保険で資産運用をするメリット・デメリット | ほけん知恵袋

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保険で資産運用をするメリット・デメリット

閲覧数:2550

公開日:2021-07-15

更新日:2024-03-28

この記事を執筆した保険プランナー

加藤鳳助

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  経歴:

5年  年間相談件数: 200件

  所属:

株式会社たくす パパとママとこどものほけんハウス

 取扱い:

生命保険14社 損害保険4社

保有資格:

生命保険募集人, 損害保険募集人, FP (ファイナンシャルプランナー) 2級, AFP (アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)

保険でも資産運用が可能な理由とは?

保険が資産運用に役立つ理由のひとつは、一部の生命保険や養老保険のような「貯蓄型保険」で受け取れる解約返戻金や満期保険金にあります。解約返戻金や満期保険金の金額は「返戻率」で決まりますが、保険商品によっては一定期間以上加入し続けると返戻率が100%を超え、払込保険料以上の金額が受け取ることが可能です。

また、保険会社が保険料を運用して運用益が出た場合、解約返戻金や満期保険金に上乗せするという仕組みの保険もあります。運用実績がよければ、元本以上の解約返戻金や満期保険金を受け取れるでしょう。



 

保険で資産運用をするメリットとは?

保険で資産運用ができるといっても、お金が関わるため、「メリットがわからないと手が出せない」という方もいるのではないでしょうか。また、すでに保険に加入している場合、保険を掛け替えたり新たに貯蓄型保険に加入したりするのをためらう方もいるでしょう。ここでは、保険で資産運用をするメリットについて解説します。


 

初めてでも始めやすい

保険で資産運用を始めるメリットのひとつとして、資産運用初心者でも始めやすいことが挙げられます。株式投資、投資信託、不動産投資といった投資商品と比較すると、保険は多くの方にとって身近な存在です。

証券口座を開設したり多額の資金を用意したりする必要もなく、運用も保険会社に任せられるので、初心者でも気軽に始められます。


 

定期預金よりも運用に期待できる

資産運用として定期預金にお金を預けているという方もいるでしょう。しかし、定期預金の平均年利率は高くても0.1%~0.2%。0.2%だとしても100万円預けて1年後につく利息が2,000円と考えると、運用商品として利用するにはもの足りないのではないでしょうか。

一方、保険は年利1%~2%で運用できる商品もあり、定期預金よりも運用商品として期待が持てます。

 

万が一の時、保険金があって安心できる

保険で資産運用をすると、もしものときに保険金が受け取れるのがメリットです。仮に、定期預金で資産運用をしていて、世帯主に万が一が起きてしまい急にお金が必要になったとします。この場合、定期預金を解約しても預金額分しか用意できません。「最近定期預金を始めたばかりで30万円しか貯まっていない」といった場合には困ったことになるでしょう。

しかし、保険であれば加入期間がどれだけ短かろうと、契約どおりの保険金が受け取れるので安心です。


 

節税効果がある

生命保険や個人年金保険に支払っている保険料は「生命保険料控除」の対象であるため、保険を使った資産運用は所得税や住民税の節税にも役立ちます(一部対象外の保険もあります)。

生命保険料控除を受けるには、年末調整や確定申告の際に保険会社から送られてくる「控除証明書」を添えて控除額を申告する必要があります。控除証明書が届いたら、失くさないように保管しておきましょう。

ここまでは保険で資産運用をするメリットをご紹介しました。




 

保険で資産運用をするデメリットとは?

