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生命保険 月の予算の決め方!結論!

閲覧数:824

公開日:2021-05-31

更新日:2024-04-21

この記事を執筆した保険プランナー

渡邊史郎

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  経歴:

7年 

  所属:

株式会社インシュアランス・ワタナベ

 取扱い:

生命保険1社 損害保険0社

保有資格:

生命保険募集人

読みやすさを重視し、太字だけ読んでも、理解できるよう構成しています。
太字でない文章は、その根拠などをだらだらと書いています。

保険は、予算がすべてです。

予算の決め方のヒントを書きます。忙しい方のために結論から言いますと、
月に5千円~1万円で十分な方がほとんどです。

まずは5つの項目を把握してください。


①貯金額と、貯金力

②収入と、収入源リスク

③公的保障おさらい

④団信の有無

⑤保険に対する考え方


以上の5つから勘案し、月の予算を決めていきます。
めんどうに感じるかもしれませんが、ひとつひとつ割とすぐにわかります。

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①貯金額と、貯金力


現在の貯金残高と、現金に換えられる資産を把握してください。
 
生命保険の役割は、「予期せぬ急な出費」への補填です。
貯金がある程度あり、また継続して貯金していけるだけの家計のしくみづくりができていれば、保険はスリム化できます。
病気のときの出費のための貯金ということであれば15万~50万あれば、おおよその入院などにひとまず耐えられるでしょう。
15万円の貯金、できていますか?


 

②収入と、収入源リスク


現在の収入は夫婦で2馬力でしょうか。それとも1馬力でしょうか。
また、1馬力だったとして、給与収入だけでしょうか。
小さくても副業による事業収入や、バイト収入がありますか。

収入源がひとつより、それ以上の方がリスクは少なくなります。

また、ケガをしたり、入院した時に、手当は、お勤め先からいったい何割ほど出るのでしょうか。
出ない場合も多いです。

社会保険料を払っている一般的な会社にお勤めであれば、
のちに説明する傷病手当金がありますので、収入がゼロになるということは考えにくいはずです。小さな会社でもです。
さらに、会社によっては、福利厚生制度によって、休業補償や病気休暇の規定などさまざまなルールが制定されています。
ざっくりでよいので、把握することが必須です。

★地方公務員、国家公務員の方は、月の医療費は最大でも2万5千円までしかかかりません。
詳しくは、各自治体のホームページに掲載されていて、難しい文章で書かれていますが、↑要するに2万5千まででいいよ書かれています。


 

③公的保障おさらい


傷病手当金、遺族年金、高額療養費制度
この3つは、理解してください。


「え~難しそう。そういうことは、保険屋さんがかみ砕いて説明してよ」
と言われそうです。

ですが、まずはこの3つを理解するだけで、世界が変わりますので、検索してください。

「傷病手当金 もらえる人」
「遺族年金 いくら」
「高額療養費制度 わかりやすく」
こんな感じで、検索を。
追加のキーワードひとつ加えるだけで、かなりほしい情報に近づけますよ!


遺族年金くらい知ってるわい!と言われそうですが、
自営業の方にはどうとか、こどもがいる場合と、そうでない場合はどうだとかは、ご自身にあてはめて把握してください。

教室で学んだ知識は、なぜか脳内の、『学校・勉強』関係のフォルダに入っていませんか?
この際、『生活に関する常識』のフォルダに引っ越してください。

余談ですが、にんげんの知識は、引き出し=フォルダを間違えたら、うまく出してこれない仕組みになっています。

・傷病手当金 =病気でもケガでも、4日以上休んだら、給料の2/3が国からもらえる制度
・遺族年金  =お父さんやお母さんが死んだら、家族に毎月ねんきんが国から入る仕組み
・高額療養費制度 =一般的な収入の家庭だと、医療費は月に最大8万円くらいになる制度


ご存じでしたか?
特に、傷病手当金に該当する方はかなり多くいらっしゃると思いますし、コロナでの自宅待機も該当するかもしれません。
未確認なので、へたなことは書けませんが、気になる方は調べてみてください。


 

④団信の有無

保険の役割は、大きなリスクに備えることです。
家のローンを組むときに団体信用生命保険、だんしんに加入することがほとんどです。
家のローンが あるか ないか、それは だれの名義か
そして団信に加入しているか を把握してください。


