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mamechanさん
(40代)
2009年に加入しました保険についてお聞きしたいです。新しい保険は給付対象が900程あり、古い保険では適応されない可能性があるため見直しを勧められました。しかし、子宮内膜症があり通院しているため、子宮、卵巣が部位不担保になってしまいました。契約の際は納得したつもりでいましたが、不安になってきてしまいました。
古い保険には、通院特約(日額3000円)、三大疾病増額特約、総合先進医療特約、女性疾病特約をつけております。
古い保険は本当に見直した方がよかったのでしょうか?
クーリングオフができ、前の保険に戻せるようなこともお聞きして悩んでおります。
補足投稿
部位不担保期間は2年です
プランナーの回答(5件)


mamechanさん
昨晩お返答させて頂いた内容の追記になります。
まず、現症(子宮内膜症)について一部の保険会社を除いて基本的にはがん保険は無条件で加入可能(各保険会社が保険募集人に開示している資料に照らし合わせて)になります。
次に子宮内膜症とがん化については、子宮内膜症のうち卵巣にできる子宮内膜症をチョコレート嚢胞と呼ぶのですが、このチョコレート嚢胞のうち約1%程度ががんになるといわれます。
それ以外の子宮内膜症はがん化する確率は0ではないものの非常に低いようです。
さて、がん自体への備え(保障金額等)ですが、がん診断一時金について100万円とパンフレット等での記載や保険募集人から提案があるケースが多いです。ただ、100万円でないと絶対ダメかといえば決してそうではありません。
ちなみに100万円の根拠ですが(多くの保険募集人は根拠を説明出来ないと思いますが)がんになった経験のある方々へのアンケート(複数社が独自に行っているので多少結果に差異はあります)で「がんと診断されてからがんの治療を終えるまでにかかった費用(治療費・交通費など)と収入減少(病院への入通院の為に時間が取られ、結果として残業が出来なくなった・パートなどでの収入が減った)の合計額のボリュームゾーン(最も回答が多かった金額)が100~110万円です(保険会社によっては130~150万円が最も多かったという結果もありますが)。
基本的には100万円とする根拠はここにあります(日本国内で最大のがん契約者数の保険会社が100万円と唄ったのが最初ですが、他社もこれに習って100万円にしているようです)。
次にがん治療給付金(抗がん剤治療給付金)については、必ずしも入院ではなく通院での治療も近年増加傾向にあります。
この設定金額は10万円と提示されるケースが多いのですが、これは高額療養制度での負担額(1か月あたりの自己負担額)を目安にされるとよろしいかと思います。
年収370~770万円ですと、最初の3か月間については1か月あたり約9万円(80100円+α)、その3か月を超えた場合は1か月あたり約5万円弱(44400円)が自己負担額ですので、これに往復の交通費等を加味して10万円(保険料の兼ね合いもありますが)を目安にされてはいかがでしょうか。
がん診断一時金はがんと診断されたらまとまった額が出るので良い保障ですが、がん治療給付金等に比べると保険料的には高めになってしまっていますので、がん診断一時金とがん治療(抗がん剤治療)給付金を組み合わせると良いでしょう。
がん診断一時金は初回はがん診断確定での給付が大半ですが、2回目以降は継続治療・転移・再発・入院通院の別・治療内容(大半はホルモン剤治療では給付されません)など保険会社によって給付条件は異なります。中には治療の有無を問わずがん細胞があれば給付となるもの、がん治療は終えても再発防止目的の治療(例:乳がんや前立腺がんなどでのホルモン剤治療)でも給付になるものがあります。
給付回数も初回のみ・半年毎・1年毎・2年毎とあります。
自由診療(保険の効かない治療)についてですが、抗がん剤の場合で1か月あたりの薬剤代が100~120万円がボリュームゾーンになります(高額だとリンパ腫用の薬剤で4千万円超もありますが)。
ここも備えるとなると、自由診療治療特約(先進医療特約と似たようなもので通算何千万までカバー)や患者申出特約(設定がある保険会社自体は数社ですが、先進医療特約とセットで設定している)を持って頂く、もしくは掛捨てや貯蓄系保険(三大疾病保険)で備えて頂くのが良いと思います。
また近年登場してきた検査方法としてがん遺伝子パネル検査(がんの遺伝子タイプを調べて、より効果が期待できる薬剤や治療方法を選定する為の検査)がありますが、末期がんや治療方法の無くなってしまった(もしくは治療しても効果が出ない)がん患者へは保険適用も、それ以外の方は全額自己負担(検査料は30~100万円、検査の範囲が違っている)となります。
ここまで考えるときりがないのですが、要はmamechanさんが保険料との兼ね合いを踏まえつつ、どこまで備えておきたいか?になってきます。
※お客様のご意向を考慮するのはこの点にあります。
ここでは(保険のQ&Aでは)具体的な保険会社・具体的な商品名の記載は出来ない点をご了承下さい。
ただ、がん保険と一口に言っても各社特色を出してきているので、その中で「どのような備えをしておきたいか?」で選択肢は変わってきます。
