。
・先進医療特約:
・医療保険とがん保険のどちらに付けるかは検討が必要です。
更新型の場合は長期間で保険料が上昇する可能性があるため、選択に注意が必要です。
ポイントを整理すると…
1、長期治療を視野に入れるなら、「診断確定」や「治療を受けた月ごとの定額給付」を重視する。
2、抗がん剤治療や自由診療の保障範囲・回数制限に注意する。
3、公的医療保険適用範囲や所定薬剤のカバー範囲を確認する(L01, L02など)。
4、公的医療保険適用 vs 保険会社所定の薬剤範囲
・公的医療保険適用:
・薬剤範囲が明確で安心感があります。
特に、世界保健機関の分類(L01:抗悪性腫瘍薬、L02:内分泌療法など)を基準にしている場合、治療薬の保障対象が広いです。
・メリット: 長期治療でも安心して利用可能。
・デメリット: 公的基準に基づくため、将来的な制度変更の影響を受ける可能性があります。
・保険会社所定の薬剤範囲:
・柔軟性が高い反面、適用外となる薬剤が存在するリスクがあります。特に自由診療や特殊な薬剤に対して保障されない可能性に注意が必要です。
・結論
・万が一の治療薬適用外リスクを避けたい場合は「公的医療保険適用型」を選びましょう。柔軟性を求める場合は「所定の薬剤範囲」も選択肢になります。
総合的なアドバイス
1、医療保険では、倍率型の手術給付金を選び、入院期間は180日型が安心です。
2、がん保険では、一時金や治療給付回数・条件に注意し、長期治療に対応可能な内容を選びましょう。
3、治療薬範囲は、公的医療保険適用範囲の広いものが安心感があります。
保険は「もしもの時」に支えとなる重要な準備です。自分や家族の状況に合わせた保障内容を選ぶことで、より安心な生活を築いてください。
医療保険やがん保険を選ぶ際、「出口戦略」を考慮することは非常に重要です。
給付金をどのように受け取れるか、そしてその給付金が社会保障制度とどのように補完し合うかをしっかり考える必要があります。
1. 高額療養費制度と給付金の位置づけ
・高額療養費制度により、入院や治療費の自己負担額は一定の上限が設けられています。
例えば、収入に応じて決まる月額上限(約6万~9万円程度)を超える医療費は、公的制度で補助されます。
・そのため、医療保険やがん保険からの給付金は「高額療養費制度の自己負担額をカバー」するか、「公的制度でカバーできない費用(差額ベッド代、食事代、交通費など)」に使われることが前提になります。
出口戦略のポイント
1、公的制度の範囲内で自己負担を軽減したいなら、「定額給付型」や「日額保障型」のシンプルな保険を選ぶ。
2、自由診療や先進医療を想定する場合は、医療費以外の支出(生活費や収入補填)も含めて保障金額を高めに設定。
2. 給付条件と出口の柔軟性
・医療やがん保険で重要なのは、「いかに柔軟な条件で給付金を受け取れるか」です。
・一時金や治療給付金の給付条件が厳しい場合、必要な時に保障を受け取れず、結果的に負担が増える可能性があります。
柔軟性を重視した選び方
1、診断一時金: 診断確定のみで支給される保険が理想です。「治療開始」や「入院」が条件になると、受け取りが遅れる可能性があります。
2、治療給付金: 「定額給付」や「診断報酬点数連動型」など、実際の治療内容に応じて受け取れるタイプを選ぶと無駄がありません。
3、給付回数と期間: 長期治療を見据えた場合、回数無制限のものを選ぶことで安心感が得られます。
3. 公的制度でカバーできない「隠れたコスト」への対応
社会保障制度ではカバーされない費用も、長期治療では大きな負担になる可能性があります。
代表的な隠れたコスト
・差額ベッド代: 1日5,000~20,000円程度の追加費用が発生する場合があります。
・通院費・交通費: 特に地方在住で都心の専門病院に通う場合、高額になるケースが多い。
・生活費補填: 働けない期間中の収入減をカバーする必要があります。
出口戦略としての対応策
・一時金: これらの費用を賄うために、診断時の一時金を手厚くしておく。
・通院保障: 通院治療が増加している現在、「入院中だけ」ではなく、通院もカバーできる保険を選ぶ。
4. 社会保障と保険のバランスを取るための考え方
・公的制度の限界を見極めつつ、それを補完する形で保険を設計するのが理想です。
・例えば、以下のような考え方が出口を意識した保険選びに役立ちます。
医療保険の考え方
・入院費用の自己負担額(高額療養費制度の月額上限)+差額ベッド代や諸費用をカバー。
・日額5,000円~10,000円のシンプルな保障で十分なケースが多い。
がん保険の考え方
・がんは長期治療を伴うケースが多く、治療開始時にまとまった一時金(100万~300万円)を受け取れる保険が望ましい。
・その後の継続治療費(抗がん剤やホルモン療法、放射線治療など)に対応できる給付金を重視。
まとめ: 社会保障と出口を見据えた賢い選択
1、高額療養費制度で自己負担額が軽減されることを前提に、医療保険はシンプルな設計で。
・余剰な保障を避け、必要最低限の範囲に収めることでコストを抑えましょう。
2、がん保険は、診断一時金+治療給付金の出口を重視。
・公的保障でカバーできない部分(自由診療、収入減など)を補完する設計が重要です。
3、「治療費」だけでなく、「隠れたコスト」も視野に入れる。
・差額ベッド代や生活費などに対応するために、一時金の充実を検討。
あなたの人生設計や家族構成に合わせて、必要な保障を適切にカスタマイズすることが、「出口を意識した保険選び」の鍵です。
がん治療において、自由診療を視野に入れることの重要性は、社会保障制度の限界を理解する上で非常に大切です。公的医療保険制度がカバーする範囲は多岐にわたるものの、近年の医療技術の進展や新しい治療法の導入に伴い、自由診療が必要となるケースが増えています。
1. なぜがん治療に自由診療が必要なのか?
