生命保険について | 保険Q&A | ほけん知恵袋

mikuroさんご質問ありがとうございます。

実は、医療保険やがん保険にすでに加入している方からも、このようなご質問は最近非常に多く頂きます。
「がん保険に入っているのに、がんになってしまった時の不安が消えないのはなぜでしょう。」その原因の一つに、多くの方はがんになった時に何にお金がかかるか分からないまま、がん保険に加入されているからだと思います。
一般的に、がんは進行度に応じてI～Ⅳまでの４つのステージに分類されます。ステージが高いほど、治療が高額になり、闘病生活が長期に渡ると言われます。ただ、逆に言うとステージが低い段階でがんが発見できれば、治療費もその後の闘病生活も長引かずに社会復帰できる可能性もあると言えます。ですので、定期的にがん検診や健康診断等を受診するという事は、改めてとても大切だと思います。
では。実際ステージの高いがんになってしまった時の心配事を考えると、大きく３つあると思います。「治療費」、「闘病中の生活費」、「退職や転職に伴う収入ダウン」の３つです。ご加入されているがん保険の保障内容は、そもそもこの３つを保障出来ているでしょうか。
備え方としては、がん保険以外にも預貯金や貯蓄性のある保険等でも可能です。
まずは仮にご自身ががんになってしまった時に、QOL（生活の質）を維持できるかという観点で、がんに備えることをお勧めします。

2019-10-19

mikuroさん,ガンが気になりますね。

若い女性の方の場合は「乳がん」などの関心が高いようです。

確かにテレビやマスコミ等で、ガンの特集をしていますから不安を掻き立てますから
色々と新派になる事も多いのではないでしょうか。

「がん保険には入っていますが、それだけだと何となく足りないような気がしています。
ガンに備えられるような保険が、がん保険以外であるのでしょうか。」

確かに、お気づきのままです。

癌に罹患した場合、まずは治療をする事が大前提となります。
皆さんがご存知である「先進医療」など一般的に医療保険等に付帯している
特約ですが、「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症
（対象となる疾患・症状等）および実施する医療機関が限定されています。
また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。

しかし、先進医療は健康保険診療治を充実するためのフルターにしかすぎません。
自由診療領域は高額な費用を健康保険診療にすることができないので民間の保険会社と皆様の保険料負担で構成されいる為に完璧ではありません。

特定の保険会社では自由診療の治療費を癌拠点病院で治療した場合に全額お支払するところもあります。

癌に罹患した場合は癌のステージでも違いますが、ご自身のお仕事も出来なくなるか、制限が入ります。
癌の治療を中心とした生活になるからです。

そういった点では所得補償などの保障なども必要です。

「癌と戦う」といったテーマは話せばきりがないほどです。
ご自身も含め、ご家族の事もご一緒にお考えになられてはいかがでしょうか。

こやなぎ

2019-10-19