団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が亡くなってしまった、重大な障害を負ってしまったという場合に、ローン残額の肩代わりをしてもらえる住宅ローン専用の保険のことです。 ローン契約者に万一の事態が発生しても、契約者家族が経済的に困窮することのないようにするための生命保険です。


 

⑤保険に対する考え方


上記、4つを知ったうえで、保険に求めるものを考えて、月々の予算を決めてください。

この国のすばらしい公的保障を知ってから考えることがとてもたいせつです。

個人によっていろいろと考え方や、姿勢があります。
例を列記します。

・がん家系だからがんが心配、がん保険だけは入っている
・貯金がないから、保険は必要だから手厚いのに入っている
・保険は当たり前だと思ってずっと昔から続けている
・親にすすめられるままに入っていた
・いろんな保険のプランを比較して加入した
・かんぺきな保険を求めて調べに調べて加入した
・なんとなく保険に入らずに来た
・結婚してはじめて保険について考えた
・安い保険料だから変えずに続けている
・保険はよくわからないので入っていない

すべてよくある考え方です。
当てはまるものはありましたか?
改めて、ご自身の保険に対する考え方を整理してみてください。

さて、
保険に対する考え方を整理し、公的保障と照らし合わせたら、
月の保険料の予算を決めましょう。

実は、①の貯金力が大きく関係します。

貯金が50万円以下のひとは、まず50万円貯める仕組みづくりに取り組んでください。
そして、50万円が貯まったあとは、ほんの少し、毎月5千円でも3千円でもかまいませんので、
継続して貯めるちからをつけていきましょう。

50万円というのは、いざというときの入院費と生活費です。
生活レベルはひとそれぞれですが、ひとまずこれだけあれば、難局をひとしのぎできます。
※絶対なくてはダメ、という金額ではありません。

あとは、ご自身のおかれた環境によって、優先度の高いことに保険をかけてください。

●お子さんが未成年であれば、教育資金が不安ですね。
 →成年するまでにトータルで住居費に困らないだけの定期保険を掛け捨てで入っておく。
 →教育資金は、保険とは無関係とし、資産形成をしていくだけ。

●たばこ吸っていて、がん家系ですと、奥さまは心配ですね。
 →がん保険だけは最低限入っておくのはあり、しかしシンプルに。
 →がんであろうが、高額療養費制度や傷病手当金は使える。プラン選択は冷静に。

●シングルマザーで、自分に何かあったらこどもが心配
 →公的保障を最大限使い、貯金力をあげる。決して身を削らない。体力も、経済力も。
 →自治体によるが、シングルマザーへの助成はしっかり活用する。

上記はすべて、保険会社からカモにされてきた人たちです。
後半部分をうまく保険商品に当てはめることは、保険屋からすれば朝飯前です。
そして、悪意はありません。
心配や不安を保険商品で極力うすめるのが、保険屋さんの仕事です。


 

大事なのは、不安な未来のためにかける保険ではなく、不安をぬぐいされる仕組み作りです。


「大黒柱のお父さんに何かあったら大変・・・」
「がんになったら、治療費が数百万かかる場合も・・・」
「たったひとりのお母さんにもしものことがあったら・・・」

まわりの人の言葉は、悪意はなくとも、このように、不安をあおる言葉もあります。
保険屋さんだけでなく、ご家族からこのように言われた方もいらっしゃるはずです。

なぜなら、誰も先のことはわからないからです。

不安は、知らないから不安です。
先のことがわからない不安からは解放されませんが、
知ること・把握することで、将来のリスク管理ができることを多くの人に知ってもらいたいです。

まとめます。

「もしも貯金」の50万をとりあえず貯めて、できれば収入源は2つ以上もって、
公的保障3つを理解して、ローン組むなら団信入って、
保険は必要最低限にして、貯金・資産を増やしていこう。

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  経歴:

7年 

  所属:

株式会社インシュアランス・ワタナベ

  住所:

京都府 京都市右京区京北下熊田町 16-7

 取扱い:

生命保険1社 損害保険0社

相談内容:

生命保険の加入/見直し, 税金・節税対策, 資産運用, 不動産

保有資格:

生命保険募集人

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