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mokomokosanさん
(40代)
米ドル建て一時払い保険について、
10年〜20年はすぐに使わないお金を
★ドルベースで10年満期で150%くらいになる。
ということで、加入しました。
元本割れリスクを防ぐ為に、以下は有効ですか?
①目標値の設定110%など低くし、到達したら、円建てで早めに確保する
②目標値を160%など高く、もしくは目標値の設定を無しにして、10年満期時点で、解約せずに再度10年満期として運用継続していく、10年ずつ延長更新していって、20年、30年と、長く持っていれば、ドルベースで増えるはずだから、
長く運用すればするほど円に換算する際の損益分岐点が下がるので、元本割れを防げる
③10年満期時点で外貨で受取り、外貨預金しておいて、円安になるタイミングを待つ
①、②は目標値の設定をどうするのが良いかについてです。
また、③は出口戦略で、元本割れを何とかできると思っていて良いか。という内容です。
よろしくお願いします。
プランナーの回答(6件)


mokomokosanさん
こんにちは、保険代理店ワールドフィナンシャルの小川健一です。
『米ドル建て一時払保険』についてのご質問ですね。
外貨建て一時払保険の場合、お金の増え方を左右する要因は商品(保険会社)にもよりますが、基本的には、
・利率
・為替レート(契約時との為替レートの差異)
・市場価格調整
・特別勘定部分の利率(変額保険付きの保険の場合)
です。
さて、元本割れを極力回避する方法として有効か否かについてですが、
①目標値の設定110%など低くし、到達したら、円建てで早めに確保する
⇒有効です。
商品によって「円ベースでの目標設定」と「外貨ベースでの目標設定」がありますが、おそらくは保険料は円ベースで支払っているのであれば「円ベースでの目標設定」を低く(105%や110%など)するのは良い方法です。
※契約後に目標設定の変更が可能な場合に限ります。
②目標値を160%など高く、もしくは目標値の設定を無しにして、10年満期時点で、解約せずに再度10年満期として運用継続していく、10年ずつ延長更新していって、20年、30年と、長く持っていれば、ドルベースで増えるはずだから、長く運用すればするほど円に換算する際の損益分岐点が下がるので、元本割れを防げる
⇒有効です。
mokomokosanさんのおっしゃる通り、そもそもとして米ドルベースで増えていますので仮に為替レートが契約時に比べ大きく円高になっていても円ベースで元本割れはしにくくなります。
一点気を付けるとすれば10年満期の段階で利率はその時点での利率が適用となる点です、最初の10年に適用する利率より下がっている場合は要注意です。
③10年満期時点で外貨で受取り、外貨預金しておいて、円安になるタイミングを待つ
⇒有効です。
デメリットは外貨預金になって以降、日々の為替レートを気に掛けなければなりません(FXと同じです)。
また、10年後の利率を考慮する必要(低い場合は厳しい)はあります。
①は最小設定、②は最大設定もしくは設定なしが最も有効です。
①か②かは、契約時のご意向として「10年〜20年はすぐに使わないお金」を考えると果たして①はどうなのか?ですが、それ以上に為替レートに起因する元本割れを懸念するのであれば良いと思います。
③は出口対策という意味合いではないはないのですが、その時点(10年後)で最も有効な方法が外貨預金以外にないかどうかをお調べになった方が賢明です。
いつご契約されたかもありますが、この数か月であれば過去と比較しても高い利率ですので市場価格調整も有効に働くと思われます。
その点も踏まえ、可能であれば目標設定は低めにして10年間そのままにされるのが良いかとは思います。
ご不明な点・追加のご質問等がございましたら、お気軽に当サイト(ほけん知恵袋)をご活用頂ければと存じます。
2024-06-02
1