『手術給付金については、聞かなかった私にも非がありますが』
⇒mamechanさんに非はありません、mamechanさんは保険募集人ではありませんし、昔と今とで手術給付金の対象(設定)が変わっている(対象となる手術は実は大差ありませんが)のを知らない方が普通ですので。
『保障内容が今の時代にあってないとのことで、見直したら保険料も安くなるからと勧められました。』
⇒「保障内容に大差がない」内容で保険料が安くなるのであれば良いのですが、何が今の時代に合っていないのか?の「何が」が気になりますね(おおかた短期入院の割合が増えた、とかでしょう)。
『結局のところ2000円ほどアップしております』
⇒以前よりも年齢を重ねている(約14年)ので普通に考えたら保険料は上がります、それでも保障内容が良くなっているのであればアリだとは思います。
『子宮、卵巣の部位不担保については、口頭だけではなく、タブレットで同意した記憶があります』
⇒契約時に部位不担保の条件に同意しているかもしれませんね。保険会社へ(保険募集人や保険代理店へではなく)直でクーリングオフについての連絡(まだ間に合うか等の確認)をされることをお勧めします。
クーリングオフをしても改めて契約し直せばよいのですから(もしお誕生日を挟んでいたら保険料は変わりますが)。以前の契約は解約済だと無保険状態になってしまうので、その点はご注意願います。
※もし解約済みだった場合は新たに契約した保険を解約せず継続しながら落ち着いて考えて、その上で継続するか?解約&別の保険を契約するか?の流れが良いと思います。
『健康診断を控え、病気が見つかったら、ますます加入が不利になるのではと焦ってしまいました』
⇒もし何か新たに見つかるという可能性等もなくはないのですが、mamechanさんにとって腑に落ちているかどうかです。
『がん保険は必要でしょうか?こちらも医療保険と共にクーリングオフし、新たに部位不担保がつかない保険を探した方がよろしいでしょうか?』
⇒私は必要だと自分自身が思っているので加入しています(近々三大疾病型の保険にしようとは思っています)。
子宮及び周辺部位へのがんの備えについて2年間の空白期間(がん保険の契約から90日間の経過期間はともかくとして)、そして備えとしての欲しい保障かによると思います。
がんの一番厄介なことは診断されてから短期間で完治とはならず、また直ぐに亡くなるのでもなく、多かれ少なかれ治療が長期になったりしてじわじわとお金がかかる点、再発の恐れがある点、そして一生のうちで2人に1人(女性は厳密には50%弱)ががんになるという統計値です。
大変長文になってしまったことをご了承下さい。
何か御座いましたら小さなことでもお気軽にご質問・お問合せ下さいませ。
2023-11-17
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業界用語?「転がす」という言葉が有りますが見事なころがされている姿に悲しみと共に売ったヤツに怒りを覚えます。すぐにクーリングオフをして保険会社のカスタマーセンターにクレームするか?消費生活センターに相談、生命保険協会等々に告発してそいつを業界から追放してもらいたいと強く思います。
2023-11-16
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mamechanさん
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
「古い保険の見直し」についてのご質問ですね。
2009年に加入した保険の切替えを勧められたが、現在治療中の疾病(子宮内膜症)が原因で部位不担保になってしまったとの事ですね。
先に結論から言えば「クーリングオフ」した方が良いと思います。
※2009年に入った保険はまだ解約していませんよね?
保険会社にもよりますが、女性疾病について全期間もしくは2~5年の部位不担保(保障対象外)がついたり、一方で無条件加入が出来たり正直さまざまです。
ちなみにですが、条件がついた(部位不担保)という事は、書面もしくは口頭での承諾をしない限り正式に成立はしません。
※クーリングオフは契約日から翌7日以内(契約日を含め8日間)に書面(最近はメールも可のところがありますが)で保険会社へ申し出(郵送の消印が翌7日以内なら有効)が必要です。
お申し込みから日数が経過している可能性があるのでは?と思いますが、条件について不承諾を申し出て頂ければ無条件解約(契約締結の無効)になりますので、この方法の方が良いと思います。
現在治療中の疾病があって、それが保障対象外となると現段階で最もリスクの高い部位については保険金が出ないのはいかがなものかと思います。
給付対象についてですが、手術給付金のことでしょうか?
確かに対象外になるものもあるにはありますが、言われるほど実は影響はありません(件数の非常に少ない手術が対象になる・ならないの違い)。
医療保険の切替を勧めるセールストークとして「古い保険は見直したほうが良い、手術給付金の対象が違うんです」は定番です。
実際に何が対象で何が対象から外れる等の説明はあったでしょうか?