① 公的医療保険制度の限界
・公的保険は、日本国内で認可された治療法や薬剤のみをカバーします。そのため、新薬や治験段階の薬、国外で承認されている治療法は基本的に自由診療になります。
・がん治療の進化に伴い、分子標的薬や免疫療法(例: CAR-T細胞療法など)、陽子線治療など、公的保険の範囲外の治療が有効となる場合があります。
② 自由診療の効果
・選択肢の拡大: 公的保険外の治療を受けられることで、治療の幅が広がり、患者一人ひとりに最適化された治療が可能。
・先進的な治療法: 自由診療は、最新の研究結果に基づいた治療が含まれるため、治癒や症状の緩和に繋がる可能性があります。
③ 財政面での現実
・高額療養費制度は自己負担を軽減しますが、自由診療は制度の対象外。結果的
に高額な費用が自己負担となります。
・例: 先進医療(陽子線治療や重粒子線治療)は数百万円以上。
• 自由診療の薬剤費: 分子標的薬や免疫療法は年間で数百万円~数千万円かかるケースも。
2. 自由診療に備えるための具体策
① がん保険の活用
がん保険を選ぶ際には、自由診療への対応力を確認することが重要です。以下のポイントを重視してください:
・自由診療対応型の給付金:
・一時金や治療給付金で、自由診療費を補填できる内容のものを選びましょう。
・「治療を受けた月ごと」に定額給付があると、治療費の支出に柔軟に対応できます。
・自由診療の回数制限:
・一部のがん保険では自由診療の給付回数が制限されています。無制限、または十分な回数上限があるものを選ぶと安心です。
② 先進医療特約
・医療保険やがん保険に先進医療特約を付けることで、陽子線治療や重粒子線治療など、自由診療の中でも効果が期待される治療に対応できます。
・注意点: 先進医療特約は10年更新型の場合もあるため、長期的に保障が続くか確認しましょう。
③ 貯蓄・費用補填を意識した一時金
・自由診療では治療費以外の費用(交通費、宿泊費など)も発生します。診断一時金が高額なプランを選ぶことで、こうした費用に柔軟に対応できます。
④ 他の資産運用や備え
・医療保険・がん保険に加えて、一定の貯蓄や資産運用も並行して行うと、自由診療のコスト負担への備えが一層強化されます。
3. 社会保障と自由診療を両立させるための戦略
1、公的保険を基盤にしつつ、保険で足りない部分を補う
・社会保障制度は基礎的な治療をサポートするものであり、自由診療に対応するには民間保険での備えが必要です。
2、がん治療のライフサイクルを考慮
・初期治療: 診断一時金や手術・入院給付金で対応。
・継続治療: 治療給付金や通院保障で補填。
・長期療養: 緩和ケアや生活費補填も視野に入れる。
3、最新の治療法に対応する柔軟な保障を選択
・医療技術は日進月歩で進化しています。現在の治療法に縛られない保障内容が望ましいです。
4. 自由診療の選択がもたらす安心感
・がんは再発や転移のリスクがあるため、治療が長期化する可能性があります。その際、自由診療を選択肢として持つことは「治療の幅」だけでなく「精神的な安心感」をもたらします。
・社会保障に頼るだけでなく、自ら選択肢を持つことで、治療の進行や生活の質を維持できるのは大きなメリットです。
結論
自由診療を必要とする背景には、社会保障制度の限界やがん治療の多様性があります。そのため、医療保険・がん保険を選ぶ際は、公的保障の隙間を補う形で自由診療に対応する柔軟性のある保険を選び、経済的リスクを最小限に抑えることが重要です。
「自由診療に備える」という選択は、未来の安心と、納得できる治療を受けるための大切な準備です。あなたやご家族にとって最善の治療を選べる状態を確保することが、保険の本来の目的であることを忘れないでください。
こやなぎ
2025-01-07
1

2323kmさん
からの返信
こやなぎ様ご丁寧なご返信ありがとうございます。
②入院1回のカウント期間の書き方が悪かったので補足致しました。ご確認よろしくお願い致します。
③の治療給付金の十分な上限とはいくらくらいなのでしょうか?自由診療の十分な回数制限も教えてくれると助かります。
よろしくお願い致します。
2025-01-07

小栁善寛
補足いただきありがとうございます。
以下に、入院1回のカウント期間の整理、および治療給付金の上限額と自由診療の十分な回数制限について詳しく解説いたします。
