自分の親が、加害者となるその前に！！ | ほけん知恵袋

高齢者の自動車事故が増えています。。。

もう後、5年を切りました。
『2025年問題』みなさんは、把握されているのでしょうか？
2025年、いわゆる団塊の世代の多くが75歳を迎え
後期高齢者の人口が約2200万人
日本の人口からすると
成人の約四分の一が後期高齢者
ということになります。

そして、それと同じく、
日本の道路には高齢者ドライバーが溢れかえるということになると思います。

この記事をご覧になっている方は
お若い方が多いと思われます。
７０歳以上のご両親をお持ちの方は、
親の運転で一緒に、どこかドライブに出かけてみてください。

親の車に乗るなんて久しぶり。
小さい頃の思い出が、、、
なんて、、、

思えるのは束の間で
色々と気づくことが多いと思います。

免許の返納という言葉が
頭をよぎると思いますが
そんな簡単に返納できるものでも有りません。

私もそうですが、
運転について、とやかく言われるのは
イラっとくるものです。

そこで、ぜひ。
検討材料として
ドライブレコーダーをつけることをおすすめします。

ドライブレコーダーは、数あれど
保険会社の特約でつけられるドライブレコーダーを
オススメします。

●事故時に事故カスタマーセンターに自動発報
●事故映像記録が保険会社の検証材料になる
●運転レポートが出せる

などの機能があります。

ただでさえ、記憶が曖昧な事故現場。
高齢者となっては、多くのことが不明になります。
重大な証拠として役にたちます。

ここで、知り合いの体験談をご紹介します。

セミナー講師として参加した
とある葬儀会館のイベントで、空き時間にせっかくなので
７０歳以上の方限定で、運転診断のイベントを
開催したそうです。
３５名ほど、ご参加されました。
その結果、
２名ほどの方が、
「私の車は、アクセルとブレーキ、逆にあるなぁ～」
と、おっしゃってた方がいたそうなんです。
そして、
右足をアクセル、左足をブレーキにかけたまま
運転している方が、、、５名ほど。
その他、若い世代では、想像もつかないことが
次々と。。。
ニュースで流れていることが
現実で起きるのを目の当たりにし、
アクセルとブレーキを間違って踏んでるんじゃない。。
アクセルだと思って、ブレーキを踏んでるんだ。
と。

ご参加の高齢者の皆さん、
会場には何で来ていたか。。。
そう、
『車』で来ていたんですね。

それを聞いて、私は
本当に、ゾッとしました。

みなさんもぜひ、
ご両親とドライブに出かけてみてください。

これから紅葉のシーズンです。
そして、GOTOトラベルもあります。

久しぶりに、、、と誘ってみてください。

また、
高齢者の方は、年金暮らしだから
と、自動車保険の内容を、とにかく安く、と
十分ではない『内容』に加入されていることも。。。

免許返納の話は、感情的になるといいます。
この手の話し合いは、
なおのこと客観的なデータがモノを言います。
ドライブレコーダーの運転レポートや
タクシーの利用、
家族の協力も提案しながら
家族で会議を開いてみてください。

案外、、、
車の維持費用などより
適宜、タクシーやバス利用が、
負担ない場合も。。。

生活収支のご相談もぜひ！！

人生の最後を
加害者として終わらないように。