介護費用について | 保険Q&A | ほけん知恵袋

PeterUtaka様

こんにちは、株式会社フィンテックの小川と申します。
介護費用についてのご質問ですね。

要介護認定の等級によって金額は変わってきますが、ご同居でない事を前提とすると、
要介護でも入居できる施設（老人ホーム）が候補に上がります。
特別養護老人ホーム（地方自治体や社会福祉法人が経営）は負担金額が少なくて済む（８～１２万円程度）のですが現状でも相当数の入居順番待ちで将来に至っては高齢者人口が増加する事から入居はまず無理だとお考え頂くのが賢明ですので民間の老人ホームとなりますが、入居申込金有り（５００万円程度）で１５～２０万円(食費別）、申込金なしで月額２０～３０万円（食費別）掛かります。
※施設の場所やランクによって金額に幅があります。
在宅介護ですと自宅の改装費用別で月額５～１５万円（要介護度によって変わります）を目安にされてはと思います。
仮に施設（老人ホーム）でとなると公的年金だけですと不足すると思われますのでプラスしないと厳しいと思います。
ご自宅でとなった場合、玄関・お風呂・トイレ等の改装（スロープ・手すり・引き戸）で全額ではありませんが費用は掛かりますので、予めご承知頂ければと存じます。
また介護期間の平均年数ですが、男性１０年・女性１３年ですので、仮に月額２０万円とした場合、
男性：２０万円×１２ケ月×１０年＝２４００万円
女性：２０万円×１２ケ月×１３年＝３１２０万円
となります。
正直大きな金額で直ぐにご用意出来るレベルではないと思いますので、今から積み立てるか民間の介護保険もご検討頂いてもよろしいかと思います。

ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト（保険のＱ＆Ａ）を改めてご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。

2020-06-27

ファイナンシャルプランナーの西村です。
要介護状態になってから亡くなるまでの間にかかる自己負担は約500万円といわれております。
一般には年金を充ててる方が多いイメージです。
今後心配なのは、少子高齢化が進むと、自己負担部分の割合が増える可能性があることだと思います。

2020-06-26

要介護認定の度合いにもよりますし、在宅介護か施設介護かにもよります。なにより地域差がございますので、あくまで参考値としてお聞きください。

今回は要介護2という、片足立ちが出来なくなった、ベッド・布団からの起き上がりに助けが必要というレベルでのお話を致します。

このレベルの場合、一般的には
在宅介護:手出し資金9万円前後
施設介護:18万円前後
と言われております。
これは、介護保険を活用した上での金額です。

在宅介護に関しては、週何回ヘルパーさんに来て頂くか、どのような介護サービスを利用するか、によって金額が異なって参りますが、今回は最低限の入浴だけサービスを受ける形での計算をしております。
※入浴に関しては、知識の無い者が行うと、介護する側・される側どちらにもケガのリスクが大いに出てきてしまうので、ここはプロの方に依頼してみてください。

介護保険を活用すると、それほど大きな出費にはならなくて済むと思います。
ただ、先程も申し上げたように参考値でありますので、詳しい金額は、こちらのサイトのFPにご相談頂けると、より具体的な金額や、それに対する備え方に関してもお話しできます。

2020-06-26

私の母86歳　要介護3とアルツハイマー型認知症ですが、
月4万円から6万円はかかります。

2020-06-27

PeterUtaka 様

介護費用の目安は、在宅介護の場合と施設介護の場合で大きく異なります。

在宅介護の場合は、トイレの手すりを取付けたり、ポータブルトイレや介護用のベッドを購入したり、車椅子を購入したりと、初期費用に平均69万円かかるというデータがあります。
そして、1ヶ月間の自己負担額は、紙おむつや配食サービスを利用しますので、月額平均53,556円です。
5年間で約390万円、10年間で約711万円かかる計算になります。

施設介護の場合は、有料老人ホームへの入居一時金が300万円以上かかり、1ヶ月間の自己負担額は、平均211,364円です。5年間で約1,568万円、10年間で約2,836万円と多額の費用が発生します。

資産形成と介護保険の活用が不可欠でしょう。

2020-06-29

生命保険文化センターが平成30年度に発表した調査では、自分や家族が要介護状態となった場合、必要と考える初期費用の平均242万円となっています。必要資金の分布をみると、「100～200万円未満」が24.7％と最も多く、次いで「50万円未満」が14.2%、「200～300万円未満」が11.1％となっています。

2020-07-07