1. 入院1回のカウント期間について
・90日や180日は、保険会社が1回の入院とみなす期間を指します。この期間内に再入院や治療があった場合、それが1回分の入院と見なされます。
実際の選び方の基準
・90日型: 比較的短期間の入院(風邪の合併症や軽度の手術など)が中心の場合に適しています。頻繁な再入院を想定しない場合、保険料が抑えられるので合理的です。
・180日型: がん治療や慢性疾患など、長期入院や長期間の治療が必要なケースに備えるなら180日型が安心です。
現代の医療では通院治療が増加しているものの、重度のがん治療や回復までの時間が長い病気には適している選択肢です。
結論: がん治療などの長期治療を想定する場合は180日型をおすすめします。
特に治療中の再発や合併症により再入院が必要となる場合、180日間の余裕があるほうが安心です。
2. 治療給付金の「十分な上限額」とは?
治療給付金の上限額は、がん治療にかかる総額や治療の長期化を想定して設定する必要があります。以下に具体例を示します。
① がん治療の平均費用(自由診療含む)
・自由診療でかかる主な治療費:
・抗がん剤治療(分子標的薬・免疫療法): 1回あたり50万~150万円程度。月額50万~100万円と考えると年間で600万~1,200万円。
・先進医療(陽子線・重粒子線治療など): 1回300万~500万円。
・自由診療の新薬や治験薬: 複数回の治療で数百万円~数千万円のケースも。
② 治療給付金の上限額の目安
・自由診療を含むがん治療費用をまかなうには、月額50万~100万円程度を想定し、年間600万~1,200万円をカバーできるプランが理想です。
・長期化を想定する場合は、総額で3,000万~5,000万円の上限が設定されている保険を選ぶのが無難です。
3. 自由診療の「十分な回数制限」とは?
自由診療の回数制限は、治療の種類によって異なります。以下を基準として考えてみてください。
① 抗がん剤治療(自由診療含む)
・抗がん剤治療は、1回の治療サイクル(投与+休薬期間)が1~3週間程度。
・標準的な治療期間は1~2年間が多いですが、再発リスクを考えると3年以上の長期治療を視野に入れる必要があります。
・十分な回数の目安: 月1~2回で3年以上=36~72回以上を想定する。
② 放射線治療(先進医療・自由診療)
・陽子線治療や重粒子線治療は、1コース(治療回数)が20~30回程度で完結するケースが多いです。
・再発リスクを考慮すると、複数回受けられるよう無制限または10~20コース以上を保障する保険が望ましいです。
③ 自由診療の回数制限のポイント
・無制限であれば最も安心ですが、制限がある場合は最低でも年間12回、合計50~100回程度の保障があれば十分な治療をまかなえます。
4. 自由診療を考慮した保険設計
1、治療給付金の総額:
・長期治療や自由診療費用をカバーするには、総額3,000万~5,000万円以上の上限設定が理想です。
・保険料とのバランスを考えつつ、無理のない範囲で設定しましょう。
2、自由診療の回数制限:
・抗がん剤治療: 36~72回以上をカバーするプラン。
・先進医療や放射線治療: 10~20コース以上、または無制限。
3、診断一時金の充実:
・診断時の自由診療費用や生活費補填を目的に、100万~300万円以上の一時金を設定。
5. 結論
・治療給付金の十分な上限額: 年間600万~1,200万円、総額3,000万~5,000万円以上を目安に選びましょう。
・自由診療の十分な回数制限:
・抗がん剤治療なら36~72回以上。
・放射線治療や先進医療なら10~20コース以上または無制限。
医療保険やがん保険は、社会保障制度を補完し、自由診療にも対応する重要な役割を果たします。
適切な保障内容を選ぶことで、治療の選択肢が広がり、経済的な不安を軽減できます。
将来の安心のために、これらの基準を参考に保険設計を進めてください。
2025-01-07
1

2323kmさん
からの返信
こやなぎ様
ご返信ありがとうございます!
参考にさせて頂きます。
2025-01-08
現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・