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shino646さん
(60代)
現在60才男性、無職です。
かんぽ生命の『新ながいきくん(ばらんす型 5倍)』普通終身保険(5倍型)が払込済みで2023年10月に満期となりました。
283万円を15年前に一括で支払済です。
死亡保険が400万円でしたが満期となり80万円(病気で死亡時)となってしまいました。
入院6,000円/日(1回120日まで)は終身で変わりません。手術保険が5〜40倍(3〜24万円)も終身で変わりません。
解約した場合の払戻金が2,433,680円(2029年のピーク金額) +配当金90,000円くらいです。
質問内容は
現在の払込済後の保険内容の条件から払戻しした方がいい様に思いますが、いかがでしょうか?
よろしくお願いします。
プランナーの回答(2件)

shino646さん
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
生命保険(死亡+医療)について解約するか否かについてのご質問ですね。
そもそも今回解約をお考えになった理由は何でしょうか?
まず、解約した場合に当然ながら保障(死亡保障・医療保障)がなくなってしまうかと思いますので、別途加入する必要があれば(保障は必要とお考えであれば)解約前に必要な保障内容を現在のご年令で加入された場合の保険料を確認された方が良いかと思います。
解約しても保障は特段必要ではない(もしくは別途で傷病時に充当できるお金がある等)のであれば解約されても宜しいかと思います。
もちろん、解約して戻ってきたお金を取っておいて病気・ケガの際に充当するお金としておくことも出来ます。
また、15年前に加入された保険ですので、貯蓄性(利率)からみた場合、現在のものと比較しても決して悪くはない点はあります。
また、この保険は死亡保障額は保険料支払期間中よりも小さくなりますが、その分貯蓄性を高めたタイプの保険といえます。
※医療保障部分に相当する保険料は掛け捨てになっているはずです。
死亡時の保険金額が小さいので解約した方が良いとも言い切れません。
※現時点でのご年令で新たに保険に入ると15年分年齢を重ねている分もあって保険料は高くなってしまいます。
もちろんまとまったお金が必要であれば話は別ですが、そうではないのであれば、
・保険が不要だから解約し、払戻金を別の形で運用する。
・保障は必要なので保障内容を見直しつつ解約&新規加入する(払戻金は別の形で運用?)。
といった部分をどうされるか?の方向性を決めてから、保障が必要であれば新たに入り直した場合の費用負担(保険料)を確認した上で解約OR継続をお決めになった方が賢明だと思いますがいかがでしょうか。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2024-05-10
0

shino646さん
からの返信
入院の日額、手術の保障額、死亡時の金額等が低いため解約して別途運用の方がいいかと思い質問しました。
参考になりました。
ありがとうございました。
2024-05-10

小川健一
shino646さん
ご返信頂き有難う御座います。
保障内容が低いことから解約(+新規加入)をお考えだったのですね。
幾らが必要か?(幾らにしたいか?)という点もあるかと思いますので、ご参考までに記載させて頂きます。
・医療保険
年収で370~770万円の場合で考えた場合ですが、
高額療養費制度(保険証の対象になる治療において収入額に応じて月額の自己負担の上限がある)を適用で考えた場合、1ケ月あたり(毎月1日~末日を1ケ月とします)約9万円(正確には80,100円+(医療費ー267,000)×1%です)+入院中の病院食(1食490円)はかかります。
仮に1ヶ月入院した場合、9万円+(490円×3食×30日)=134,100円となります。
これを30日で割ると、134,100円÷30日=4,470円/日となります。
これを踏まえて、入院給付金は日額5千円を目安にされるとよろしいかと思います。
ただ、近年は入院患者全体の2/3は短期入院(14日以内)ですので、短期入院にも備えるのであれば入院一時金を5~10万円を併せてお持ち頂くとよろしいかと思います。
手術給付金は上記の高額療養費制度の計算に含みますが、手術時はどうしても体に負担がかかる傾向が高いので、その点で別途お金がかかる(退院後の食事や交通費など)ことなども考慮して併せて持って頂く、また外来手術でもある程度お金が出る形でお考えになってはいかがでしょうか。
死亡保障については、shino646さんに万が一のことがあった際、ご遺族の方の生活費(遺族年金を踏まえた不足額)、葬儀費用(例えば家族葬であれば50万円もあれば良いかと思います)、お墓代(墓石代ともあるので100~200万円、既にお墓があれば不要)といった形で、shino646さんの置かれた環境によって必要額は異なってきます。
あと、問題の保険料ですが、一例として65歳男性でみた場合、
・医療保険
入院日額5千円(一入院60日型、三大疾病時延長給付有、手術給付金有り)、入院一時金5万円、先進医療特約有
⇒6,540円/月(終身保障・終身払)
※三大疾病一時金100万円をつけた場合、+9、740円/月となります。
・死亡保険
保険金額200万円
⇒8,032円/月(終身保障・終身払)
掛捨てタイプで90歳までの保障期間だと、6,046円/月の保険料になります。
ご年令・体況(健康状態・喫煙の有無も含め)・保険会社によって選択できる保障内容や保険料は異なりますが、一例として記載させて頂きました。
また、運用についてですが、円建て保険(現在ご加入中の保険)ですと利率は1%もないかと思いますが、高い利率だと、外貨建て(米ドル建て)だと3%前後、投資信託系(NISA・iDeCo・変額保険)だと運用商品にもよりますが7~10%が期待出来ます。
運用については、税制における優遇面、積立途中で何かあった際のオプションやリスクを比較されて選択されるとよろしいかと思います。
一例として、毎月1万円ずつ10年間貯めた場合、10年後で、
利率1%⇒約126万円ですが、利率3%⇒約140万円、利率7%⇒約172万円
と変わってきます(税引き前)。
shino646さんがお考えになる中でご参考になれば幸いです。
※もちろん、shino646さんのお考えや置かれている状況等によって変わってきますので、あくまで目安にはなりますが。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
shino646さんにとって良い形で落ち着かれることを願っております。
2024-05-11
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現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・