「初心者でも始めやすい」「定期預金より金利が高い」といったメリットがある保険による資産運用ですが、いくつかデメリットも存在します。ここでは、保険で資産運用をするデメリットを4つご紹介します。「こんなはずじゃなかった」「損をしてしまった」と後悔しないよう、しっかりと把握しましょう。

 

元本割れする可能性がある

保険の解約返戻金や満期保険金の返戻率は、基本的に加入期間に応じて上がります。保険に加入してからの期間が短いと返戻率も低いため、途中解約すると受け取れる解約返戻金や満期保険金の金額が少なくなります。元本割れする場合も多いので、保険で資産運用をする際は「途中解約しない」という前提で始めることが大切です。

 

長期加入が必須となっている

貯蓄型保険は早期に解約すると元本割れを起こす恐れがあるため、資産運用に活用したいなら長期加入が原則です。保険料をまとめて全額支払えば途中解約による元本割れのリスクが減らせますが、一括払いや一時払いに対応していない保険もあります。
また、保険料をまとめて支払うには多額の資金が必要です。資産運用の観点で考えると、ひとつの投資商品に数百万円もの資金を集中させるリスクが気になる方もいるでしょう。


 

他の投資商品よりは利回りが劣る

貯蓄型保険の多くは定期預金より金利が高めですが、株式投資や投資信託といったほかの投資商品よりは利回りが劣ります。ただし、利回りがよくなるとリスクが高くなるので、貯蓄型保険は利回りが劣ってもリスクは少ないというメリットがあるといえるでしょう。
また、保険は予定利率が下がる恐れがあります。予定利率とは、保険会社が「このくらいなら払えるだろう」と考える利率です。経済状況の悪化によって利率が下がると、予想よりも返戻金が得られない場合があります。




 

保険で資産運用を始めるのに向いている人

保険による資産運用は以下のような方に向いています。
・資産運用に慣れていない人
・少ないリスクで資産運用をしたい人
・資金が必要な時期が決まっている人
・貯金が苦手な人
保険もリスクがゼロではありませんが、ほかの投資商品に比べると低いので、資産運用初心者やリスクを取りたくない方に向いているでしょう。
また、自分で満期を設定できるタイプの貯蓄型保険は、「15年後に子供が大学に入学するからお金が必要」など「○○年後にお金が必要と決まっている方におすすめです。保険料が自動的に口座から引き落とされて積み立てられるので、貯金を始めてもすぐにやめてしまうという方にもよいでしょう。




 

保険で資産運用をする際に気を付けるべき点は?

毎月支払う保険料を事前にシミュレーションしましょう。重要なのは、将来の収入を考慮することです。
貯蓄型保険の保険料は掛け捨て型保険よりも高い上に、長期間支払い続けなくてはなりません。今の収入なら楽に支払えるとしても、病気になったりお子様が生まれ仕事を今まで通り続けられなくなったり、収入が変化する可能性は十分考えられます。
保険料が支払えなくなって途中解約するといった事態を防ぐためにも、収入が減ったときのことを考えて保険料を決めるとよいでしょう。
また、保険で資産運用をする場合、加入期間が長いほど返戻率が上がります。しかし、加入期間が長いと、保険料の支払いが負担になるかもしれません。
「解約返戻金をたくさん受け取りたい」と安易に加入期間を長くするのではなく、将来必要な資金や、そのために必要な返戻率を計算して加入期間を決めましょう。定年のように収入が下がる時期がわかっているなら、定年までに保険料の支払いが終わるように払込期間を調整するのもおすすめです。

貯蓄型保険はもしものときの保障の確保だけでなく、資産運用にも役立ちます。保険に加入するだけで資産運用ができるので、資産運用初心者や低リスクの資産運用を希望する方でも始めやすいでしょう。
ただし、初心者向けといっても、投資に関する知識があったほうが有利です。まずは自ら学ぼうと意識していただき金融リテラシーを上げ資産運用にチャレンジしてみましょう!

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5年  年間相談件数: 200件

  所属:

株式会社たくす パパとママとこどものほけんハウス

  住所:

愛知県 西尾市下町御城下23番地1 おしろタウンシャオ敷地内

 取扱い:

生命保険14社 損害保険4社

相談内容:

生命保険の加入/見直し, 損害保険の加入/見直し, ライフプラン, セカンドライフプラン, 資産運用, 相続対策, 税金・節税対策, 事業承継, 法人コンサルティング

保有資格:

生命保険募集人, 損害保険募集人, FP (ファイナンシャルプランナー) 2級, AFP (アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)

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