※たぶん多くの保険募集人は出来ないと思いますが。
子宮内膜症であれば治療完了後、2年程度経過してから見直しでも良いと思いますし、2009年に加入している保険にはない保障が欲しい場合に追加で、保険は2本にはなりますが保険を重複することなく増やす方法もありますし、何より「2009年から14年たっている=年齢も上がっている⇒保険料がそもそも高くなってしまう」点はお考えになったでしょうか?
加入されていた保険・新たに申し込んだ保険の保険会社(保険商品)、また現在の保障内容と新たに申し込んだ保険の保障内容等を確認していない中ではありますが、私は切り替えはお勧めしない(お客様が希望すれば別ですが)と思います。
あまり言ってしまうと、その保険募集人への誹謗中傷になってしまいますのでこの辺にしておきますが、私は保険募集人の1人として焦って切り替える必要はないと思います。
契約時はセールストークに促されて納得した(つもりになっていた)のが、現状でこうして悩んでご相談されているのであれば、いったんリセット(前の契約は解約せず、新しく契約した契約はキャンセルする)して、今一度落ち着いてお考えになってはいかがでしょうか。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら、お気軽に当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
保険募集人の1人として、mamechanさんにとって納得できる形に落ち着かれることを願っております。
2023-11-16
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mamechanさん
補足投稿を頂き有難う御座います。
子宮内膜症で申し込んだ保険(医療保険)で部位不担保2年(おそらく子宮及び周辺部位)の条件がついたとのことですね。
お申込みをされた保険はおそらく某外資系保険会社かとは思いますが、子宮内膜症(現症)であれば余程診断が直近~1年程度でなければ無条件(女性疾病特約については通常の入院給付金・手術給付金等よりも厳しいケースが多いのですが)で加入可能な保険会社もあります。
契約から2年経過すれば部位不担保が外れますが、今治療中の部位が例え年間でも保障対象外になるのは、いかがなものかとは私は思います。
もちろんmamechanさんがご納得されているのであれば周りがどうこう言うべきではない事ですが。
対応した保険募集人が1社専属の代理店か複数社取扱いの乗合代理店かにもよりますが、もし複数社取扱いであれば無条件で切替可能な保険会社を絞り込むことは可能だったと思います。
※1社専属であれば(もしくは保険会社所属の直販)無理かとは思います。
どちらにせよ、mamechanさん自身が納得されていない(腑に落ちていない)のであれば、元に戻して(前契約を解約手続きせず、新規契約を無効にする)落ち着いて考えた方が良いと思います。
保険は毎月数千円の支払いでも、何十年単位で加入しているものです。
何かあった際に保険募集人は保険金給付のお手続き等は出来ますが、実際にお金(保険金)を払うのは保険会社です。
お金(保険料)を払っているのはmamechanさんですし、お金(保険金)を受け取るのもmamechanさんです。
これから何十年もかかわっていくであろう保険に、mamechanさんがご納得された形にされることをお勧めします。
2023-11-16
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mamechanさん
からの返信
この度は、とても丁寧な回答を頂きましてありがとうございます。
すでに加入しておりました医療保険の代理店にて、2日前に新しい医療保険と新たにがん保険を契約いたしました。
手術給付金については、聞かなかった私にも非がありますが、質問で書かせて頂いた内容のみの説明でした。その上、保障内容が今の時代にあってないとのことで、見直したら保険料も安くなるからと勧められました。
医療保険は確かに安くなりましたが、シンプルな内容で、がん保険もセットにして補う感じで、結局のところ2000円ほどアップしております。
子宮、卵巣の部位不担保については、口頭だけではなく、タブレットで同意した記憶があります。
健康診断を控え、病気が見つかったら、ますます加入が不利になるのではと焦ってしまいました。
回答を頂き、医療保険はもとに戻す決心がつきましたが、がん保険はどうするべきか悩んでおります。がん保険は必要でしょうか?
こちらも医療保険と共にクーリングオフし、新たに部位不担保がつかない保険を探した方がよろしいでしょうか?
何度も質問いたしまして申し訳ありません。
2023-11-16

小川健一
mamechanさん
ご返信頂き有難う御座います。
がん保険ですが、おそらくTVCM(今は医療保険)を頻繁に流している会社のでしょうか。
決して悪い保険ではないのですが必ずしもベストかと言われれば正直??となります。
明日改めて現在の疾病でも加入可能か確認しますが、要はmamechanさんにとって、がんの備えが欲しい(必要)か?どんな保障(どんな治療に備えたいか)が必要か、によります。
保険料も大事なポイントですが中身がmamechanさんの思い(ご意向)に沿っているか?は大事です。
明日、色々確認の上で追加のご返答をさせて頂きます。
取り急ぎのご返答をさせて頂きました。
2023-11-17
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現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・