火災保険の補償について
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kopitesさん
(40代)
最近、テレビや雑誌などで火災保険の改定があるという話を聞き、
現在加入している火災保険を見直してみようと思いました…。
火災保険には自然災害の補償以外にも色々な補償があると聞きましたが、どんな補償があるのですか？
またお薦めの補償などがありましたら教えてください。
ご質問ありがとうございます。
火災保険の見直しを考えていらっしゃるようですね。
kopites様のおっしゃる通り、火災保険保険料は２０１９年１０月に多くの地域で値上がりします。最近の自然災害の影響で保険金事故が多発していることが原因であり、保険料についてはこれまでよりも更に２割程度上がるご家庭もあるとのことです。
また、補償につきましては自然災害以外に様々なものがあります。その中でも考えて一度ご検討頂いたいのが、「家財」と「個人賠償」です。
家財については、多くの方が「うちの家財の金額なんてたかがしれてる。」とよくおっしゃいますが、そもそもご自宅にある家財の総額を把握されていますか。家財は、一般的に世帯主の年齢と世帯数によって金額が上がるものと言われます。一世帯当たりの標準的な家財評価額は、単身世帯で３００万円程度、世帯主５０歳の３人家族では１，６００万円程度にも上ると言われます。この家財評価額の保険を必ず用意しなければならないという訳ではなく、それぞれのご家庭で必要な金額を決めたうえで加入する方法が良いと思います。
個人賠償については、最近では自転車の死亡事故等で１億円近い賠償命令が下ることも珍しくない事から、様々な保険に特約として付けることができます。その中でも火災保険に付ける事をお薦めする理由は、火災保険が比較的長期で契約するものだからです。保険期間の短い保険に特約として付けておいても、いざという時にその保険が満期を迎えていたり、解約していたら困ります。
その他にも多くの補償や特約はございますが、補償や特約を増やせば当然保険料は上がりますので、現実的には、いざ万が一が起きてしまった時に１０００万円単位で経済的損失が出てしまうものを、最優先に補償として選ばれるのはいかがでしょうか。
2019-09-09
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