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saitotakashiさん
(30代)
私はエアコンのクリーニングをしています。お客様のエアコンが作業中、作業後に壊れた時のために、対応できるよう保険に加入にしております。
エアコンが古いと、メーカーが部品を保持していない可能性があり破損した際に、代えがありません。そのため、エアコンごと取り替える必要があります。
作業前にいつも
エアコンクリーニングによりエアコンが故障し、メーカーが部品を保持していない場合、こちらで保証ができないためお客様負担になります。ということをお伝えし、了承を得て作業を開始します。
なぜこのような承諾が必要であるのかがあまり理解できません。
私の認識では、部品がなくエアコンごと取り替える場合でも、保険が適用されるものだと思っています。。。
新価?時価?その辺りが関係しているのか。
自分なりには調べてみたのですがよくわかりませんでした。
ご回答よろしくお願いいたします!
プランナーの回答(4件)


saitotakashi様
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
エアコンクリーニングでの保険についてのご質問ですね。
近年、各メーカーとも修理向けの交換部品を保有する年数が短くなってきました。
その中でクリーニングしていたエアコンが壊れてしまった(故障してしまった)場合、修理が出来なくなる可能性があります。
saitotakashi様のおっしゃる通り、交換部品がない等で修理不可となった場合の承諾書をもらう⇒保険で修理不可の場合は交換できるだけの保険金が出れば良いのにってお考えになりますよね。
まず、機械類(電化製品)は永年使用できるものではなく、経年劣化していきます。
そもそも保険は経年劣化に対しては保障対象外です。
部品がなくなっているほど年数が経過しているのであれば、単に劣化による故障となるかと思います。
たまたま洗浄中にそのタイミングとなった可能性が高いのではないでしょうか?
※お仕事は慎重に慎重を期して作業されているかと思いますし。
また、保険は新価補償設定の保険もありますが(例:火災保険)基本的には時価補償です。
※ご加入されている保険もおそらくは時価補償の形態かと思います。
その場合、果たして故障⇒年数が相当経っており修理不可⇒交換に要する購入費用等が保険金
とはならないのです。
『交換に要する購入費用等ではなく、その時点での対象物(エアコン)の時価』となります。
エアコンの耐用年数は一般的に10年と記載されていることが多く、また法定耐用年数(財務省が定める資産ごとの耐用年数のこと。何年で資産価値がなくなるかを表しています)でみた場合、家庭用エアコンは6年で、天井埋込型等の業務用エアコンは15年です。
※メーカーが部品を保管しているのは現状では10年前後が多い理由でもありますが。
『使える=時価が一定額ある』という訳では必ずしもないのです。
仮に、使用年数に関係なく全てを補償、修理不可の場合は代替品(新品交換)設定の保険にした場合は、保険料が相当高いものになってしまうでしょうね。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2022-10-22
1

saitotakashiさん
からの返信
ご回答ありがとうございます!
各エアコンの耐用年数まで教えていただきありがとうございます。
理解ができました!ベストアンサーとさせていただきます。
2022-10-22

saitotakashiさん、こんにちは。
経年劣化は補償の対象外、偶然かつ突発的な事故以外は対象外ということです。
例えば穴の空いた屋根を修理せず放置しておき、水が入って屋根裏の配線が壊れたとします。それは穴を塞がなければそうなりますよねという話でこういうのは偶然ではなく必然です。
部品もないほど古い型ならパッキン等が劣化しててそこから洗浄液が内部に入って壊れるとかそんな事なのかもしれません。そうなると対応は難しいでしょうね。ただ約款がどうなってるかわかりませんし詳細は契約している保険会社に質問してください。
2022-10-22
1

saitotakashiさん
からの返信
わかりやすい例まで、ありがとうございます!自分がいかに保険を理解しておらず、リスクのある作業をしていたかがわかりました。
これからは承諾書必須。無理な施工はしない。ようにしていこうと思います。
2022-10-22

いつもお仕事お疲れ様です。
確かに保険で新品に交換できるなら心強いですよね。
しかし、損害保険は「現状復帰」させる原則があります。事故前の「価値」に戻すと言った方が伝わりやすいかも知れません。その原則に則ると、メーカーに補修部品が無いほどの商品の価値は、限りなく低いという事です。
だからこそ、新品に変えたいお気持ちは、十分わかりますが、もしも、新品と交換できる保険があるとすれば、保険料は大幅に高額になるかと思います。
2022-10-22
1

saitotakashiさん
からの返信
ありがとうございます!!
施工の前に承諾書(壊れても補償しません)をもらうようにすると、どうしてもエアコン清掃自体を断られることが多く機会損失となってしまいます。。実際に何百台とやってきましたが、壊れたこと(動かなくなったこと)はないです。
なので、承諾書なしでやってしまおうかと思ったこともありましたが、もしものことを考え、これからもいままで通り承諾書をもらってからやっていこうと思います。
お客様への説明の仕方を工夫していこうと思います!
2022-10-22

民法において、損害賠償責任は「修理費が時価額を超える場合、補償する金額は時価額でよい」と定められているためです。
部品が無くて修理ができないのであれば、法律上は新品を買ってまで賠償する義務はありません。賠償責任が無いのであれば、「賠償責任」保険も使えないということになります。
とはいえ、実際に事業を営んでいれば、時価額を超えた部分も補償せざるを得ない場面も生じてきます。
そのニーズに応えるために、保険会社によっては特約として「対物超過費用」を補償するものもあるようです。
こちらでは個別の商品についてご説明はできませんので、ご加入中の保険会社に確認されてみてはいかがでしょうか?
2022-10-22
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saitotakashiさん
からの返信
ありがとうございます!
対物超過費用を保証する特約があるか問い合わせてみます。
値段によっては、加入を考えてみようと思います!
2022-10-22
現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・