mokomokosanさん
からの返信
ありがとうございます。
目標値は105や110%など低く設定すると、すぐに達してしまう可能性もありますが、元本割れしたくないという私にとっては、
数年で運用が終わっても、問題無いですよね?
10年や20年置いておけるお金なら、運用を続ければもっと増えたかもしれないけど、目標値を低く設定することで、
★あまり増やせないという点
★運用終了後、また別商品を検討する手間が生じる。また、再度加入するにしても、今入っている条件より良い商品があるかも分からない。
ということが、問題になるという認識でいます。
受取時の税金は、5年以内に目標値達成したとしても、一時所得として計算される商品なので、税金面は特に問題無さそうです。
私みたいに元本割れを気にする人であれば、増えないけど、
次は為替の影響の無い、円建ての商品等にしようかなと思いました。
2024-06-02

小川健一
mokomokosanさん
ご返信頂き有難う御座います。
誰でも増やしたいのに元本割れはしたくないでしょう、リスクも無いにこしたことはありません。
それはmokomokosanさんに限らず皆様同じでしょう。
ただご注意頂きたいのは、円建だと国債でも1%弱ですが、一方で物価上昇率は2.5%です。年々ものの値段は基本的に上昇していきます。
つまり物価上昇率以上の利率のもので増やさないと額面では増えても貨幣価値的には減ってしまっています。
つまり何もしていなくても(例:タンス預金)物価が上昇した分だけ実は元本割れをするというリスクはあるという点です。
そこで外貨建てもしくは株式などの投資信託商品によるもの(保険であれば外貨建保険や変額保険)で増やすことになりますが、為替リスクや株価変動リスクなどがどうしても伴ってしまいます。
お金を増やす(資産形成)は基本的に長期にするほど結果平坦になるのでリスクは低減します。
mokomokosanさんはそこはご理解されていると思いますが、その中でどうやってリスクを無くす(元本割れ)かで悩まれています。
増え方は少なめでも目標設定を低くするのは選択肢としてはありです。
仮に数年後、達成して再度お預け治す(運用し直す)際、前回選択した方法(商品)の利率が低くなっていたとしても、それは元本割れを最優先した結果ですので、ご納得すると思いますよ。
どうしても現状では円建て商品は増え方が緩いので、その点はご理解されていますし、それはそれでmokomokosanさんがご自身のお金をご自身で選択するのですから良いと思います。
その中で、mokomokosanさんの思い・お考えに沿ってアドバイスをさせて頂くのが、分かりにくい事をわかりやすくご説明させて頂くのが私どもの役目だと思います。
わかりにくいこと、ご不明など御座いましたらお気軽にご質問して頂ければと思います。
mokomokosanさんにとってより安心できる形でご要望に沿った形になることを願っておりますね。
2024-06-02
1

mokomokosanさん
からの返信
なるほど。円建てはインフレのリスクがあるとのことですね。なかなかどの商品を選んでも、100%安全という物は無いですね。
目標値について等、教えてもらい、良く分かりました。
ありがとうございました。
2024-06-02

小川健一
mokomokosanさん
ご返信頂き有難う御座います。
mokomokosanさんがお子様の頃までは円建てでも利率は4~5%位あったのですが平成7年に1%を割込んでいます。一方で物価上昇率は政府として年2%を目標としています。
もちろん物価上昇率は必ずしも2%上昇する訳ではない(新型コロナ前は年0.5~0.7%)のですが、お金を増やす(もしくは現状維持)を念頭におく場合の目安になると思います。
国としてNISAやiDeCoといった投資信託商品(複数の株式・債券等を組み合わせた運用商品)が注目され、保険であれば変額保険が注目されていますが、決して外貨建て商品(含、外貨建て保険)も悪くはありません。
為替リスクはありますが外貨建てベースでは元本保証ですし、以前よりも利率は高い状況です。
※投資信託系商品も為替リスクは外国株式や債券ではあります。
日本と海外(主として米国)の債券(国債)の利率差が為替レートに影響しますので、外貨建てでの高い利率のままで円高(例:1米ドル100円台など)を期待するのは非常に難しいですが、どこまでのリスクを含めた上で利率の高い運用を選択するか?によります。
暗に高利率だからといって許容範囲以上のリスクを負うのもいかがかと思います。
実際にmokomokosanさんがお考えのように高利率の方が良いが元本割れは回避したいという思いがあるのであれば、選択肢や設定は絞られてくると思います。
人によって色々な意見があると思いますので、ご自身が納得(同感)される方法(考え)をご参考にされるのがよろしいかと思います。
その中で何かご質問等御座いましたらお気軽に当サイトをご活用下さいね。
2024-06-02
1

mokomokosanさん
からの返信
勉強になります。
ありがとうございます。
2024-06-02

小川健一
mokomokosanさん
ご返信頂き有難う御座います。
少しでもご参考になれば幸いです。
mokomokosanさんにとって良い形で落ち着かれることを願っております。
2024-06-03
1

mokomokosanさん
ご質問ありがとうございます。
2023年、2024年と米ドル建て一時払い保険は実質利回りもよくて魅力的な投資先の一つだと思います。
ただ利回りが良い一方で、円安もかなり進んでおりmokomokosanさんのように元本割れを気にされる方も
沢山いらっしゃいます。①~③の手法ですがこの保険に預けたお金の目的によって回答が違います。
10年以内に使いたいお金なのであれば目標を下げた①なのでしょうが、そうでなければ今の金利水準で10年利回り保証があるのはメリットだと思いますので、まずは10年預ける。
10年後のご自身と外部の経済環境によって次の一手はその時に判断するというのが正解だと思います。
金利も為替も今後どうなっていくという明確な予想は立てられません。
ご自身の長期のライフプランに沿って、株式系の資産、債券系の資産、預貯金のような流動性の高い資産とバランスよく配分して、ご自身のライフプランや外部の経済環境がどう変化しても対応できる状況にしておくことが大切です。日本もいよいよ海外と同じように金利のある世界になっていくのではと予測されている専門家も増えてきました。今後はより一層バランスよく資産配分をすることが重要になってくると思います。
2024-06-02
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mokomokosanさん
からの返信
ありがとうございます。
「外貨建て保険」とネットで調べると、2020年頃の情報では、最悪な口コミしか出てこないので、私は粗悪品に加入してしまったのかと、心配になっていました。
先日、営業から説明を受けた際には、利率も良く、損益分岐点も103円と、条件もそんなに悪くないと思い、加入したのですが、
2023.2024年の外貨建て保険は、投資先の1つとして分散するものの選択肢として有りだとのこと承知しました。
★すぐに使わないお金であれば、
目標値としては、高めに設定し、
10年後にどうするか考える。
★10年以内に使いたいなら、目標値低く設定する
とのこと。
とても分かりやすいです。
分散して資産を持つことも大切そうですね。
ありがとうございます。
2024-06-02

mokomokosanさん、こんにちは。
①②については結構そう単純な話でもなく、円安に行くという時点で金利が上昇して日本との利率が乖離していくというのが根底にあるので目標値を高く設定しても市場価格調整が入って目標値に到達しない可能性があります。
③満期まで放っとくのが得策ですが、あと10年のなかで120円くらいまで戻ればどうなんでしょう?
ちなみに年ごとの為替の損益分岐点はいくらなのでしょうか、それ設計書にありませんでした?ご質問を拝見していると市場価格調整や損益分岐点がない状況の気がするのですが、、、
2024-06-02
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mokomokosanさん
からの返信
ご返信ありがとうございます。
確かに設計書では、10年後、約100円の損益分岐点が書いてあります。
営業マンは、100円以下にならないだろうからと、この保険を勧めてきたようです。
目標値を低く設定して、放って置くのが得策でしょうか?
2024-06-02
現在、保険募集人業務と兼務して社内の各種業務に従事している関係上、全て「定休日」表記にしております。・・・